赤い谷

劇場公開日:

解説

L・L・フォアマンの小説をレスリー・セランダーが映画化した西部劇。脚色はドン・マーティン。撮影担当はエリス・W・カーター。音楽はマーリン・スカイルズ。出演するのはスターリング・ヘイドン、コリーン・グレイら。製作ヘイス・ゲーツ。

1954年製作/アメリカ
原題:Arrow in the Dust
配給:アライド・アーチスツ映画
劇場公開日:1961年10月17日

ストーリー

脱走兵バート(スターリング・ヘイワード)は酒場の主人から、遠くへ逃げれるのは幌馬車隊と一緒になるのが最良の策だと教えられた。西へ向かったバートは谷間で瀕死のペパリス少佐を発見した。バートにとっては従兄だった。少佐は酋長ラサキユラの指揮するインディアンに幌馬車隊が襲撃されたことを語り、キャンプ・テイラーに自分の遭難を告げること、そして彼に代わって騎兵隊をララミー砦まで送り届けてほしいといって息絶えた。キャンプ・テイラーも襲撃された後であった。軍服を手に入れたバートは、ペパリス少佐の肩章をつけた。幌馬車隊に追い付いたバートは、キング中尉から道案内役のクロウショーに紹介された。海千山千の西部男はバートが偽のペパリス少佐だと気づいた。そこを出発した一行は、数回にわたるインディアンの激しい攻撃に、多数の兵を失った。バートも足に傷をうけたが、クリステラ(コリーン・グレイ)という娘の手厚い看護をうけた。ところで幌馬車隊長ティロットソンは数名の無頼漢を使って、ウィスキーを満載した幌馬車を数台運ばせていた。ララミー近くの谷間で、インディアンの大集団が襲いかかった。クリステラたちも拳銃を握って戦った。無頼漢たちは重い車を崖上に運んだ。それがウィスキーでなくライフル銃と弾薬だと知ったバートとクロウショウは、車に火を放って崖下につきおとした。大爆発に、酋長はインディアンの群れに引揚げを命じた。襲撃の目的は、この武器を手に入れることだった。幌馬車隊がララミー砦に着いたとき、インディアンの重囲をついて砦に急を伝えたキング中尉が駈けよった。そして中尉はバートのために有利な証言をして、脱走罪が軽くなるよう努力すると約束した。そんな中尉を感謝の涙でクリスが見つめた。

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