シーソー seesaw

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シーソー seesaw

解説

俳優として活動してきた完山京洪が初監督を務め、2010年SKIPシティ国際Dシネマ映画祭でSKIPシティアワードを受賞した人間ドラマ。恋人との微妙な気持ちのずれから、日常のバランスを失ってしまった女性の姿を、繊細なタッチで描き出す。外国人相手に日本語教師をしている真琴と恋人の伸司は同棲を始めて2年。友人が結婚を決めたことに影響され、伸司は結婚を意識し始める。いっぽう、結婚よりも自分のことで精一杯な真琴は、結婚を甘く考える伸司を面倒くさく感じていたが、そんなある日、自分が妊娠していることに気づく。

2010年製作/70分/日本
配給:ヴェスヴィアス
劇場公開日:2012年6月30日

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映画レビュー

2.5俳優は泣かずに観客を泣かせろ

2012年7月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

一言で言うと、ストーリー単純なのに、ごちゃごちゃして映画的文法に欠けた映画。

「次どうなるの?」こそが、ストーリーある映画のキモなのに、すべてが予定調和。台本の段階でもっと練り直さないとダメでしょう?

学生の自主映画でももっと凝った面白いストーリーあるのに。お客様のお金と時間をいただくレベルではないと思います。

ヘタにナチュラル演技を狙って、これほど外しているのも珍しい。機材やスタッフ的な問題なのだろうけど、暗くてボケてて何やってんだか、何言ってんだか分からない。

演技自体もちょっと見ている方が恥ずかしくなる感じ。「向かう目的」が明確でないからそうなるのだ。話がどこにも向かわないので、演技自体が目的となる。

いろんなアートディレクター参加しているようだけど、こういうのアートと思っちゃいけませんよ。「別にわかってもらえなくてもいい」なら金取らないでネットで流すべき。そこんとこ猛省すべき。

「サービス精神」の欠片もない不親切さ。監督以外の役者さんが頑張っているだけに、観客を楽しませる映画という視点を持って出直して欲しい。

まあ、一番の失敗はシナリオ。何のひねりも工夫もなく冗長。
それがダメならもうすべてダメ。

シナリオ人に読ませてみて、「面白くない」と言われたら、もうそれは撮るべきではないと思う。いろんな人に手伝ってもらわなくてはいけないのだから。

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sungoobashi
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