009 RE:CYBORGのレビュー・感想・評価

メニュー

009 RE:CYBORG

劇場公開日 2012年10月27日
52件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

天使の化石。

押井守の遺伝子を確実に受け継いでいるのがよくわかりました。
「天使の化石」どうしてあんなにも神秘的で美しいんでしょうね。
押井ルパンがますます見たくなりました。

ねじまき鳥
ねじまき鳥さん / 2017年6月30日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

姿が見えない”彼の声”…。

ProductionI.G.は“実体”のない脅威・存在を『攻殻』シリーズや『東のエデン』で何度も描いてくれたから、この新生『009』も同社じゃなきゃ描けなかった。特に“ISIL”や“ネットの誹謗・中傷”とか、歪が露わな今だからこそ余計に迫るものがあった。

露わと言っても知らないだけで、実際は傍にいただけで、実は僕が知らなかったか、知らない振りをしてただけかも…。この『009』にしても常に手がかりは“声”だけで、姿もなければ目撃もない。唯一目撃できるのは、モニター越しの“自分”だけ…。それが多分神山監督の狙ったとこかもしれないね。そういう想像をしてしまうのも、“全部伝えず、仄めかす”というI.G.流の社会派SFアニメの魅力と言えるかな?

ピュンマの活躍が全然で“お前どこで何してた?”だけど、社会派SFアニメというI.G.得意分野のジャンルを見れただけでも満足だね。でも続編はないのかな?

平田 一
平田 一さん / 2015年9月17日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

言いたいこと沢山あるけど…

言いたいこと沢山あるけど、一つにします。
えっとですね…サイボーグ戦士が全員集合するシーンがないってどういうことですかねえ?(半ギレ)ここをなんとかしてたら、数々の伏線の丸投げや、ジョーとフランソワーズの謎のラブシーンなどには目を瞑ってやれたのに…残念
ジェットがカッコいいから2.5!

柴左近
柴左近さん / 2015年5月26日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

ストーリー、キャラクター申し分なし

映像、音楽、展開、キャラクター全て良かった。
とにかくカッコ良い。

劇場で観たかったな。

つかちん
つかちんさん / 2015年5月7日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

グダグダになりがちな「神はどこにいる」モノを緻密な構成・作画でなんとか保たせた

3Dの邦画としては最高峰かな.Tジョイ配給でXpanD中心なのが残念.GDGDになりがちな「神はどこにいる」モノを緻密な構成・作画でなんとか保たせた.無理筋の展開や説明台詞の多さが鼻についたが、それでも着地でまぁいいかという気分にさせられてしまう.003がよい.
一神教の連中はこういう題材を無意識?に避けるからか,比較対象に思いつくのは日本の作品ばかり.ダークナイトも敵は人間だもんなぁ.「その後」を描こうとするとイデオン/エヴァになっちゃうので留めたのは賢明.

ykono
ykonoさん / 2015年2月3日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  悲しい 興奮 萌える
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

オチが落ちないからダメ

これを観てフランソワーズを好きにならない男はいないだろう、というくらい素敵。
小学生の頃見ていたTVの009とかなり違っていた。こっちのほうがリアルで良いと思う。

やはり最後が難解で胸糞悪い。キーワードは3つある。
「彼の声」「白い少女」「天使の化石」。私の中でどれもつながらない。
最後の場面はどこ?みんなはどう?フランソワーズが良い!!

サブ
サブさん / 2014年10月12日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  興奮 難しい 萌える
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

3Dで動く絵はいいぞ!絵は! ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

ああいう神話的宗教的な話は石ノ森原作からそうなので、ストーリーの基本構造はそれっぽくてよい。
ブラックゴーストとの戦いの後、ばらばらになった彼らがどんな生活していたかも、それらしくていい。
身元不明のまま役者はできんもんね、グレートもフランソワーズも。
3Dで動く新しい00ナンバーズはいい。
うん、たしかにこれが見たかった。
3DテレビないのにBD買った。

しかしだ。

おなじみの戦闘服を着ないどころか、能力すら使わないメンバーがいるってどういうことですか。
確かに原作でもあんな扱い多かったけどさぁ……。

あと、正直なところ、オチのヴェネチア以降がさっぱりわからない。
結局世界崩壊して再構成したことになってるの?
フランソワーズの脳内世界?
ジョーへの感染ルートはつまるところフランソワーズ?

視聴後の感想が「え、結局どういうこと?」という……。
「ジョー、君はどこで落ちたい?」をやって終わったほうが個人的にすっきりできた気がする。

あとあれだ。
トモエがフランソワーズとタイプが違いすぎるのは、脳内のぞいてたフランソワーズ的にはいいのかい?

くりあ
くりあさん / 2013年8月30日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  楽しい 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

これはイカン!!

リアルタイムに見てた者としては
これが009だとはとても思えない・・・

9人が揃って、「いくぞ〜」って場面もない

別に009じゃなくてよかったんじゃ??

意味不明な映画

きば
きばさん / 2013年7月23日 / PCから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  単純
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

003が素敵!

もうすぐ終映なので、駆け込みました。評判はイマイチだったけど、私としては満足。009ファンとしては、大いに楽しめました。エンディングだけは不満だけど。とにもかくにも、003が素敵!

吉衛門
吉衛門さん / 2013年7月6日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

サイボーグ戦士 誰がために戦う ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

石ノ森章太郎の傑作漫画。
3度TVアニメ化され、2度目のアニメ版は以前レンタルで見た事あり、非常に面白かった。(♪サイボーグ戦士 誰がために戦う〜…という主題歌も印象的)
それぞれ特殊能力を持った9人のサイボーグ戦士という設定がワクワクさせ、各国の戦士が集う姿は現在のグローバル社会を予見したよう。各々のドラマもあり、物語も単なる勧善懲悪ではない。
石ノ森章太郎の死去で未完のままなのも伝説的で、日本のヒーローの中でも屈指の作品と言えるだろう。

そんな伝説的な作品が現代に復活。
しかも、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」などクオリティの高い作品で知られる神山健治監督の手によって。
これ以上ないコラボレーション。
原作漫画は米ソ冷戦時代を背景にした物語だが、テロや国際情勢など現代を舞台にし、かつて世界平和の為に戦い解散したサイボーグ戦士たちが未曽有の危機に再び招集する所から始まる。

世界各国で超高層ビルの連続爆弾テロが発生。何の接点も無いように思えたが、“彼の声”に煽動されていた事が明らかになる…。

物語のキーとなっているのは、“彼の声”と、“天使の化石”と、“彼の声”を聞いた者が見る謎の“少女”。
ネタバレになってしまうかもしれないが、それらは謎のまま終わる。見た人によって解釈が出来る。
“天使の化石”と“少女”は解釈が難しいが、“彼の声”については一つの答えが導き出せる。“彼の声”とは即ち、“神の声”だろう。

本作のベースになっているのは、原作漫画でも未完の“神々との闘い編”。
神は人を作り、人を愛し、その一方で神ほど人を殺した存在は居ない。
人は神を信じ、神に助けと救いを求め、その一方で人は神を捨て、神の領域に踏み込もうとする。
神の人に対する嘆きと悲しみ。
だが神とて、無意味に世界を滅ぼし、人類をやり直そうとしていた訳ではない。“声”を真に理解し、託せる者を探していたのだろう。
それを悪しく利用しようとする愚かな者たちも現れる。人の神に対する傲慢。
そんな混乱から世界を救うべく戦うサイボーグ戦士たち。
時に人に存在意義を否定され、全ての罪をなすりつけされようとも、何故世界の為に戦う? 誰がために戦う?

主人公009=ジョーも“彼の声”を聞き、ビルを爆破させようとしていた。しかし、それに抗った。神に問いかけ、人の希望を信じた。
その先に、彼は理想を見た。

近大
近大さん / 2013年6月15日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  興奮 知的 難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

神山健治版、「009」はカッコイイ! ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

いままでのキャラクターデザインを一新。

神山健治版、「009」はカッコイイ!

まさに「超戦士たち」って感じが出ていて好き。

島村ジョー以外だと、ジェットとフランソワーズの2人が大活躍する作品となっている。

不死鳥
不死鳥さん / 2013年6月1日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

もう少し009っぽいほうが良かったのかも…

映画感で、二回みましたが…

神山監督が過去に扱った「攻殻機動隊」などよりも、009は原作自体が「より子供向け」で「ギミック」な009でしょうから、今回のような「筋書き」「題材」「背景」に、作品世界を押し上げるには、原作を知っている人たちからすれば、一気に飛躍しすぎたのかもしれませんね。

子供時代に見た009の「かっこいい」と思わせてくれたセリフやギミックな動き、独特なヒーロー感を、もう少し前面に押し出してくれればよかったかな…本作はすごく大人じみていた。(私は白スーツ、赤いマフラー時代の009から知っているので)

ただし一方では、この「大人じみた造り」が、あの才色兼備のフランソワズを作り出したし(個人的に好みです)、またそうでもしないとピュンマや他のキャラのような、それこそ「子供向け専用キャラ」の現代版再現が、困難だった事も事実であろうから、この作品は、これはこれとして良しとすべきではないか。

ということから、現代によみがえる「新たな009」としては、こうやって再スタートするしか、路線が無かったのであろう…それこそ、表題のように「RE:サイボーグ」である。

この作品に限らず現代のアニメのいくつかは、大人をターゲットにした作品も多く、よって作品の問題提起や時代背景が、視聴ターゲットにあわせて政治的なもの、哲学的なものを取り扱う作品が多くなっていて、この009もその類の作品である。

この「現代風アレンジの要素」と、「アニメならではの子供世界通じるようなカッコよさ要素」との、違和感の無い「混合」に、作品監督の手腕が試されるところ。

このような視点で本作品を再考してみると、作画の素晴らしさや、原作の優秀さは当然のことながら、神山監督の苦悩が垣間見えるようであるし、本作品がある種「絶妙な路線とバランス」を維持しているとも言える。

「万人受けする作品など存在しない」という現実を踏まえれば、「あの009を実に巧く現代に復活させた」と、言えるのではないだろうか。

他のレビューにもあるように、ストーリー性の低評価については、私としては限界があるように思っていて、そのストーリー性を深めれば、サイボーグたちの「ヒーロー的な本来の味」が相対的に弱められることになるだろうし、このヒーロー性を過剰に強めれば、大人たちをターゲットにすることが出来なくなり、現代への「RE」が、それこそ不可能になる。

ということから、上映版では尺の都合から、様々なシーンがカットされたであろいうから、ぜひメディア発売時には、ノーカット版で発売してほしいと思う。それをみて初めて、本作の評価ができそうな気がする。

また神山作品の良いところは、ジブリのように、声優に素人タレントなどを登用しないところ。神山作品の世界観を再現するには、「職人声優」でないと無理だという事情もあるのだろうが、プロメテウスの主人公=ノオミ・ラパスの吹替えに、アイドルの剛力彩芽を起用し、現在大批判を浴びている(メディアの販売もそれで伸び悩んでいる模様)他の事情をかんがみると、プロモーションや話題性だけを目論んで、作品のレベルと質を落とすような「愚行キャスト」を、今後も神山作品だけはやらなうよう固守してほしいものだ。

ちなみに、本作の主人公、「島村ジョー」の声優は、ガンダムダブルオーの「刹那・F・セイエイ」を担当した声優で、本人はバンド活動やタレント的活動もしているようだが、声優としてはしっかりとした力量のある「職人声優」である。

モジモジショウ
モジモジショウさん / 2013年1月19日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  興奮 知的 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 1 件)

がっかり・・・

映像100点
ストーリー0点

みなさんもおっしゃっているとおり、映像は最高だと思います。
音楽もかっこよくて、いい感じです。

ところが、あまりにもストーリーが中途半端、繋がらない、オチもなく理解不能、、、ほどの衝撃的なしょーもなさで、映画終了時には観客の間で「えっ、まさかこれで終わり…!?」というざわめきまで起こってました。

赤の他人どおしが共通認識で結ばれた珍しい状況ですが、観客から一斉に溜め息と失笑混じりのざわめきが起こるなんて、こんなことは私の映画鑑賞史上初めてのことでした。

折角、これだけ素晴らしい映像を世界に発信できるのですから、いくらなんでも、もうちょっとは理解できるストーリーとシナリオを構築して、映画の完成度を映像と同じく世界最高レベルにまで高めてほしいところです。

しょーもないシナリオのせいで、映像が製作者のただのマスターベーションに成り下がっしまい、たいへん勿体無く感じます。

1,800円も払ってオチがないしょーもないストーリーに2時間弱も付き合わされて、消化不良満開でした。

金返せ!!!

maruichi
maruichiさん / 2012年12月8日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  悲しい 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

劇場が夕方からかける理由。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

特に原作ファンではなかった。だから、アニメやマンガで
見たよなぁ…の記憶程度で、期待して観に行った私が悪い。
へっ…?こんな話だったっけか?という感覚にはじまり、
まぁ何と言いますか…悪く言えば難解、良く言えば壮大、
テーマが「神」レベルの話になっているんで、結構な試練を
強いられてしまった私(爆)
とはいえ、(あとで調べたところ)この作品、原作でも
未完で難解な「天使編」「神々との闘い編」が元になっている
ということで、それを監督自ら脚本も兼任し仕上げたという
原作ファンならではの作品ともいえる。
なので…あとはもう好き好きだな~^^;といったところ。

だから、懐かしいというよりはすべて目新しい(爆)
映像は美しく動きも滑らか、ある意味芸術作品を観ている
ような感覚にすら陥る。とてもサイボーグ映画には…。
キャラ設定も随分変わっているようで、003はあんなにも
色っぽかったのか?^^;009が覚醒したあと、エェっ!?と
思う二人のラブシーンにはオバさんは口アングリだったぞー。
これ、小さなお子さん連れで観に来てたお父さんがいたけど、
大丈夫だったか?まぁ…テキトーにごまかせるかアレは^^;
いや、ですから美しいのは大いに結構。
もう視点を変えて、観るしかない。っていう新しい009である。

いろいろあるけど、このサイボーグ達の悲劇、
昔のアニメでもそうだったけど、悲しい宿命があるんだもんね。
どんなに世界を救っても人間達の危機を救っても、彼らは
人間じゃないから、賞賛されることはないワケで…。捉えられ
実験台として作られた彼らが、そのスーパーパワーを駆使して
悪と戦う(TV版はほぼそれだった気が)っていう、シンプルで
オーソドックスな話だけど、背負う犠牲には子供も泣いてしまう
部分があったよなー。昔のアニメはそういうのが多かったもんね。

テーマは深いというのはよく分かる。
いかにも従来の懐かしアニメで観せるのか、
まったく新しい次元で観せるのかの違いだけなんだろうと思う。
好き嫌いは分かれても、未完の大作のスケール感は味わえる。
決して、嬉しい楽しい話ではないところがミソなんだけど。

(劇場が朝一でかけてくれなかった理由とは^^;そーゆうことかぁ)

ハチコ
ハチコさん / 2012年11月19日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 怖い 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする
  • 共感した! (共感した人 0 件)

革新的な映像は良かったものの、後半のストーリーがはしょりすぎ。

 なんといっても、本作の緻密な映像は一見の価値有りです。フル3DCGでありながら、セルアニメ形式は緻密で、繊細ながらも奥行き感の表現が素晴らしく、2D質感と3Dの立体感の両方のいいとこ取りをしたような斬新な映像でした。ぜひ3Dでの観賞をお勧めします。

 さて、物語は『009』が誕生した27年後の今が語られます。といっても、登場の仕方はとてもミステリアス。一切『009』についての説明が為されず、リーダー格の009こと島村ジョーもごく普通の高校生として登場します。ジョーは生みの親・ギルモア博士によってこの30年の間、3年に一度、記憶をリセットされ、高校の3年間を繰り返しているという設定。そしてジョーが同時多発爆破事件に巻き込まれていくなかで、メンバーと出会い覚醒していく幕開けの仕方なんです。
 『009』のストーリーを一切知らない人のほうが、かえって謎めいた登場の仕方に、好奇心をくすぐられるのではないでしょうか。
 オリジナルの『009』シリーズは、子供の頃テレビで夢中になってみていました。当時は、常人をこえたサイボーグたちの特殊能力に釘付けになってものです。27年経って公開される本作では、オリジナルの個人技よりも、チームで地球レベルの危機に向かっていく規模の大きいストーリーとなりました。
 彼らか対峙する同時多発爆破事件の犯人は、なんとアメリカの自作自演。軍事産業と結託して世界をテロの危機で包み込み、軍事費アップで利権を得ようとする産軍共同体だけにやっかいな相手です。しかも彼らもサイボーグの開発に成功しており、サイボーグ軍団対009チームの闘いが描かれます。
 『攻殻機動隊』の神山監督だけに、ギルモア博士の研究所を舞台に戦われるサイボーグ軍団との銃撃戦は大迫力。けれども本作は、そんなサイボーグたちのアクションを描くことよりも、もっと崇高な世界観を持っていたのです。それは現代の世界情勢の中で「神とは何か」というテーマ。

 同時多発爆破は、アメリカの自作自演だけでなく、“彼の声が聞こえた”という不可思議なメッセージを口々に語りながら、009チームのメンバーまで謎の存在に操られて、破壊行動を起こしてしまっていたのでした。“彼の声”は徐々にエスカレートしていき、ついにはアメリカの原潜を操り、世界中に核の雨を降らせようとします。
 “彼の声”の目的は何か。すばり地球を「浄化」し、新たな文明を築くことでした。009チームの活躍で多数の核ミサイルをパトリオットで打ち落とすことに成功するものの、唯一残ってしまった1発の核ミサイルをジョーは身を犠牲にしてまで、止めようとします。このときの003・アルヌールとの別れのシーンは、グッときましたね。アルヌールとはサイボーグでありながら恋仲だったのです。ジョーは『この日のためにボクは活かされてきたんだと思う』といって、アルヌールの手を引き払うかのように、核ミサイルへワープするのです。日々刹那に流されるよりも、何か大きな使命感を抱いて生きるほうが、たとえそれで命が潰えたとしても、生きている実感を強く感じることになるのではないでしょうか。

 核ミサイルにワープしたジョーは、そこで目に見えない大きな意志が働いていることに気がつきます。そして“彼の声”とはこの地球の神ではないかと直感したジョーは、全身全霊で、地球文明のリセットを考えている神に向かって、訴えるのです。ネタバレしませんが、いまの地球に危機感を感じている人ならば、感動しうるメッセージでした。

 気になるのは、ラストの急な展開。ジョーが犠牲になった後の地球は人類は生存しているようで、しかし大きな災難が降りかかったようではっきりしません。後半になってかなりストーリーが切り詰められたようで、説明不足が否めませんでした。そもそも同時多発爆破事件を引き起こしたアメリカの産軍共同体はどうなったのというのが、途中ですっかり“彼の声”に置き換えられてしまって、どこかに逃亡してしまったことが気になります。またなぜ神が人類を裁こうとしたのか、その理由も語られません。幸福の科学アニメ作品のように、世紀末を描くのであれば、神が文明を滅ぼしたくなる正統な理由が必要でしょう。どうもすっきりしない終わり方でした。

流山の小地蔵
流山の小地蔵さん / 2012年11月19日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

映像だけは良いが ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

 子供の頃からの「サイボーグ009」ファンで、「攻殻機動隊」シリーズも大好きなので、大いに期待して見に行きましたが、神山監督、良いんですかこんな作品公開してしまって?
 映像は綺麗です。島村ジョーは格好いいし、フランソワーズ・アルヌールも、少なくとも前半は魅力的。特に前半でのフランソワーズの衣装の描写は凝っています。
 でも、ストーリーが駄目。
 あれだけハリウッド映画に影響を与えた日本アニメなのに、このRE:CYBORGは逆にハリウッド映画の安易なパクリが満載です。主人公がケーブルを手にビルからダイブして、落ちてくるヒロインを助ける場面とか、ガラス張りのビルに中央から衝撃波が走って、一瞬後にガラスが一気に破片になる描写は、「マトリックス」そのままですし、冒頭近くでジェロニモがジョーに殴りかかる場面で、雨粒を拳が貫いていく描写は「マトリックス・リボリューションズ」そのもの。これ、パロディじゃなくてオマージュの積もりでしょうか?ミサイル潜水艦の描写は「レッド・オクトーバーを追え」や「クリムゾンタイド」の一場面を見るようですし、艦内で艦長が副長に銃を向けてミサイル発射指令を復唱させたり、指令を受けた発射装置担当士官が躊躇して、周囲の部下が顔を見合わせる場面は、「クリムゾンタイド」そのもの。発射装置担当士官がビゴ・モーテンセンに見えました。ICBMの迎撃に失敗して、弾頭が先に飛んで行ってしまう場面は、まるで「スパイズ・ライク・アス」みたい。ペンタゴンの一辺が爆破で破壊される場面、あんな描写にしてアメリカ人はどう思うでしょうか?砂嵐に霞んだようなドバイの描写も「M:I4」を思い出させました。それに、ハリウッド映画ではありませんが、ギルモア博士は荒巻課長を見ているようです。
 前半は思わせぶりな伏線がたくさん張られているようでしたが、それが後半に全く生きていません。「彼の声」って、結局集団的無意識だったんですか?それならどうして「同時多発」になるんでしょう?前半の伏線をアルベルト・ハインリヒの長々とした説明台詞で解決しているようですが、アルベルトってそんなに頭が良かったんでしたっけ?少女のような姿の天使(?)は一体誰?途中から姿を消してしまったグレート・ブリテンとピュンマは、他のメンバーが戦っている間一体どこで何をしていたんですか?大体、それまで何十という連続爆破テロをやって来て、最後がミサイル原潜一隻だけからICBM数発を発射で終わるわけ無いでしょう。軍需産業の社長さんは、一回出てきただけで終わりですか?
 息をのむくらい美しいかと期待した画像も、感心したのは前半だけで、後半になると、前半あんなに蠱惑的だったフランソワーズの肢体の描写は平板になり、最後は唯の美少女になっていました。
 それでも、「流石神山監督」という画面構成は多かったので、ストーリーを無視して画像だけ見れば、印象には残ります。格好いいとも思えます。でも、前半の伏線が後半で全部肩透かしに遭う脚本と、後半雑になる描写は、「途中で予算無くなっちゃったのかなぁ」と思えました。

ネモ艦長
ネモ艦長さん / 2012年11月19日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  悲しい 単純
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

映像のクオリティは圧巻!それ以外は・・ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

色々酷評は聞いていましたが、神山監督作品なので期待はしてました。

しかしいかんせん内容がものすごく浅い!

話題性と製作費だけの3流ハリウッド映画を見たときのような後味の悪さに唖然としてしまいました。

神という存在への取ってつけたようなつぎはぎなご高説に萎えまくりでした(正直ブッダの原始仏教はこの映画で言っている神の解釈などとは全く反対の教えを言っていると思うのですがの安易に引用などしないでほしかった・・)。

ただしそれを差し引いても映像作品としてはジブリ映画とは全く異なる路線ですが現在の最高峰のクオリティと思います。

本当に惜しい作品でした・・。

yamaboy
yamaboyさん / 2012年11月18日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  単純 興奮
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 1 件)

加速装置言わないときの方が速い

劇場でたまたま観た予告編があまりにもかっこよくてテンションが
あがったので観に行きました。

正直全く009原作のこと知らない、読んだことない状態でしたが
それなりに楽しめました。

加速装置の使いどころとか終わらせ方とか不満が残る面もありましたが
観に行ってよかった。
キャッチの「終わらせなければ、始まらない」も個人的に
はまって好きでした。

ぱっつぁん
ぱっつぁんさん / 2012年11月18日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 1 件)

大いなる感動と一抹の不安 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

やっと見てきました。
もっと早く観たかったんだけど、躊躇してました。
大体、多くのリメーク物はあたり、外れが激しくって、
私の愛するサイボーグ009が滅茶苦茶になるのが
不安でしょうがなかったから。。。

でも、観て良かった。
そもそも新宿のバルト9はサイボーグカフェまであって、
私の気分を盛り上げてくれます。

さてさて20時のスタートでしたので、観客は30人ぐらいでした。
いる人いる人、みな中年(笑)50代、40代の夫婦が多かった。

んで、ワクワクしながら映画のスタート。
まず、驚きが・・・なにーっ、島村ジョーが高校生!
設定で歳をとらないだけでなく、3年に1回記憶を消して
高校生を繰り返すって・・・何故に???

イントロ、からエンディングまでストーリーが分かりづらいって
話を聞いてたので、集中、集中。

うーん、確かに解りづらいかも。
ストーリーはかなり凝っています。
ここのレビューでは酷評が多いんですが・・・私には感動でした。

一人一人の中に神は存在し、それは時として悪魔にもなる。
これだけの秀逸な脚本はしばらく無かったと思います。
神の概念を新たなる解釈として描いています。

冒頭に書いた、不安はこの意味です。
だって、ブラックゴーストではなくって敵は神様なんですよ。
これ以上の強敵はもうないでしょう。
と言う事はこれ以上の秀逸な戦いの画は作れないという事。
だから、続編が(もし有るならですよ、あくまでも)
すっごく駄作になるそうで・・・・と言う意味です。

キャラクターも良かった。
みんな、漫画ではなく、リアルなヒーローでした。
まあ、往年のファンの自分には漫画のフランソワーズ(003)の
方が良かった。なんせ今回は積極的でセクシーすぎます。
あの、陰ながらジョーを想い支えるって風情が良かったんです。
でもジェットやジェロニモ、アルベルトも原作より良かった。

何といっても、往年のコスチュームと3Dの加速装置の描写。
素晴らしすぎます、これだけでもみる価値あり。
皆さん、絶対に3Dで観てくださいね!
でも、1回で良いから宮野さんに「加速装置っ!」って
叫んでほしかったなぁ。

音楽も、声優も、描写もサイコーでした。
往年の名作「新造人間キャシャーン」「科学忍者隊ガッチャマン」
のOVA版もすごくカッコよくリメイクされていましたが、
この作品の方が自分には一番でした。
特にジェットってばまるでアイアンマンかガンダムか!

楽しみにしていた、原版にはない細かい裏設定が「へー」と
感心することしきり。

①冒頭のジョーの高校生。
②ジョーとジェットが仲悪い
③006が商標権でギルモア博士と係争中
④アルベルトの武器の弾丸が特注
⑤ジェットは体をメンテナンスしてる
⑥006ギルモア財団に多額の寄付
等等

でもギルモア博士、ずいぶん性格悪くなったんじゃない。
キャラは皆個性にあふれ非常にうれしかった。
次回作ではもっとピューマやグレートにも
活躍してほしいです。

最後に自分に「加速装置っ!カチッ」。
皆さん、是非観てみてください。

としぱぱ
としぱぱさん / 2012年11月16日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  楽しい 興奮 知的
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

映像としていいけど

009を今風に作ったらどんなかなぁと思いながら観て来ました。・・・。

以下個人的な感想。

...キャラや個々の設定は好みの問題でしょう。

私としては悪くないじゃないと思います。
アクションシーンもちゃんと作ってるし、009の設定もちゃんと生かしてると思います。
それなりに楽しめました。

ただ、映画作品(物語)としては貧弱だと感じました。
----
脚本が弱い、っていうか小さいエピソードに力入れて本筋、舞台が疎かになってるんじゃないでしょうか?
視聴者に考えてくれというにしても全体を統括する脚色が貧弱過ぎると感じる。
シーン割りや間のもたせ方も良くないですし。
個々のアクションやシーンの脚色に頑張ってるのは分かるんだけど(事実、そこだけを切り取れば十分に面白いのです)、ストーリー、舞台設定、テーマに対しての訴えるものを感じられないです。
脚注文字の説明を台詞にしても意味ないし、映像にしたならビジュアルの演出で伝えてほしいものです。
主人公以外の動機付けはまったく伝わらない、サイドキャラが生きていないので話も膨らまない…つまりは盛り上がらない。

伝えたいものがあるのなら製作側はそれが伝わるように作るべきだと思うし、伝わらないのは観る側のスキルが低いという自己満足な同人作品ではないのだから。

もし、時間かけてアクションのシーンを見せたいだけなら、本筋の1/3位までのところ話までをもう少し深く掘り下げてラストは「そして彼らは再び立ち上がった」で終わった方が見ごたえあったんじゃないでしょうか?
「短い時間に詰め込んだから表現し切れなかった」ってのではなく「表現できるようにしたからここまでで終わらせた」作品の方が好感がもてたと思います。

009のプロモーションフィルでしかなかったのか、物語としての映画作品にしたかったのか、あるいは他の何かなのか。

tsubak
tsubakさん / 2012年11月13日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  楽しい 単純
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする
  • 共感した! (共感した人 1 件)

52件中、1~20件目を表示

映画レビューを書く
このページの先頭へ

最近チェックした履歴

映画の検索履歴

他の映画を探す

映画館の検索履歴

他の映画館を探す

特別企画

Jobnavi