おとぼけ先生

劇場公開日:

解説

「ねずみの競走」のロバート・マリガンが監督した喜劇。ロバート・クライトンの原作をライアム・オブライエンが脚色した。撮影はロバート・バークス。音楽を受けもったのはヘンリー・マンシーニ。出演は「スパルタカス」のトニー・カーティスほか、エドモmmゾ・オブライエン、新人ジョーン・ブラックマン、アーサー・オコンネル、ゲイリー・メリルなど。製作ロバート・アーサー。

1961年製作/アメリカ
原題:The Great Impostor
配給:ユニヴァーサル
劇場公開日:1961年2月23日

ストーリー

マーチン・ゴダードの偽名で離れ島の小学校の先生をしていた、ファーディナンド・ウオルト・デマーラ2世(トニー・カーティス)の平和な生活は、ある日突然警官の出現によって破られた。彼は寄代のペテン師として追われる身の上だったのだ。――彼のペテン師としての出発はまず軍隊にはじまる。学歴がないと士官になれないと知って陸軍をとび出した彼は、正式の軍隊書類と、大学教師ギルバート博士の身分証明を手に入れ、海兵隊に入隊した。司令官は感激して彼を士官に推薦しようとして、書類をF・B・Iに回したので、彼はここからも姿を消さねばならなかった。次は修道僧になりすました。だが、上役(レイモンド・マッセ)から、自己を犠牲にする生活に適当でないと言われて、そこも飛び出さねばならなかった。そこで待っていたのは陸軍刑務所であった。脱走兵として彼は捕らえられたのだ。ここを出獄した彼は、今度はこともあろうに陸軍刑務所長の身分をかたって、J・B・チャンドラー(アーサー・オコンネル)が所長をする刑務所に就職した。そこで彼は看守の娘である美しいユーラリーの愛情を得た。だがこれもつかの間の平穏だった。刑務所の同刑者におどされて、ここからも姿を消した。さて今度は医者の番だ。カナダの医者モーネイ博士になりすました彼は、まんまとカナダ海軍に入隊、朝鮮戦争中駆逐艦で奇跡の手術を成功させ、新聞にも報道される始末。そのため皮肉にも彼の身分がバレてしまった。そして離れ島の先生になっていたのだが――捕らわれた彼は連行される途中逃げ出した。そして国務省が彼の捜査の援助を頼んだ警官というのが、デマーラ2世の7度目の変装であった。

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