劇場公開日 2013年11月1日

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42 世界を変えた男のレビュー・感想・評価

全121件中、1~20件目を表示

4.0勇気をくれる映画

Kさん
2023年12月29日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

黒人差別が残る時代、たった1人のメジャーリーガーの勇気あるプレーを見ることができた。

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K

4.5世界はやさしい!

2023年10月18日
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こういう素敵な実話は最高です!!

主人公のロビンソンが四面楚歌になりながらも、直向きに野球をやる姿にずっと泣きっぱなし。

もともと短気なのに、それを抑えて、ただただ実直に誠実にプレーする。

そんな彼の姿に周りが次第に変わっていく。

今でも彼の42番をつける日があるなんで、本当に優しくて素敵で、それも泣けます!

偉業をしっかり認めて、それを全員で共有するアメリカの文化は本当に素晴らしいと思います。

ハリソンフォードの【あるのは未来だけ、過去はない】
のセリフにもぐっときました。

チームメイトの中にも最初から親切にしてくれる人もいて、自分もそうありたいなと思いました。

自分の中の弱い部分に心が負けそうになった時に
勇気がもらえる作品です!

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ジジ

4.0❇️実話なのに実にエンタメ!

2023年8月23日
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泣ける

楽しい

怖い

42 世界を変えた男

🇺🇸1945年ニューヨーク州 ブルックリン

戦後アメリカの民主主義の象徴として人気が出てきたベースボール⚾️!

アメリカの球団16チーム 選手権400人全て白人だった。

ドジャースのオーナーは新たな試みとして差別と成績に立ち向かえる黒人を入れて世界を変えようとしていた。その名は『ジャッキーロビンソン』

人種差別と闘い今後の野球に新たなドアを開けた最初の黒人選手の物語。

❇️実話なのに実にエンタメ!
★彡野球そんなに興味あるなくても面白い。

◉82C点。

🟡見所。
1️⃣とにかく差別が凄い。
★彡エンタメにする為、かなり抑えていると思われるが、当時の人種差別は生命に関わる戦いだった事は伝わります!

2️⃣嘘みたいな本当のエンディング!
★彡結末もすごい事だが、エンドロールの関わった選手や子供達の結果も面白い!

😫😤🥺😱😰😨👍🏾🦶🏾🫂👩🏾👨🏾‍🦱⚾️🏆🏟️🏨📸📠⚖️📰💮

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シネマを喰らう

5.0世界を変えた

2023年8月10日
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スポーツの世界は閉鎖的で今でも差別の残る世界だと思います。また一方でスポーツ程実力の差がはっきりする世界なので人種関係無く活躍できる場所かもしれません。
この映画から、自分の感情をコントロールする事と目の前の事に全力を尽くすのか大事とのメッセージが感じられました。

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alextm

3.0戦争・平和・差別・偏見について考える映画。米の病巣

2023年6月3日
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楽しい

興奮

難しい

内容は、実話を雛形にした物語。1946〜1948年に第二次世界大戦から帰ってきた一時的な平和な時にレイシスト等数々の国内問題にボールというゲームを通じて人種差別に立ち向かうジャック・ルーズベルト・ロビンソンを主役に、幼い頃の蟠りを解消しようとする仕掛け人Dodgersのオーナーリッキーとチームメイト心が一つになり目標に向かうという爽快な物語。印象的台詞は『俺は野球が⚾️したい。それが全てだ!』一塁に来てジャッキーに肩組む背番号1と背番号42の並ぶ名シーンが絵になり良かったです。印象的な立場では、当時の有色人種の差別が激しかった時代に描かれる様々な看板や態度が群集心理として垣間見え、未だに根深く残っている問題に光が当たる様で面白かったです。印象的な場面は、まだ安全性が確立されていない時代の試合。ヘルメットなしにデットボールはかなり痛そうでした。個人的には最初のDodgersオーナーのリッキーがジャッキーを事務所にスカウトして面接するシーンで『やり返さない勇気を持っ選手になるのだ!』と激励すると同時に短期で怒りやすい💢か試す場面は心理的に心と裏腹なリッキーの気持ちもわかり涙しました。そして最後の三幕でもう一度何故自分をスカウトしたかを描く場面はカタルシスの解放を感じ涙なくしては見えないアメリカと言う国のベースボールへの思いの深さを覗かせてもらった様な映画でした。

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コバヤシマル

3.5平凡

2023年5月25日
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鑑賞方法:VOD

昔は差別が酷かったんだね。でも、物語は平凡な印象。

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hide1095

4.0新しいチャレンジ!!黒人選手がメジャーに

2023年5月22日
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なるまでを描いたストーリーでした。
今までに無いことをしたい!
メジャーリーグの歴史を覆す!

選手や、新聞記者たちの試みや困難な状況を
打破するような、快進撃がある作品でした。

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美紅

3.0ジャッキー・ロビンソンが「おしん」のような耐え忍ぶタイプだったら…

2023年5月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジャッキー・ロビンソン選手のことは、
大谷の大リーグの試合を見るようになって、
全員が42番を付けての試合があることから
初めて知った“黒人初の大リーガー”
位の認識しか無かったが、
彼は人種差別に対して
能動的に闘う人物であったことや、
ドジャースがニューヨークにあったこと、
また、その全員42番試合の由縁も、
この作品で初めて知ることが出来た。

しかし、演出にメリハリが欠けているのか、
映画そのものは平板な印象だった。

当時の米国社会状況からは、
ロビンソンが黒人が故に多大な労苦を重ねた
ことは容易に想像がつくし、
この作品ではそこを超える何かが
不足していたように感じる。
この作品、妻との愛情物語にも
かなりのウエイトを置いているが、
当時の人種差別的な社会事例との関連に
ウエイトを置いた方が、
より感動的な作品になったような気がした。

また、多分に日本人の感性としては、
「おしん」のような、
受動的に耐え忍ぶ人物像だったら、
より共感が高まったのではないだろうかと
想像もして、
文化や民族性の違いもあって、
日本人の私に、もう一つ感動に結び付かない
理由だったのかも知れない。

それにしても野球という競技、
WBCでの侍ジャパンの劇的な試合を
思い出すと、
このジャッキー・ロビンソン物語や
フィクション野球ドラマをも凌駕する、
なんというドラマチックな要素を内在した
スポーツであろうか。

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KENZO一級建築士事務所

5.0尊敬せずにはいられない。

2023年5月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

興奮

知的

忍耐強く差別を耐え乗り越えたジャッキー・ロビンソンと様々な妨害にあいながらも信念と良心を貫き通したブランク・リッチーGMを尊敬せずにはいられない。
人を差別することの滑稽さと空しさを描いた素晴らしい映画でした。

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光陽

3.0ジャッキー・ロビンソンの忍耐と才能に賭けたGMリッキーの野球人の信念が、時代と差別社会を変える

2023年5月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1903年に正式に創立されたメジャーリーグベースボールにおいて、初のアフリカ系アメリカ人のメジャーリーガーとして活躍し偉大な功績を遺したジャッキー・ロビンソンの、人種差別に屈しないデビュー当時の葛藤を描いたスポーツ伝記映画。第二次世界大戦直後の新時代に躍動するメジャーリーグに携わる人々、選手と監督始め、ゼネラルマネージャーや野球少年、そして黒人の新聞記者などの其々の交友や軋轢などに妻レイチェルとの夫婦愛を添えて、丁寧で落ち着いたタッチで描いた良心作です。監督は脚本家出身で「L.A.コンフィデンシャル」「ミスティック・リバー」などの代表作を持ち、「ROCK YOU!」を演出・制作したブライアン・ヘルゲランド。当時の時代再現も丹念に表現されています。興味深いのはメジャーリーグが白人のみに制限されていて、黒人選手の人々は独自のニグロリーグを結成しプロの巡業活動として発展していたことだった。映画の中では白人専用のトイレ使用が許されなかったり、飛行機やホテルの利用を拒絶されたりするシーンがあり、人種隔離の差別社会が当然のように描かれています。

この映画の主役は、初めてのメジャーリーグの試合で観客からブーイングを浴び、バッターボックスに立つと対戦相手の監督から罵声を受け、死球を頭に狙われて、更に一塁守備では走者に足を踏みつけられるという数々の酷い嫌がらせをされても、耐えて忍んで競技に打ち込んだジャッキー・ロビンソンその人に違いないが、ハリソン・フォード演じるブルックリン・ドジャーズのゼネラルマネージャー、ブランチ・リッキーがもう一人の主人公であろう。信心深いクリスチャンで野球を愛するリッキーが、身体能力の高い黒人選手の才能を認め、メジャーリーグのレベルを更に向上させたいと願ったことが、発端だからです。そこには純粋な人種差別撲滅の良心と同時に、スポーツ競技では何よりも実力が優先されるべきであり、結果として興行に反映される経営戦略も含まれていたと思います。故に一番の見所は、ロビンソンとリッキーの会話シーンだった。ロビンソンの忍耐と才能に賭けたリッキーの野球人の信念が、時代と差別社会を変えていく映画といってもいい。

只惜しいのは、この差別と闘うふたりの男のドラマの熱量の点で、ヘルゲランドの演出に物足りなさを感じました。偏に演出技巧の個性が弱いと観た個人的な感想です。特にロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマンの素直で誠実な演技が際立つ良さに好印象を持っただけに、もっと見せ場を作れたのではないかと思いました。他に「ブラックパンサー」と「アベンジャーズ」シリーズしか観ていませんが、この作品の彼の演技は素晴らしい。実際のロビンソンの経歴や写真を見ると、ボーズマンとは対照的な個性のように感じます。それでも、この作品の世界観に合った演技を全うしたことは評価すべきでしょう。今回2020年に43歳の若さで亡くなっていたことを初めて知り、衝撃を受けました。本当に惜しい人をアメリカ映画界は失ったと思います。

今でも社会問題化する黒人差別について、この70年前の時代とベースボールの歴史を知る上でとても意義のある映画作品でした。特に高い評価ではありませんが、ストーリーの良さと表現の真摯さは、深く心に残ります。

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Gustav

4.0『一緒に、シャワーを浴びないか』

2023年4月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

基本的に単一民族の日本人には、人種差別の辛さは、表面しかわからないと思う。

自分も、その立場にないので本当の辛さ、痛みはわからない。

ただ、差別にも関わらず、真摯にプレーし、それが多くの野球ファンの心を掴み、

今でも、その偉業が讃えられている事実は、賞賛に値し、心が熱くなる。

映画以上にキワドイこともあっただろうが、途中何度もグッときた。

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藤崎敬太

4.5やり返さない勇気を持て

2023年4月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1946年時、大リーグは全員白人だった。1947年、チャドウィックボーズマン扮する黒人ジャッキールーズベルトロビンソンはひとりだけ違った選手だった。日頃から隔離政策に反抗していたが、やり返さない勇気を持てとハリソンフォード扮するブルックリンドジャースのGMブランチリッキーに言われた。
先日の4月15日、大谷翔平のエンゼルスの試合でロビンソンを讃えるため選手全員が42番を付けてた報道を見たよ。当時は黒人が飛行機乗るのも苦労したんだね。超人的実力に加えてリッキーの全面的支援あっての事だな。

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重

4.0実話

2023年4月17日
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背番号42は他のチーム含めて永久欠番。チャドの演技が涙誘う。チャドウイッグ何を演じても最高。何度も言うが彼の死は早すぎるよ。

チームメイトもこの当時葛藤はあったんだろうね。それでもドジャース優勝導いた演技は流石でした。

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ken

5.0ロビンソンの強さには何回も涙が溢れそうになってしまった。1人で立ち...

2023年4月7日
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ロビンソンの強さには何回も涙が溢れそうになってしまった。1人で立ち向かうタフさは人々の心を強く突き動かすだろう。
そして、ロビンソンの姿見を見て同情したり、励ましたり、変わろうとするチームメイト達にも賛辞を送りたい。
有色人種と関わることで、友人や家族から冷ややかな視線を向けられることもあっただろう。しかし、ドジャースの選手、監督はロビンソンとともに苦節を乗り越えたのだ。肩を組んだり、握手したり、抱き合う姿は感激を与えられ、ホームランを打った時には見ているこちらにすら、爽快感を覚えさせられた。演出も非常に良かったと思う。

僕は所謂黄色人種な訳だが、彼のようにとまではいかなくとも、差別にも立ち向かえる勇気を持っていきたいと思った。

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おののこまち

4.0タイトルは大げさではない

2023年2月2日
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泣ける

白人にも差別の体験を共有させる…。「理不尽な差別」を自分が受けているような錯覚はやがて連帯となり、敵の敵は味方となる。それは本来真っ当ではないやり方だろうけども、ハリソン・フォード演じるドジャースGM、リッキーの思惑通りとなった。
ひたすら暴言と暴力に耐えて非暴力を貫くジャッキーの姿に感服する。黒人であることよりも前に、彼の中の野球への情熱が、チームメイトの心を動かしたのだろう。今、メジャーリーグではあたり前に存在する「ジャッキー・ロビンソン・デー」。タイトルは大げさではなく、確実にジャッキー・ロビンソンはアメリカ史を変えた。

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REX

3.0中学校の社会科で

2022年12月29日
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鑑賞方法:VOD

実話モノの映画であれば、テレビの再現ドラマより面白くなければいけないと思ってますが、その点では悠々とクリアできています。
演出面では見事な出来でした。

ただ、扱ってるテーマがThe黒人差別のテンプレートって感じで、新鮮味が無かったです。
分かりやすい作品なので、中学校くらいの社会科で見せてあげればいいかなと。

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ジンクス

4.0背番号42にはそんなドラマがあったとは

2022年12月15日
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鑑賞方法:VOD

野球が好きだが、下調べ無しに何気なしに鑑賞。
そうだったのか、メジャーリーグで全選手が背番号42でプレーしているのはそういうことだったのか。感動だ。
ロビンソンの耐え頑張る姿は言わずもがな、チームメイトが徐々にロビンソンに心を開いていく姿も感動的だ。今で言う「ワンチーム」というところか。特にリースが試合中にロビンソンの肩を抱いたシーンは強く印象に残った。やはりスーパースターは大物だ。リッキーのロビンソンと契約を結んだ理由も刺さった。
今後自分にとっても4月15日のメジャーリーグの試合は感慨深いものになりそうだ。
心洗われる作品だ。

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いけい

4.0法律に逆らえば時に称賛される。 慣習に背けば社会から排斥される

2022年9月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

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知的

メジャーリーグ30球団全ての永久欠番42のきっかけとなった「黒人初のメジャーリーガー」ジャッキー・ロビンソンの伝記映画である
ただ厳密にはジャッキーは黒人初のメジャーリーガーではない
MLB体制が確立後初の黒人メジャーリーガーであってそれ以前にも何人かいたようだ
いかにMLBは素晴らしいかという世界的宣伝の広告塔的役割を亡くなってだいぶ経ってもなおジャッキーはそれを続けさせられているわけだ
全ての選手が背番号42をつけて試合をするイベントは全体主義に見えて異様であり滑稽であり偽善であり悪ふざけにさえ思える
僕はみんなと一緒に同じことをする団体行動が苦手なせいもありこういうのはあまり好きじゃない
はっきりいって気持ち悪い

話を映画の内容に戻すとどんなに侮辱されても公衆の面前では我慢して紳士のふりをしなくてはいけない契約はあまりにもハードルが高い
右の頬を殴られたら左の頬をさし出すなんていくら敬虔なクリスチャンでも闘争本能の塊のアメリカ人にそんなことができるわけがない
紳士になれとは紳士じゃない人が言われるわけで紳士なら言われないのだからそれを思うと昔の巨人の選手はよっぽど野蛮だったのだろう
今の巨人の選手が紳士かというとかなり疑問だが
時代はだいぶあとだがかつて巨人でもプレーしたレジー・スミスは甲子園で練習中にスタンドから阪神ファンにしつこく何度も「ニガー」と揶揄われ球場外でその人物を見つけた彼は一発顔面にお仕置きパンチをお見舞いしたらしい
また別の日にしつこくつきまとう別の阪神ファンは無視されことに腹を立てたのか隣を歩いていたまだ幼いレジーの息子を腹癒せで突き飛ばす暴挙にレジーの怒りは爆発し顔面に一発お見舞いして警察沙汰になったそうだ
それが当たり前である
だからこそジャッキー・ロビンソンは偉大でありアメリカ人の模範なのかもしれない

まあ伝記映画だから事実を捻じ曲げて自由奔放にはできないのでまあこんなもんでしょう
まずまずってところ
映画は時間の制限がありそれを思えばうまくまとめた
人種差別問題に興味はあっても野球に全く興味がない人にはあまり楽しめないだろう
逆に野球に造詣が深い人にはたぶん物足りない内容だと思う
ジャッキー・ロビンソンに詳しい人にとっては映画を観る前からネタバレになるのも仕方がないタイプの映画

中途半端にメジャーの知識があると「ドジャースがブルックリン?」「ロイヤルズがドジャース傘下の3Aチーム?」などと戸惑うかもしれない

クビになった監督と渋々引き受けた新監督の人物像をもっと掘り下げても良かった気もするがそれでは群像劇になってしまうわけでこれはジャッキーの映画だからアナザーストーリーはまた別の機会で

ロビンソン夫妻や広報担当の記者の芝居は悪くはないが特に良くもなくハリウッドの役者としては平均的な感じ
黒人差別主義者でもないし白豪主義者でもないがやはりオーナー役のハリソン・フォードの枯れた芝居は圧巻
さすが永遠のビッグスター
彼こそ本物のハリウッドスター
彼を観るだけでもこの映画を見る価値がある

あとフィリーズのベン・チャップマン監督を演じた役者の台詞はあまりにも酷く衝撃的で呆れてしまった
だがボキャブラリーは豊富で不謹慎かつ語弊があるかもしれないがブラックなユーモアがある
それに比べたら5ちゃんねるとかヤフコメとかTwitterなんて退屈すぎて欠伸がでる
ハリウッド映画の一番の長所は罵倒の類が面白いってこと
脚本はその点で優れている

ジャッキーに憧れた黒人少年が大人になってメジャーリーガーとして大成するエピソードは素敵

あと男同士とはいえ仕切りなしにみんなでシャワー浴びるのってなんか気持ち悪い
発展場にはならないだろうけど今の時代ならコロナもあってこうはいくまい

あと昨今のハリウッドではエキストラにアジア系が目立つことがよくあるが今作はそれを感じなかった

あと浮気で監督クビになるなんて厳しすぎる
好感度が命のCMタレントじゃあるまいし
これがNPBでも活用されるなら読売巨人軍の原辰徳監督はとっくに永久追放処分だよ

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野川新栄

4.0差別に負けない強いこころ

2022年7月27日
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鑑賞方法:VOD

2013年(アメリカ)監督:脚本:ブライアン・ヘルゲランド

日本に来るメジャー・リーガーには黒人が多くいます。
ですから大リーガーに黒人がはじめてなったのが1947年のことで、
その第一号の選手がこの映画の主人公のジャッキー・ロビンソンだと知って驚きました。
それ以前の大リーガー400人はすべて白人だったとのことです。
スタンドを埋め尽くす観衆もすべて白人だったそうです。
その中にただ1人の黒人観客が妻のレイチェルでした。

ジャッキー・ロビンソンへの野次。
誹謗中傷の言葉は、相手チームの監督からも、スタンドからも激しくて、本当に聞き苦しかったです。
ジャッキーに耐え難い屈辱を与え我慢を強いる・・・胸塞がれました。
でもジャッキーはそれをプレーでお返し!!
脚の速さはピカイチです。
そのプレーで白人少年ですら真似をするほどの人気者になりました。
差別の言葉より、プレーへの喝采を胸に刻んだのでしょうね。
今は亡きチャドウィック・ボーズマンの出世作です。
ブルックリン・ドジャース(ロサンゼルス・ドジャースの前身)の、
ゼネラル・マネージャーのブランチ・リッキー役をハリソン・フォードが
人情味たっぷりに演じています。
髪が薄くて年老いていて、笑顔が似ているけれどまさか!と思ったら
ご本人でした。

本当に頭の良い人だったらしく、プレー中に野次に切れて怒りを見せることはなかったけれど、
キング牧師の公民権運動にも関わり続けて、黒人相手の銀行を設立したり起業家としても
優秀でした。
奥さんも大学で看護学を学び教鞭に立つほどの才女だったのですから、
本当に知的な夫婦だったのですね。
ドジャースで付けた背番号42が大リーグの全球団の永久欠番となり、
4月15日はジャッキーのデビュー戦の日だったので、「ジャッキー・ロビンソンデー」として、
毎年すべての選手や監督・コーチが「42」の背番号をつけてプレーをする。
野球選手としてこれ以上名誉なことはありませんね。

過去鑑賞

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琥珀糖

4.0至上初の黒人メジャーリーガーとして、幾多の差別や偏見を乗り越え活躍...

2022年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

至上初の黒人メジャーリーガーとして、幾多の差別や偏見を乗り越え活躍したジャッキー・ロビンソンの実話を基に描かれた映画。
野球がしたい、野球を愛する気持ちは人種など関係ない。
純粋に野球を愛した気持ちが人々の気持ちを変え、野球界の価値観を変えていったのだろう。
そうした想いを持ったブランチ・リッキーとジャッキー・ロビンソン、彼らの勇気が世界を変えたことは偉大。
そんなブランチ・リッキーを演じたハリソン・フォードは貫禄があってよかったし、ラストは気持ちが晴れやかになるような余韻が残り、それと共に色々考えさせられ素晴らしい映画でした。

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よっしー