ブラック・ブレッド

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ブラック・ブレッド

解説

スペイン内戦後の小さな村を舞台に、ひとりの少年がある事件を契機に恐ろしい決断を下すことになる姿を描いたミステリードラマ。カタルーニャ地方の小さな村の森の中で、少年アンドレウは親子の死体を発見する。死の直前に「ピトルリウア」と謎の言葉をつぶやく女性の姿を目撃したアンドレウは、内戦によって心に深い傷を負った大人たちがひた隠す真実に否応なしに巻き込まれ、生きていくためにある決断を下す。スペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞で、作品賞をはじめ9部門を受賞。2011年スペイン映画界の話題をさらった。

2010年製作/113分/PG12/スペイン・フランス合作
原題:Pa negre
配給:アルシネテラン
劇場公開日:2012年6月23日

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(C)Massa d'Or Production Cinematografiques i Audiovisuals, S.A

映画レビュー

4.0選ばれたのはリアリティか?

2012年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

2011年のスペイン映画を代表する本作、「私が生きる肌」と両方ご覧になることをお勧めします。映画界はリアリティを選んだのでしょうか。人物相関と時代背景の予習を是非。本作デビューの少年主人公が素晴らしい。

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dekatter

1.5バースだけ聴かされてもねぇ・・・。

2012年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

 ポピュラーソングにはバースという導入部分を持っているものがあります。「スターダスト」然り。「枯葉]然り。この映画は、そのバースの部分だけをさんざん見せておいて突然、幕切れになります。なんだか、ペテンに引っかかって1500円、払わされたような感じです。ストーリーはというと、ミヒャエル・ハネケの「白いリボン」に酷似した内容です。こう書けば、多くの人は判ってくれると思います。来るべき大きな災厄を暗示することに終始するだけなら、様々な、陰惨な事例を繋げていけば、映画らしい体裁を整えられるでしょう。しかし、我々は、その来るべき大きな災厄を見てみたいのです。戦争であれ、圧政であれ、災厄そのものを見てみたいのです。もしかすると、大きな災厄については観客の想像に任されているのかもしれません。でも、それは監督の職務怠慢なのではないのでしょうか。イーストウッドの硫黄島二部作のような傑作が誰にでも撮れるものではないことは百も承知です。今後、この手の映画に批評家が高い評価を与えるような過ちは避けてもらいたいものです。
 それにしても冒頭部分の目隠しをされた馬が断崖から突き落とされていく場面には憤りを感じました。スペイン人よ、もっと、動物を大切に扱え!闘牛なんか、やめちまえ!

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bashiba

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