コロンビアーナのレビュー・感想・評価
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『レオン2』になるはずだった映画
『レオン』の続編『マチルダ』として製作される予定の脚本が、いろいろ大人の事情があって実現せずに、もういいやと『レオン』から独立させて作られた作品。なのでベッソンの過去作の焼き直しのように見えるのは不可避であって、逆に言えばベッソンが得意技を披露している安定のベッソン印とも言える。
とりあえず単体として成立させるために冒頭から「レオンの出て来ない『レオン』」を一気呵成に描いて見せる。まるで2本の映画を1本にまとめたみたいな力技に、いかにも興行師的な山っ気を感じて商魂のたくましさに笑ってしまう。しかしアクションに全力で身を投じるという点ではゾーイ・サルダナは申し分なく、子供時代を演じたアマンドラ・ステンバーグともども、借り物ではないキャラを成立させている。
むしろ『マチルダ』が微妙な形で実現してコアな『レオン』ファンを失望させるより、幸せな結果だったと言えるのではないか。いや、幸せというほどには成功した作品ではないかも知れないが、本家が作った亜流という、作家至上主義とは相容れないジャンル映画の良さはあると思っている。
リュック・ベッソンの良さ出てる?
リュック・ベッソンらしさを期待して鑑賞したが、あれっ…ちょっとイメージと違う!?
前半のカトレアの少女時代は大奮闘がとても健気で思わず応援しながら観ていたが、成人後は急にわざとらしさが鼻につく感じの展開に。中盤以降は一気にテンションが下がってしまった。
どのような層の鑑賞者をターゲットにしたのかわからないが、無駄にスタイリッシュだったり、無駄にド派手だったりと…どうしても冷めた目で観てしまう。その流れでの急なカンフーアクションやラストの仇討ちシーンなどは、完全に拍子抜けと言わざるを得ない。
リュック・ベッソン絡みの作品ってストーリーはまあよくある系ではあるが、映像とか音楽だったりとかトータル的には結構凝った構成のイメージだが、本作はあまりにも物足りなかったかな。
個人的評価としては、本作は残念ながらB級枠に入れざるを得ないといったところか。
そりゃないぜ最後 62点
最後はそりゃないよ。主人公が復讐のために殺しを始めたのに犬で最後死ぬのかよwww
自分勝手だし、やめろと言われても辞めないし自業自得。後半は主人公に腹が立って仕方ない。
良かったところは主人公の乳首がハッキリと分かるところ。アクションもそれなりに見せるところは良かった!幼少期のころの主人公の動きが凄い笑セクシーというかカッコイイ。
名乗る殺し屋カトレア
ゾーイサルダナ扮するカトレアレストレポは、ただならぬ気配の 父親からカードの住所を自力で訪ねろと言われたところ自宅が銃撃された。
いきなり銃撃されながら追われる恐怖。女の子ひとりで凄いね。さらには殺し屋になりたいだってさ。15年後にもう目的を遂げてる。仕込みがいいんだろうな。見事、カトレアと名乗る殺し屋になった。カトレアはコロンビアの花なんだね。でもこんな殺し屋が彼女ならまいっちゃうね。さすがリュックベッソン、今までの映画にない迫力だったよ。
ゾーイサルダナが最高にカッコ良い。過去作を連想させるようなところも...
ゾーイサルダナが最高にカッコ良い。過去作を連想させるようなところもあるけれど、リュックベッソンオリジナルの良アクションを観れた感じ。昔、ミラジョヴォヴィッチ見つけてフィフスエレメント撮りたくなったんじゃないかなぁなんて想像したけど、この映画もゾーイサルダナ見せたかったのかもしれん。
アクションはよい
また女殺し屋、好きだねリュック・ベッソン。
美しくしなやかな豹のようなカトレアのアクションは
見ごたえあり。
それ以外はよくある復讐ものといったところ。
それほど恋に苦しんだというところもなく
男にはわきが甘かったのね・・・という
印象で終わってしまった。
ゾーイのキレッキレのアクション全開
リュック・ベッソンがまたやりました。
女優をフィーチャーしたアクション映画。
この映画の存在自体を知らなかったのですが、つくづくどん底からの逆転劇が好きでしょうがないんですね。
映画の売り文句に「レオン」「ニキータ」なんてさりげなく散りばめてあったものだから、思わず手に取ってしまいました。見始めたら終わりまでサクッと見終わる丁度よさ。ゾーイのキレッキレのアクションも炸裂して、最強の女アサシンの暴れっぷりが堪能できます。
はっきり言って、「レオン」の名前を出してほしくない出来栄えだけれども、まぁ、あの映画は特別だから仕方ない。唯一、その利権で食いつないでいくことが許されるのも、リュック・ベッソンの特権と言うことで。
それにしても、少女が急に大人になり、その強さの成り立ちだとか、彼女が敵に回す犯罪組織の、本当の恐ろしさとか、彼女の存在を必死に突き止める警察組織とか、何もかも、あえて語らず、見る人の想像に任せてしまういさぎよさ、今回は、アクションに救われているものの、肝心の戦闘シーンがつまらなかったら、ただのダメ映画に成り下がっていたところでした。
この手法で、興行的に何とか食いつないでいく作戦も、いつまで続くのでしょうか。「ルーシー」あたりで、飛躍的なフィルムメイクを見せて欲しかったのですが、あの映画、酷評されていますよね。私個人としては「ルーシー」大好きなんですが。
ということで、この映画も、少女時代のカトレア役を演じたアマンドラ・スタンバーグの熱演も含めて、お気に入りの一本になりました。ただし、星は3つです。そこはシビアに。。。
2017.9.26
好きな場面はひとつ
殺し屋になりたいとから学校なんて行きたくないと言うカトレアに、技術だけ学んでも殺し屋にはなれない。と言うシーン。
学校に行かせるために言ったセリフだけど、殺し屋に限らず、集団生活の中で人がどう考え、感じるのかを学ぶ事は人として生きる上でとても大切な事だと改めて感じた。
全体的にはまあまあ。
悪くはない
ニキータ、レオンそして…
全く想像を裏切らないストーリー。。。
でも、コロンビアの高低差のある街を逃走するシーンの画
数々の暗殺に向かう時の身のこなし
映像的にも素敵でした。
驚きはないものの、よかった。
コロンビアーナ
目の前で両親を殺されるこの手の定番の始まりだが!
次の瞬間キレキレのアクションどんどん夢中にさせられ目が離せなくなる、成長すればスレンダーな美女の殺し屋。
ひとことで言うならば「かっこいい‼️」
ですね〜〜(^ ^)
安定のヨーロッパ・コープクオリティ。
一貫して中学生の寝言のようなストーリーのアクション映画を小気味よく連発するリュック・ベッソン率いる粋な製作会社ヨーロッパ・コープの話題作・・・のはずが1年近くも塩漬けになっていたのは主演がイマイチ世間的に馴染みのないゾーイ・サルダナだからでしょうか・・・『アバター』のヒロインですけど。
組織から足を洗おうとした両親を目の前で惨殺され復讐を誓った少女カトレア。シカゴで殺し屋家業を営む叔父に引き取られ15年修行して晴れて殺し屋になった彼女は、殺害した遺体に口紅でカトレアの花の絵を書き残して両親を殺した組織をおびき出そうとするが・・・というオトナが考えたとは思えないお話は期待通りのクオリティ。というか、それって『レオン』の少女マチルダのその後のお話じゃないの!?ということで『レオン』チックなカットがあちこちに散りばめられていて、オリヴィエ・メガトン監督の先輩リスペクトが垣間見えます。
少女カトレアが組織から逃げるボコタでのパルクールアクション(どうもロケはメキシコみたいですが)から始まってエンディングまで、んなアホな!?でもカッコいい!!的なショットがパンパンに詰まっていている一方で、ゾーイ・サルダナの脚線美を舐めるように美しく撮ることも全然忘れていないバランス感覚もいい感じ、『トランスポーター』みたいにシリーズ化して欲しいクオリティでした。
女性のアクション
完全なる復讐劇のお話でした。
幼少期に両親を殺害した悪人を復讐するために
殺し屋になり、警察署やいろんな場所に潜り込み
父親を殺したマルコへつながりを作るため、殺し屋の犯行を働き、最後にはマルコをも殺し、ボスも殺し全滅させ、行方をくらます完結型の映画でした。
女性がめちゃくちゃ強いし、頭がキレまくりです。
子役の子のアクションシーンが、おお!ってなりました。
男性ものでこのような作品は良く見ますが
女性パターンはあまり見たことがなく新鮮でした。
アクションがすごく、面白いっちゃ面白いけど
まぁずば抜けたわけではないくらいでした。
ニキータ<コロンビアーナ<レオン
親を殺された聡明な少女カトレアが暗殺者となって復讐を企てる。カトレアはコロンビア産蘭の花。
絶体絶命のピンチからナイフ突き刺して始まる街中の地の利を活かした逃走劇が素晴らしい。
指導者である叔父さんのエミリオとの特訓シーンが欲しかった。
牢屋から抜け出して射殺してまた戻るミッション、サメとともにスイーっとやってきて侵入した穴に悪人を落として殺すミッションなど鮮やか。
CIAと組んだマフィアvsFBI。マルコとの因縁のバトルの格闘シーン、武器は歯ブラシ→銃で喉をひと刺し。
ラストはバスで街を去るカトレア。
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