おもちゃの王国

劇場公開日:

解説

特撮をふんだんにとり入れたミュージカル・ファンタジー。監督はジャック・ドノヒュー。ヴィクター・ハーバート、グレン・マクドナフのオペレッタを、ジョー・リナルディ、ウォード・キンボール、ローウェル・S・ホウリーが脚色。撮影はエドワード・コールマン、音楽はジョージ・ブランス、特殊効果はユースタス・ライセット、ロバート・A・マッティ、おもちゃのシーンはビル・ジャスティス、ザビエール・アテンシオ、アニメーション効果はジョシュア・メドール、編集はロバート・スタッフォードがそれぞれ担当。出演はレイ・ボルジャー、トミー・サンズ、エド・ウィン、アネット、ヘンリー・カルヴィン、ジーン・シェルダン、トミー・カーク、メリー・マッカーティなど。オリジナル版は106分。

1961年製作/81分/アメリカ
原題:Babes in Toyland
配給:ブエナ
劇場公開日:1970年3月21日

ストーリー

マザー・グース(メリー・マッカーティ)の村は、人気者のトム(トミー・サンズ)とメリー(アネット)の結婚で大さわぎ。メリーに横恋慕していた魔法使いバーナビー(レイ・ボルジャー)は、子分のゴンゾルゴ(ヘンリー・カルヴィン)とロデリゴ(ジーン・シェルダン)に命じ、トムを海で溺れさせ、さらにメリーが6人の子供たちと飼っていた羊を盗ませた。メリーはあきらめてバーナビーと結婚しようとしたが、海に捨てられずに、ジプシーに売り渡されていたトムが、彼女のもとへ戻ってきた。大喜びのメリーが家へ戻ってみると、子供たちが“出口のない森”に羊を探しに出かけたあとだった。あわててトムと、子供のあとを追い、バーナビーも子分をつれて“出口のない森”の中へ入って行った。そこでようやく子供たちを見つけたが、動く大木につかまり、皆オモチャの国へつれていかれてしまった。そこで、おもちゃ屋(エド・ウィン)と助手のグルミオ(トミー・カーク)を助けて、皆はクリスマス用のおもちゃをつくりはじめた。ところが、その夜グルミオが発明した魔法銃がバーナビーの手にわたり、メリーを残した全員が小人にされてしまった。怒ったトムはおもちゃの軍隊を使ってバーナビーを攻撃。メリーの助けで、小人になったバーナビーをやっつけてしまった。そして、もとどおりに戻ったトムとメリーの結婚を祝い、マザー・グース村では、世にもすばらしいパーティが開かれた。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第34回 アカデミー賞(1962年)

ノミネート

作曲賞(ミュージカル) ジョージ・ブランス
衣装デザイン賞(カラー) ビル・トーマス

第19回 ゴールデングローブ賞(1962年)

ノミネート

作品賞(ミュージカル)  
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