可愛いフランス娘

解説

アン・ダグラス・セジウィック女史作の小説を映画化したものでジョン・ラッセル氏が脚色し「ピーターパン(1924)」「人生の舞台裏」等と同じくハーバート・ブレノン氏が監督の任に当たった。主役に「ピーターパン(1924)」「万里一走」等出演のエスター・ラルストン嬢、「素晴らしいある人生」等出演のニール・ハミルトン氏、「女心」出演のアンソニー・ジョウィット氏等が共演している。

1925年製作/アメリカ
原題:The Little French Girl

ストーリー

欧州大戦中英国将校オウェン・ブラッドリーは恋を弄ぶフランス婦人のヴェルヴィエ夫人に魅惑され彼の家族も許婚も打ち捨て顧みなかった。夫人の娘アリクスは無邪気な少女で母の乱行を知らずにいたのでオウエンは少女心を害うに忍びず英国の己の実家に送ってアリクスを育てさせた。オウエンが死亡し平和が克復しアリクスがブラッドリー家の一員となってから母のような婦人の世間的地位を知った。そうして亡きオウエンの許婚トピーが修道院に入ろうとしているのを知った時しかもオウエンの弟ガイルスがトピーに恋しているのを知った時アリクスはオウエンとヴェルヴィエ夫人との情事をトピーに告げた。トピーは婦人を罵った。アリクスは母を悪いように罵られて悲しみフランスに帰った。トピーは決心を翻さず遂に修童女となった。ガイルスはアリクスの身の上が気遣われてならないので後を追い渡仏した。驚くべきことにはヴェルヴィエ夫人の情人アンドレがアリクスの愛を得んとしていた。ガイルスはアリクスに己の愛を打ち明けた。母の生活の不健全なことを知ったアリクスは悦んで彼の愛を受け母も又昔の恋人の一人と結婚して身を固めた。

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