劇場公開日 2013年2月2日

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ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い : 特集

2013年1月28日更新

悪人に消されるか? それともすべての人生を失っても生きるか?
あなたは、究極の人生の選択《証人保護プログラム》を知っているか?

「トランスフォーマー」のジョシュ・デュアメルと「ダイ・ハード」シリーズのブルース・ウィリス、アクション界の新鋭と重鎮が初めて顔を合せた「ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い」が2月2日公開。これまでの人生を完全消去する“証人保護プログラム”をテーマに描く、サスペンス・アクションの見どころとは!?

ジョシュ・デュアメルとブルース・ウィリス、アクション界の新鋭と重鎮が初共演!
ジョシュ・デュアメルとブルース・ウィリス、アクション界の新鋭と重鎮が初共演!

■予告編で体感せよ──
 恋人と仲間を守り抜くため、男はいま“追う者”へと変貌を遂げる!

実際に起こりえるシチュエーションをリアルに描き、観る者をぐいぐいと引き込む極限のサスペンス。恋人と仲間の絆を取り戻せ! 人生を抹消された男が挑む未来への闘いを、予告編でいち早く体験!


■“個人の人生を──すべて別の人間のものにすり替える”
 米連邦捜査局=FBIが凶悪犯罪を駆逐するために使う“最後の一手”

傑作サスペンスの定番「証人保護プログラム」がテーマ
傑作サスペンスの定番「証人保護プログラム」がテーマ

これまでの人生の記録すべてが抹消される──あなたは、このような事態を想像することができるだろうか。善良な一市民として平凡で安定した日常を送っていたとしても、あなたが凶悪犯罪に巻き込まれる可能性は、決してゼロとは言えない。もしあなたが凶悪犯罪の目撃者となってしまったら? 重要証人として裁判で証言することになってしまったら? そして、それが原因で命を狙われる羽目に陥ってしまったら……。

凶悪犯罪の目撃者などの重要な証人を、マフィアの報復や、証言されると不利になる勢力による暗殺から守るために、アメリカでは「証人保護プログラム(US Federal Witness Protection Program:通称WITSEC)」という制度が存在する。FBIが証人保護の奥の手として使うこの方法は、政府機関によって保護対象者の身の安全や生活費が保証されることになるが、パスポートや運転免許証はもちろん、社会保障番号までまったく新しいものが交付され、完全な別人、国家の最高機密として匿われる──まさに、これまでの人生が失われることになるのだ。

日本に存在しないこの制度だが、アメリカでは、これまでにも数々のサスペンスやアクション映画で題材とされてきた。「証人保護プログラム」は、現実味あふれる「自分が自分でなくなる」というシチュエーションや犯罪者と目撃者のスリルあふれる関係性など、傑作サスペンスを生むための重要設定なのだ。

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■住所が……仕事が…そして友人、恋人までも喪失!
 すべてを失った男の《本当の自分》を取り戻す闘いが、いま始まる!

愛する者を守るため“自分を取り戻す”戦いに挑む!
愛する者を守るため“自分を取り戻す”戦いに挑む!

「ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い」では、優秀な消防士ジェレミー・コールマンが「証人保護プログラム」によって“別人”として生きていくことになる。だが、これまでのサスペンス作品と大きく違うのは、保護プログラムが発動するのはほんのプロローグに過ぎず、その後ジェレミーが“本当の自分”を取り戻すために追われる者から追う者へと変貌をとげ、壮絶な戦いを開始することだ。

偶然、冷酷なギャングのボス、ヘイガンの殺人事件を目撃してしまったジェレミーは、ヘイガンと因縁深いベテラン刑事セラが発動させた証人保護プログラムによって、住まいも、仕事も、友人までをも失ってしまう。名前や住む場所まで変えたにも関わらず、ヘイガンは強固なセキュリティをものともせず、やがてジェレミーの元同僚や、最愛の女性にまで魔の手を伸ばしてくる。FBIの保護下に置かれたままでは、愛する者たちを守ることはできない。ついにジェレミーは銃を手に取り、消防士として培った経験と勇気を武器に、迫りくる追っ手とヘイガンへの逆襲を決意するのだ。

サスペンスフルな設定と、追いつめるか、追いつめられるかという状況で描かれる“極限状態の人間の力強さ”。ガンアクションとカーアクション、重層な人間ドラマに満ちたこの脚本に真っ先に反応し、出演を即決したブルース・ウィリスの行動が、この脚本の完成度の高さを証明している。そして、ウィリスと縁のあるスタントマン出身の映像作家、デビッド・バレットが監督に抜擢。長編初監督に物怖じすることなく、ハイレベルのアクションとドラマを融合させ、デュアメルが「シーンごとのビジョンをすべて固めて撮影に臨む姿勢が、マイケル・ベイを彷彿とさせる」と賛辞を送る才能を発揮している。


■アクション界の新鋭ジョシュ・デュアメル×重鎮ブルース・ウィリス
 実力派キャスト陣が贈る注目のサスペンス・アクション!

重要証人役のデュアメルと彼を援護する刑事役のウィリス
重要証人役のデュアメルと彼を援護する刑事役のウィリス

数々のアクション作品で存在感を放ってきた重鎮と、今後のアクション映画を背負って立つ新鋭の初顔合わせも注目のポイント。「ダイ・ハード」シリーズの最新作が控えるブルース・ウィリスが、今作ではベテラン刑事として、主人公を演じる新鋭ジョシュ・デュアメルを全力でバックアップ。「トランスフォーマー」シリーズの米軍人役でブレイクしたデュアメルが、仲間との絆を大切にする熱い消防士ジェレミーに扮し、追われる者から追う者へと劇的な変貌を見せるハード・アクションに挑んでいる。

もちろん、バラエティに富んだ共演陣も見逃せない。ジェレミーの恋人タリア役には「アンストッパブル」のロザリオ・ドーソン、プロデューサーも兼任した人気ラッパー“50セント”ことカーティス・ジャクソンも強烈な印象を残している。

ビンセント・ドノフリオの鬼気迫る演技も見どころ
ビンセント・ドノフリオの鬼気迫る演技も見どころ

そして、ジェレミーが敵対するヘイガン役のビンセント・ドノフリオのバイオレンスにまみれた演技にも注目。「フルメタル・ジャケット」のパイル二等兵役で一躍注目を集めた演技派で、スケジュール調整が難航しながらも、監督がどうしてもヘイガン役にとこだわったキャスティングだ。

一見知的に見えながらも、胸元に不気味なタトゥーを覗かせ、無表情のまま容赦のない暴力を振るうその姿は、共演したデュアメルも50セントも「背筋が凍った」という。ウィリスも称賛を送ったその演技に、観る者は戦慄を覚えるに違いない。

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