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解説

「操人形糸違い」「ブラッド・シップ」等出演のジャクリーン・ローガン嬢の主演する映画で、エドワード・チャイルズ・カーペンター氏原作の舞台劇に基づき、「沈獣」「東へ向く3つの顔」等と同じくルパート・ジュリアン氏が監督した。改作並に撮影台本はビューラー・マリー・ディックス女史の手になった。ローガン嬢の相手役は、「港々に女あり」出演のロバート・アームストロング氏と、「学窓の思い出」等を監督したこともあるアラン・ヘール氏との2人で、ヘドウィック・ライヒャー嬢やジェームズ・ブラッドベリー氏等がそれを助演する。

ストーリー

この物語はオーストリアを背景として展げられる。あるサーカス団が、町に入って来た。ところが、このサーカス団の行く先き先きで、不思議な殺人事件が必ず起こるのである。今日もホルウェグ夫人の家で女中2人がその噂をしていると、女主人が、何者にか殺された。驚いた女中2人が4辺を見ると、小柄な老婆が逃げて行くのが眼に映った。この打続く殺人事件に、探偵長ヘルマン・ベルリッツは、ヴォードヴィで働いている美しい豹使いの女パウラに、くだんのサーカスに住み込み、その殺人事件の真相を探ることを委頼した。恰度、パウラは、彼女の恋人クリスが金がなくて困っていた際とて、ベルリッツの賞金2万ロクニンという金を当てにして、この危険な任務を引き受けることにした。パウラは、豹使いとしてサーカスに雇われ様と思ったが、サーカスの持ち主プレスネルは既に豹使いとして、ヘクトールを雇い入れているので今更パウラを雇うことが出来なかった。パウラは周囲の人々に眼をくばった。ヘクトールも、コサックの馬乗りのケーザルも、その他の人々、孰れもが怪しく思われた。ケーザルは馴らした類人猿を飼っていた。その内に、ヘクトールがまた何者にか殺された。パウラは斯くてサーカスに一団に加わることが出来た。そして人殺しはこの類人猿の仕業で、ケーザルが猿に老婆の服を着せて蔭で使唆している事実を探り出した。彼女はベルリッツを呼び迎えた。が、ベルリッツの到着前、パウラが豹に襲われた時、ケーザルは死地から彼女を救った。ベルリッツは到着したが、今となっては命の恩人であるケーザルをパウラは犯人として引き渡すことは出来なかった。その間、クリスは類人猿に襲われ、危く見えた。納りは、どうなるであろうか?...

作品データ

原題 The Leopard Lady
製作年 1928年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

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