劇場公開日 2013年6月14日

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「まさしくグレートなギャツビーでした」華麗なるギャツビー ヴァルさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0まさしくグレートなギャツビーでした

2014年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

こんなに切ない話だったんですね。
豪華絢爛、とにかくド派手にやりたい放題やりまくって、最後はキナ臭い話で終了・・・みたいな映画だと思っていたのですが、こんなに切なくて物哀しい話だったとは・・・。
まあバズ・ラーマン監督お得意のパターンでしたので、物凄く驚いたと言うほどではないですが、ギャツビーがどうやって大富豪と呼ばれるまでに成り上がったのか、何故毎晩豪華絢爛なパーティーを催しているのか、その謎が物凄く真っ直ぐで純粋な理由だったので、予想以上にグッとストーリーに引き込まれてしまいました。

前半はトビー・マグワイアが演じた隣人ニックが飄々と物語を進めていく形だったので、正直何か眠くなりそうな映画だなと思いながら見ていたのですが、終わって見ればこの形だったからこそグッと感情移入できたのかなと思えましたよ。
ただ豪華なだけではなく、ただ哀しいだけでもない、そこにニックから見た尊敬、憧れの感情が入ってこその「華麗なるギャツビー」だったなと。
まあもう少し当時の時代背景が詳しく描かれていれば更に感情移入できた気はしましたが、これ以上長い映画になってしまうと相当ダレてしまうので、バランス的にはこの位が無難なところでしょう。

それにしても、ディカプリオは相当な嵌り役でしたね。
元ネタを見ていないからそう思えるだけかもしれませんが、私的にはこれだけ狂おしく純粋な愛を表現できるのは、ディカプリオ以外考えられないぐらい嵌っていたと思いました。
憎々しい恋敵を演じたジョエル・エドガートンも、素晴らしい存在感を見せてくれましたね。

惜しいのはデイジーを演じたキャリー・マリガンが、思いのほか上流階級の美女には見えなかったことか(好きな女優さんではあるのですが)。
むしろジョーダンを演じたエリザベス・デビッキの方が嵌り役に見えましたが、見せ場が少なかったのが何とも惜しまれます・・・。

ヴァル