鞍上の快傑

解説

チャールズ・ローグが書き下ろした台本により「幽霊弾丸」「曠原の覇者」等と同じくクリフォード・スミスが監督。主演はフート・ギブスン、相手役役は新進のフェイ・レイがつとめ、ロイド・ウィトロック、サリー・ロング、チャールズ・ヒル・メイルズ等が助演している。

1926年製作/アメリカ
原題:The Man in the Saddle

ストーリー

西部見物に来る漫遊客目当ての大きい牧場。そこでは都の人たちに刺激の強い娯楽を与えるために、ホールド・アップの真似事をしてみせる趣向があった。ところが案内人のローレンス(ロイド・ウィトロック)はなかなかの悪漢で、真似事でなく本物のホールド・アップをしては、金を横領していた。牧場主スチュアート(エメット・C・キング)は、顧客に損害を掛けさせないために賠償した。牧場主は射撃の名人ジェフ・モーガン(チャールズ・ヒル・メイルズ)の息子、ジェフ・モーガンJr.(フート・ギブスン)を山賊討伐に雇った。功名心に燃える若いジェフJr.は、山賊と間違えて役人を捕らえ、人々の物笑いとなる。のみならず彼は知的障害者であると思われたけれども、スチュアートの娘ポーリン(フェイ・レイ)はジェフJr.に好意を持っていたので、父に頼んで彼に今一度の機会を与えさせた。ジェフJr.が伴った一隊の中にはローレンスが入り込ませた町の妖婦ローラ・メイヒュー(サリー・ロング)がおり、野営した時にローレンスは大勢の部下を引き連れてキャンプの人々を襲い、貴重品を奪おうと企む。しかし、勇敢なジェフJr.は先の不名誉を取り返さんとひとり奮戦して大勢の悪漢を取り押さえ、役人に引き渡すことができた。彼の活躍にポーリンが喜んだのは、言うまでもない。

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