帰って来た男

劇場公開日:

解説

西部劇の数々を生んだソール・アーキンスの製作。「暗黒の恐怖」のエドナ・アンハルトのシナリオを「暴力部落」「死の谷」のリチャード・L・ベーアが演出した西部劇アクションもの。出演者は「二人でお茶を」「回転木馬」のゴードン・マックレー、「帰らざる河」のロリー・カルホーン、「ギャング紳士録」のジュリー・ロンドン。他にジャック・ホルト、フレッド・クラークなど。尚、撮影は、「地上最大のショー」ペヴァレル・マーレー、音楽は「果てしなき決斗」のデイヴィッド・バトルフが担当した。

1950年製作/アメリカ
原題:Return of the Frontiersman
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1963年10月23日

ストーリー

シェリフ、サム・バレット(ジャック・ホルト)の息子ローガン(ゴードン・マックマレイ)は、昔口論したことのある牧場主の殺害事件の嫌疑をかけられ留置所へ放り込まれてしまった。彼の親友で新聞記者のララビィ(ロリー・カルホーン)がある夜密かに拳銃を房の中に投げ込んでやり、ローガンは脱出させた。時を同じくして覆面の一団が銀行を襲って行員の数人を傷つけたが、そのボスらしい男がローガンに酷似していた。当のローガンは医師の娘ジャニー(ジュリー・ロンドン)を人質として自分の無実を証明する決意をしていたが、ある時2人は覆面の一団が強盗を働いているところを目撃した。彼がララビィに相談するために捜索隊の目を逃れて新聞社の編集室へ忍び込んで、これまでの事件を陰で操っていたのが親友であった証拠を発見した。ローガンはすぐ父サム・バレットら捜索隊とともに、ギャング団の隠れ家へ急襲した。そして、ローガン、サムのバレット親子の前に一味は検挙された。彼の無実は証明された。ジャニーの信頼と愛も深くなったことは勿論である。

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