海の巨人(1937)

解説

「男の敵」のヴィクター・マクラグレン及びプレストン・フォスター、「科学者の道」のドナルド・ウッズ、「歌へ陽気に」のアイダ・ルビーノが競演する映画で、「太平洋横断」のフランク・ウィードが自らの現行を「愛の弾丸」のジョン・ツウィストと協力脚色し、「頓間パルーカ」のベン・ストロフが監督し、「世界の歌姫」のJ・ロイ・ハントが撮影した。助演者は「小公子」のヘレン・フリント、「青春の抗議」のピエール・ワトキン、「目撃者(1936)」のポール・ギルフォイル等である。

1937年製作/アメリカ
原題:Sea Devils

ストーリー

掌帆副長メダルス・マローンにはドリスという娘があった。彼は退役になって、酒場の女将サディーと再婚するのを楽しみにしている。ところが彼とは犬と猿の仲の水兵マイクとドリスが恋仲になった。これにはメダルスは腐って、対策としてマイクを自分の船に乗り込むよう転任させて貰い、お気に入りのスチーヴをドリスに近づける。ところが彼が嫌うマイクは勇敢な水兵であることが数回の救難作業で立証され、ドリスのマイクに対する恋は冷めるどころか募る一方である。その内、メダルスは満期となり辞したが、難船救助の作業の非常招集を受ける。重傷を負っていたスチーヴが病院で死んだので、ドリスはどうしてもマイクと結婚すると父メダルスに語った。マイクも救難作業を志願して素晴らしい働きをした。メダルスは娘のために、マイクを助け、自らは難破船とともに海底に沈んだ。

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