女の道

解説

昨年八月発売されたノーマ・タルマッジ嬢主演の人情劇で、対手は「笑みのたたり」「二週の後」等に出演したコンウェイ・タール氏。監督はメエ・マレイ嬢の夫君で、嬢の数多くの主演劇を監督をしたロバート・レオナード氏。原作はユージーン・ウォルター氏の“Nancy Lee”である。

1919年製作/アメリカ
原題:The Way of a Woman

ストーリー

ナンシー・リーの両親は、今は落魄して居るが、我が家筋を自慢にして彼女の恋人のアンソニー・ウィアーは金はあるが系図が新しいからとの理由から、娘との結婚を許さない。ウィアーは憤然旅に去った。ナンシーも不平満々、半ば自棄で紐育の放蕩者を夫としたが、彼は程なく借金丈けを残したまま死んで終った。其日の暮しにも事欠くナンシーは、昔の恋人ウィアーの甥ダグラスを、金持ちと信じて金を借りた。然しダクラスは彼女に金を貸す為に銀行の金を費消して居た。之を知ったウィアーは、彼女に向って昔の薄情を責め、甥が犯罪を犯したのは汝の罪だと罵るのであった。然しナンシーはダクラスは金があると信じて居た事とて、身に覚えなき濡衣である。遂にウィアーの眼の開く時が来た。彼はナンシーの行方を苦心して捜し、我が軽卒を詫びて彼女の許しを乞うた。

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