雁(1921)
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解説

「扉の後」などの原作者ガヴァナー・モリスの原作をドナー・ダーレルが脚色し、アルバート・カペラーニが監督した社会劇で、主役は「三銃士(1921)」で久しぶりに紹介されたメアリー・マクラレン。ホームズ・イー・ハーバートが相手役をつとめている。

ストーリー

雁という鳥は夫婦の情が濃かな鳥であって一方が相方を失った時には嘆きの余り自分の身さえ滅ぼすほどである。それは人間の良き種類即ち誠の心を持つ人々の典型である。ニューヨークロング・アイランドに住む有名な書家フランク・マナーズの妻ダイアナは良人から非常に愛されていたにかかわらず我侭に育ったため、人間の真の愛を知ることが出来なかった。富豪ヘースティングス家の晩餐に招かれた際、知り合いになったフェンという男の甘言に乗せられ良人の愛を振り捨て、1人娘を連れてその男と家出を計った。書家フランクは妻を失ったことを悲んだ揚げ句、思いつめて2人を殺そうとまで決心したが、富豪の妻に慰められて思いとどまり、悪人のフェンは富豪の犠牲的行為によって非業な最後を遂げる。迷いの夢から醒めたダイアナは始めて人生の真の幸福を悟り、良人の元へ帰って来たので家庭は以前にも勝る楽園にかえり子供の心も傷けずにすんだ。...

作品データ

原題 The Wild Goose
製作年 1921年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

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