劇場公開日 1995年9月2日

「愛すべき変人エド・ウッド」エド・ウッド みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0愛すべき変人エド・ウッド

2015年6月10日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

映画に対する情熱だけで大した才能もないのに、史上最低の映画ばかり作ってきたエド・ウッドは、映画監督と言う仕事を自分の天職だと勝手に決めつけていたんだろう。
その揺るぎない自信は一体どこから来たんだろうか、と言うことを考えながら大変興味深く見れました。
でも、自分の夢を曲がりなりにも実現したのだから、彼のことがちょっぴり羨ましく思えたかな。
エドの作品はどれも低予算のB級作品ばかり。当然ながら世間からは酷評しかされなかった。
だけど、後に自分の半生がヒットメーカーのティム・バートンと、大スターのジョニー・デップで映画化されたんだから、エドの人生もまんざら捨てたもんじゃなかったと思いますよ。
本作で見事アカデミー助演男優賞を獲得したマーティン・ランドー演じる往年の怪奇スター べラ・ルゴシが「フランケンなど誰にでもできる。ドラキュラは才能がいる」と怒りながら力説していたのには笑えました。
確かにそう言えるかもね。

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みつまる。