追いつめて殺せ!

劇場公開日:

解説

「大いなる西部」で脚色を担当したロバート・ワイルダーの小説「ケシの果実」を、デイヴィッド・カープが脚色、俳優出身のブライアン・G・ハットン(「OK牧場の決斗」「聖なる漁夫」「インターン」などに出演)が監督したGメンの活躍を描くアクションもの。撮影は「0011ナポレオン・ソロ ミニコプター作戦」のフレッド・コーネカンプ、音楽は「暴力脱獄」のラロ・シフリンが担当した。出演は「ナポレオン・ソロ」シリーズのデイヴィッド・マッカラム、「特効大作戦」のテリー・サヴァラス、「歌え!ドミニク」のリカルド・モンタルバンほか。製作はホール・バートレット。

1968年製作/アメリカ
原題:They only kill Once
配給:MGM
劇場公開日:1968年7月3日

ストーリー

ニューヨークのイースト・ハーレムで麻薬常用者の手入れがあった時、1人の若者が捕まえられた。ところがこの男はソル・マドリッド(デイヴィッド・マッカラム)という麻薬Gメンで秘密結社マフィアの手に流れる麻薬ルートの捜査にあたっていたのだ。ちょうどこの頃、マフィアの人間コンピューターといわれる男ハリーが、若ボスディノの情婦ステイシー(ステラ・スティーヴンス)と一緒に、組織の金50万ドルを持ち逃げしたというニュースが入った。ソルは2人を追った。まずステイシーをとらえ、ハリーはアカプルコにいることをつきとめた。ハリーは麻薬取引の大物エミル・ディートリッヒ(テリー・サヴァラス)の広大な屋敷にかくまわれていた。ディートリッヒは、かつてマフィアと大きな商売をしていた男だが、2年前にけんか別れして以来、今もいがみあっている。ソルはディートリッヒにとり入り、単独で麻薬の取引きをし、大成功を収めた。これでディートリッヒの絶大な信頼を得るようになった。そして、彼のもとで次の大仕事、300万ドル相当の麻薬を集める仕事をもスタートさせた。この頃、マフィアのディノがアカプルコに乗り込み、ステイシーを拉致し、ヘロイン患者にしてしまった。そして、その夜、ディートリッヒの屋敷を出たハリーが何者かに殺された。翌晩、ディートリッヒの家には多量の麻薬が集められた。だがその時、ソルの合図で警官隊がなだれこみ、この麻薬の本拠は壊滅。直後、ソルは仲間のハリスコと対決した。誰も知らないはずのステイシーの隠れ家やハリーの殺害、ハリスコがマフィアと通じているとしか、ソルには考えられなかったからだ。ソルはステイシーの監禁場所をハリスコから聞き出した後、彼を処分した。翌朝ソルは、ディノの隠れ家を襲い、死闘を演じてついに彼を殺した。そしてステイシーはヘロイン患者として病院に送られた。

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