荒くれ男

劇場公開日:

解説

ジョン・C・チャンピオンとブレイク・エドワーズが共同で製作し脚色した西部劇。監督は「追いはぎ」のレスリー・セランダー、原作はエドワード・ビヴァリー・マンの小説。「追いはぎ」のハリー・ニューマンが撮影を、エドワード・ケイが音楽を担当した。主演は「怪船シー・ホーネット」のロッド・キャメロンと「拳銃無情」のゲイル・ストームで、ジョン・マック・ブラウン、ドン・キャッスル、ドナルド・カーティスらが助演する。1949年作品。

1949年製作/アメリカ
原題:Stampede
配給:日本アライド・アーチスツ
劇場公開日:1952年12月9日

ストーリー

マイク(ロッド・キャメロン)とティム(ドン・キャッスル)のマッコール兄弟は、アリゾナの広大な牧場にたくさんの牛を放牧して暮らしていた。そのころ、無頼漢のコックスとスタントンは、開拓者をだまして周辺の荒れた土地を彼らに売り渡していた。その土地の水利はマッコール兄弟の土地にある湖のダムに頼っていたのだが、マイクとティムは、誤解からかたくなにダムを開こうとしなかった。開拓者の1人ドースンの娘コニー(ゲイル・ストーム)は、気立が強く、ひとり保安官の元に善処してくれとねじ込んだが、応じてはくれなかった。ティムは、そんなコニーに夢中になってしまう。開拓者たちのダンス・パーティの夜、コニーに近付いたティムは、帰途に湖畔でスタントンらがダムを破壊しているのを発見。一戦を交えたが、射殺されてしまう。スタントン一味は更に牧場を襲い、牧牛の群れに大暴走を起こさせた。牛は断崖に落ち込み、全滅してしまう。マイクは落胆したが、気を取り直し、悪党と激しい戦いを交え、ついに一味を倒した。マイクは自分の誤解を水に流して自らダムを破壊させ、開拓者たちの土地を潤す。そしてマイクとコニーの間にも、いつしか恋が芽生えるのだった。

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