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解説

舞台劇に脚色して好評を博したハッチンスン・ボイド氏の小説をアーサー・リップリー氏、エワート・アダムソン両氏が映画劇に改作脚色し「与太奮戦記」「紅白乱舞」のデル・ロード氏が監督したもので主演者は「ブロードウェイ(1929)」「都会の哀愁」のグレン・トライオン氏「サーカス」「ブロードウェイ」のマーナ・ケネディ嬢の2人で、他に「夢の港」のオーティス・ハーラン氏、ベージル・ラッドフォード氏、クラレンス・バートン氏その他が助演している。カメラはジュリー・アッシュ氏が担任。

ストーリー

結婚の当日になってフレディー・ファーレルは今役者のミリアム・ロックが父親と一緒に富豪スタンディッシュの船へ乗って遠洋航海に出てゆくことを知った。ミリアムはフレディーを愛していたが父親のロックは彼が貧乏人であるのを嫌ってスタンディッシュとミリアムを取り結ぼうとしている。フレディーは船に泳ぎつきロック家の別荘を借りうけそれで一儲けする名案を立て狂人扱いにされているハリソンの言葉を利用してロック邸はその昔、海賊の隠れ家だったと宣伝を始め避暑客ホテルとして開業することになった。世の中には馬鹿が多いもので、この噂と宣伝に吊られ避暑客gこのホテルに殺到しフレディーは大金を手に入れることが出来た。ところが探偵と称するマーティンという男がイカサマ営業をやったかとでフレディーを捕縛すると言うので彼は死に物狂いになって滞在客の追い出しをやる。しかし避暑客は海賊の隠して行った宝を探すのが目的なのでフレディーなどは眼中になく廊下といわず壁といわずありとあらゆる場所を破壊して大金儲けをしやらと企てている。フレディーと腹を合わせた女中や遠洋航海から帰って来たばかりのロックまでがこの話しを信用して宝探しに熱中する。乱暴な客はダイナマイトを使って土地の発掘を試みロックの別荘は粉々になってしまう。偶然におフレディーの足元に宝玉類に輝く手箱が現れた。これこそは探偵と称するマーティン一味か某富豪を襲って略奪して来た盗品と判り狂人を装っていたハリソンこそは真物の探偵であることが分明した。そこでフレディーは悪漢捕縛援助の意味で莫大な賞金を貰い爆破によって偶然にも海水がロック邸敷地へ流れ込み1つの入り江となったので絶好の遊園地が出来上がった。大成功者としてのフレディーはついにロックからも許されてミリアムと結婚することになる。...

作品データ

原題 Barnum Was Right
製作年 1929年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

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