天晴れ無敵王

解説

「天下無敵の猛襲」「曠原の荒武者」と同じくトム・ミックス氏主演の西部活劇で、「無下無敵の猛襲」と同じくユージーン・フォード氏が監督した映画。原作を物したのはハリー・シンクレア・ドラゴ氏で、フレッド・マイトン氏が脚色した。ミックス氏の対手役は新進のカーリル・リンカーン嬢であるが、そのほかジャック・バストン氏、ジョセフ・W・ジラード氏、それから喜劇俳優として知名だったアル・セント・ジョン氏も出演している。

1928年製作/80分/アメリカ
原題:Hello Cheyenne!

ストーリー

西部の町ローハイド。そこの雑貨店で働いていた若者トム・トラスクはある日金を積んだ馬車を御し町へ帰る途中、コディ電話会社々長の令嬢ダイアナに会った。当時、シェイエンヌ・ローハイド間の電話架設問題は同地方の視聴をひいていた。そしてコディ、オヴァランドの両会社は架設に関し激しい競争をしていた。コディ会社は資金の欠乏からとかく工事が遅延し勝ちであった。それを助けるためにダイアナは本部から給料支払に要する金を携えてローハイドの町へ来たのであった。トムはダイアナからキャムプへ金を届けることを依頼される。オヴァランド会社側ではそれを妨害しようとしたが果さなかった。その後、トムはコディの求めに応じて架設工事を手伝うこととなったのでコディ側の工事は著しく捗って行った。オヴァランド側の圧迫は日増しにつのって行き、終に電線を奪った。が、トムの努力は最後の5分間に首尾よくオヴァランド側を出し抜き得た。トムのこの働きは報いられ、ダイアナと婚し、コディの青年社長とまでなった。

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