合言葉は勇気

劇場公開日:

解説

イギリス軍の軍人がドイツの捕虜収容所から人を食った手口で脱走する冒険活劇。出演は「戦艦デファイアント号の反乱」のダーク・ボガード。監督は「影なき恐怖」のアンドリュー・L・ストーン。

1963年製作/116分/アメリカ
原題:The Password is Courage
配給:MGM
劇場公開日:1963年7月8日

ストーリー

フランスの田舎道。イギリスの捕虜がドイツ兵に監視されながら歩く。そんな中の一人准尉チャールス・カワード(ダーク・ボガード)は、まんまと逃亡に成功し、敵に発見されそうになると、ドイツ軍負傷兵グループにまぎれ込み、病院のベッドへと運ばれた。が、たちまち素性がばれ第8捕虜収容所へ。収容所へ送り込まれると、今度は仲間を組織して、床下からトンネル掘りを始めた。また監視兵の信頼を得るためカワードたちが働かされている工場が火事になった時、かいがいしく働いた。ところがこの火事も、これを大火災にしたのも、みな彼の仕業だったのだ。この手柄でカワードは町に出るチャンスをつかみ、反ナチ地下組織の一員イレナ(マリア・パーシー)と接触した。彼女はカワードを信用し、カワードたちが脱走のためにいる地図を入手し、また彼らが収容所のトンネルから抜け出たとき、逃走に必要な物を供給しようと約束した。脱走計画は着々と進められた。そしてついに地下のトンネルは掘り上げられた。1人、また1人、仲間たちは次々と暗黒の中に脱走していった。カワードは町の停車場でイレナに会い、ウィーン行きの列車に乗り込んだ。さ細なことからドイツ兵に発見され、カワードはイレナを逃がすために自分をあきらめた。ぶち込まれた駅の一室には、脱走仲間がみな顔をならべていた。カワードはまた捕虜収容所に逆戻りだ。が、彼の反ナチ行為は少しも衰えなかった。そしてドイツの敗戦が最後の段階に近づいたある日、奇抜な手を用いて脱走し、進撃するアメリカ軍の中へ飛び込んだのであった。

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