劇場公開日 2013年5月25日

  • 予告編を見る

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命のレビュー・感想・評価

全47件中、21~40件目を表示

4.0Tシャツ裏っ返しなゴズリング

2016年6月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

興奮

オープニングからLOOKの良さが際立って危うい疾走感でブッチギリな物語前半。

あまりにも不器用で頼りなくて幼過ぎる行動を取るR・ゴズリングがまた良い。

黒人の彼を負傷させてしまう場面は「ブルーバレンタイン」で奥さんの上司を殴るシーンを思い出す。

悪事に手を染める方法でしか家族を養えない愚かでどうしようもない男を純粋無垢で演じたR・ゴズリングが愛らしい。

全く共感も出来ないし奥さん家族の迷惑も顧みずで空回りな行動ばかりだが憎めない。

中盤はガラッと印象が異なってR・ゴズリングのスタイリッシュな雰囲気から地味にB・クーパーが主役で登場するが前半に比べると退屈な印象になるのは否めない。

ストーリーはドラマ性が強くなり警官汚職モノになって行くがR・リオッタ登場でギャング映画の雰囲気もありサスペンス風味でつまらない訳でもない。

後半から少年物語ってか互いの息子を中心に描かれD・デハーンの佇まいが若い頃のディカプリオに似ているし彼のお陰で興味を失わずに鑑賞。

R・ゴズリングの前半が刺激と興奮のあるスピーディーな展開でLOOKも最高なさすがは「ブルーバレンタイン」のコンビって雰囲気で前半が傑作になり中盤から後半が良作って感じ!?

コメントする (0件)
共感した! 1件)
万年 東一

4.5彼の不在

2016年3月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
Hana

5.0おもしろかった

2015年4月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
くそじじい

4.5目。

2015年1月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

萌える

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
三遊亭ジャスミン

2.0んー

2014年12月23日
iPhoneアプリから投稿

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
がい

5.0見応えあり

2014年9月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

2世代に渡るドラマ。
それぞれ全く別な生き方をする二人の人間の間に偶然にも接点が生まれ、それがまた次の世代にドラマを与えてゆく。
陰と陽を対比させながら描く登場人物それぞれの姿が、どれも印象に残る俊作ではないでしょうか。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
mr-coyote

3.0曖昧さを楽しめれば…

2014年7月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

前作『ブルーバレンタイン』では壊れ行く夫婦の様子をまぁ見事に(恐いくらいに)描いてみせたデレク・シアンフランス監督の二作目ということで…。

宿命というか因果は巡るというか…。
本作を表現するならなんか曖昧な感じ。

ライアン・ゴズリング演じるルークは自業自得な感じだけど、親としての愛情はあった人だ。
一方のブラッドリー・クーパー演じるエイブリーはあの一件を思い悩みながらもそれによって出世していく。
その件を出世に利用するのは若干汚いやり方にも感じなくもないが、でもそれは彼の資質と言うか彼の選んだ生き方なんだから仕方がないし、全然アリだと思う。彼は職務を全うしただけで彼が悪いわけではないのだか、事件がトラウマになり思い悩んでしまう。
そのせいもあってエイブリーは一番大切な家族への愛情まで心が廻らなかったのかな…。なので息子がよくある感じで横道に逸れてしまう。そして因果は巡る…。

日本の時代劇や落語にありそうな仇討ちとか人情話にありそうな気もするが、本作はそのどちらでもなくやっぱり曖昧な感じで終わっていく。

その曖昧さをどうとるか?
その辺が本作評価の分かれ目ではないだろうか?
私はそれはそれでヨシとしましたが…。

物質的経済的には恵まれていても愛情不足で寂しさを抱えているブラッドリーの息子と、決して恵まれているわけではないが義父の愛情も受け、後には実父の愛情も知ることになるジェイソン、息子世代の人生ではどちらが幸せなのだろうか?考えてしまう…。
このあと彼がそれをどう克服していくのか、或いは父親と同じ道を歩んでしまうのか?その辺も曖昧で終わってるけど、バイクに乗って去って行った姿にルーク(父親)の愛を観た気がした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
harukita

4.5タイトル!もっとしっかり

2014年7月17日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

こういう映画こそもっと宣伝力入れてもらえないんですかね。

超いい映画でした。

2:20と少々長めですが、この映画には短いくらいに感じました。
すごく映画自体のテンションは低く派手な演出もほとんどありません。
なのに・・どっしりしていて、ずっしり骨太ヒューマンドラマでした。

3人の主な主人公がいますが、その1人1人にどうにもならなかった出来事があり、その出来事がそれぞれの人生に大きく影響を与える。

こういう超良質な映画ですから、お願いだからタイトルに「宿命」なんて入れないで欲しかったです。ネタバレしてんじゃん!

2度と観たくないですが生涯大切な1本となりました。

ライアンゴズリングとデインデハーンが超良かったです。

エバ・メンデスが1番気の毒だった
せつない
悲しい

あー
タイトル・・・
タイトルさえよければ

コメントする (0件)
共感した! 1件)
アリンコ

5.0良い!

2014年5月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

良い!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ナカペヨ

3.5本宮ひろしイズム

2014年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
しんざん

4.5良い!

2014年3月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

とてもいい映画!

ストーリーはありきたりと言うか。

しかし描き方がうまいのか、とても楽しめました。

ライアンがとりあえずかっこいい。

後半は失速気味になりますが父親のルーツを探るあたりからくぐっときますね。

久々にレンタルで当たりにあった気がします。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
jadn5

2.5因果応報

2014年2月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

因果応報。
海外にもそういう感性があるのかな~。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
tbgoh

3.0ハマり役

2014年2月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

一人ひとりのキャラクターの感情が上手く表されている映画だなと見ていて思いました。特に父役ライアン・ゴズリングと息子役デイン・デハーンは立ち姿からもう哀愁が感じられて、ハマり役ってこういうのだろうなと。ライアン・ゴズリングは『ドライヴ』ではいまいちピンとこなかったのですが、今回の彼は個人的に当たりでした。普段のクールさと息子といる時の心底楽しそうな顔や強盗の時の必死な演技のギャップが好きです。

ブラッドリー・クーパーは一昨日見た『イエスマン』にも出演していましたが、やはり男前ですね。葛藤しながら正義を貫こうとする役柄を上手く演じていたと思います。

残念なのは、物語上尺が長くなってしまうのは仕方無いのかもしれませんが、冗長なところですかね。もう少しコンパクトにできたのでは。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
えら

3.0マイクパットン

2014年2月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

デタラメにタトゥーを入れたボロボロのTシャツのライアンゴズリング。ほんの一瞬出てくるレイリオッタは相変わらず不穏な空気を運んできて素晴らしい。どうやらニューヨークの郊外という設定らしい。ただその郊外感が出ていないのが残念。単なる緑の多いキレイな町に見える。退屈な感じ、さびれたトラッシュ感はない。まぁ実際すぐ近くに大都市があるんだろうが。レイリオッタのせいかサムシングワイルドの町を思い出す。エバメンデスの勤めるダイナーがやたらミニマルな外観でかっこ良い。ブルーバレンタインの監督と後で知ったが、だいぶ画が違ってた気が。もっとバンディで生々しかった気が。ということで音楽マイクパットンのクレジットに一番驚かされた。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ssspkk

4.0父と子、数奇な因果

2014年2月4日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
近大

4.0まさに逃れられぬ宿命

2014年1月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

ブルーバレンタインのタッグというだけで観たけど、とても良い映画だった。一人一人の感情が痛いほど分かるのは、人間を撮るのが上手いのだと思う。クロニクルの子にも今後注目して行こう。しかし男はみんな不器用だよな。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
奥嶋ひろまさ

5.0良い映画。

2014年1月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

ライアン・ゴズリングの演技が良かった。
物語としても考えさせるものがあって、
見応えがあった。
親と子のストーリーに分かれてあり、
面白い映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ふじた

4.5子に受け継がれる因縁

2014年1月12日
Androidアプリから投稿

悲しい

知的

親の罪が子の世代にまで引き継がれるという血の因果を巡り、痛々しくも、胸に迫る結末へ向かう様を描いたクライムサスペンス!

という宣伝文句ですが、どちらかというとヒューマンドラマ。
物語は3部構成で、序盤ルーク(ゴズリング)、中盤エイヴリル(クーパー)、終盤ルークの息子(デハーン)目線で展開します。

一応、クライムサスペンスを謳ってるので(笑)ネタバレにならないようストーリーの詳細に関しては触れないでおきます(^^;

最初「主人公ルークかあ。スターウォーズみたいだなあ…」と思ってたら、ストーリーの骨子がそのまんま「スターウォーズ」でした(苦笑)
現代劇だし戦争ないし若干展開に相違はありますが、明らかにスターウォーズへのオマージュです(;゜∀゜)
そう思って物語が見直すと…
アナキンでしょ、ルークに、ダースベーダー、こいつはオビ=ワンで、あっ!無理矢理レイア姫まで(笑)
楽しゅうございます(*^^*)

被害者と加害者…その関係が子たちに受け継がれ。
日本では似たような設定の小説に
野沢尚の「深紅」※映画化もされた。やや重
乃南アサの「風紋」「晩鐘」極悪鬱!
があり、たいてい重苦しく泥々しています。

本作は泥々劇よりは「父子関係」に重きを置き、そこまで泥々ではありません。
国民性の違いでしょうか。

派手なアクションはないものの、バイクスタントや逃走劇、強盗、汚職などスリリングな展開もあり140分の長尺ですが飽きずに楽しめます。
シナリオ、演技、構図、音楽とも○
序盤の伏線がしっかり15年後回収されるので出だしから要チェック(^^)
注目は「写真」と「連れてかれるのは林(笑)」

余談ですが、登場するバイクはホンダとSUZUKI。
エバ・メンデスの車はホンダ・シビック、ルーク側のバンはトヨタと、故意か偶然か親日映画?となっているのも注目したい。←そこまでチェックしなくてよい(;´_ゝ`)

金に物を言わせたハリウッドアクション大作じゃなく、良質シナリオのドラマが観たい方にはお勧め(^^)

コメントする 1件)
共感した! 3件)
桔梗F

4.0良い映画。

mさん
2013年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ブラッドリー・クーパー目当てで鑑賞しました。
が、ライアン・ゴズリングかっこ良いですねー。笑
そして演技も素晴らしい。今人気なのがとても良く分かりました。

物語は三部構成で、それぞれ主人公が変わります。
ルーク、エイブリー、そしてそれぞれの息子。
全てに通してある事件が関わっており、それを巡っての物語です。

静かにゆっくり進みますね。ですが、決して退屈なものではなく
観たあとに気付けるものが沢山あると思います。
俳優陣も演技が素晴らしい方ばかりですし、良い映画を観たなー。という気持ちになりました( ^ω^ )

コメントする (0件)
共感した! 1件)
m

4.5アイスクリームを選ぶ理由

2013年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

「アイスを食べるたびに、俺のことを思い出してくれるだろ?」そう言って、ルークは幼い息子の口元にスプーンを運ぶ。口いっぱいに広がる、とろける甘さ。微笑むルークとロー。長丁場の中で唯一、幸せにあふれた数分間だ。…子どもが生まれるまで私は、子にアイスを食べさせる親の気持ちがよく分からなかった。ベタベタするし、小さい子ども向きの食べ物ではない。けれども、今では何やかやと子どもとアイスを食べている。みるみるうちに溶けて形を失うアイスを、ハラハラしながら忙しくつつき合うひとときは、なぜか楽しく、満たされる。その理由が、この映画のお陰でやっとわかった。
銀行強盗に走ったオートバイ乗り、彼を撃った警察官、その息子たち。三つの物語それぞれが密度が濃く、単体でも十分に魅せる。そんな物語たちが絡み合い、圧倒されるようなうねりが生まれる。中だるみなし、怒涛の141分。「ブルーバレンタイン」はあまりに痛々しくて辛くなる時があったが、今回は皆無。説明をばっさり排した無造作な物語運びが、どこまでも心地良かった。それは、時に支え、時に切り裂く音楽の力と、松林(パインといっても、エゾマツやカラマツ、またはモミの木のようなそびえ立つ針葉樹林。植木や盆栽の松ではない。)をはじめとする、自然の美しさ•力強さゆえかもしれない。
ライアン•ゴズリングの佇まいの素晴らしさは言うまでもなく、「恋と愛の測り方」に続いてエヴァ•メンデスがいい。薄幸であっても早死にするとは限らない。不幸を抱えながらも生きていかねばならない母親を、老けメイクをいとわず演じ抜いていた。
彼らの息子たちは、皮肉な運命をたどる。正義を貫こうとしたはずの警察官の息子はドラ息子に。銀行強盗の息子は所在なく浮遊し、ドラ息子に振り回される。そして、十五年後にやっと活きる修理工の存在。父を闇へ招いたはずの男が、意図せず息子に一瞬の闇と不変の光を示す。不条理だけれど、それも真実と感じた。
私たちは自分の人生を生きていると思っている。けれども実は、否応なしに人生は次の世代に繋がっており、結局は生かされているのだ。何も知らないはずなのにあの店でアイスを食べ、自転車をバイクに乗り換えて駆け抜ける少年の姿に、ささやかな希望を見た。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
cma