アンネの追憶

劇場公開日:

アンネの追憶

解説

世界中で読み親しまれている「アンネの日記」には書かれなかった、アンネ・フランクがゲシュタポによってアムステルダムの隠れ家から連れ出され、強制収容所に送られてからたどった過酷な運命を描いたドラマ。アンネの親友だったハネリ・ホスラーのインタビューをまとめた「もうひとつの『アンネの日記』」(アリソン・レスリー・ゴールド著)を原作に、アンネの家族の中で唯一ホロコーストを生き延びた父オットーによる回想でつづられる。音楽を「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」のエンニオ・モリコーネが担当。

2009年製作/99分/G/イタリア
原題:Mi ricordo Anna Frank
配給:ゴー・シネマ
劇場公開日:2012年4月14日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5直接の厳しい表現が無くて少年少女向け

2020年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

総合:65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )

 子供に観てほしいと思って制作されたのだろうか、とにかく表現が間接的で優しい。ユダヤ人の大量虐殺を描いているのに、直接人を殴ったり殺したりするような暴力描写と、人が死ぬ場面は映し出されない。せいぜい銃を突き付けて脅したり、人が処刑されたと思われる施設からの煙が立ち上るくらい。誰かが死んでも死ぬ場面は描かれず、誰々は死んだと告げられるだけ。
 強制収容所の生活も日常の厳しさの描写が少ないし、強制収容所にいる人々も激やせしていない。私が見たことがある本当の収容所の写真ではみんな骨だけが浮き出るほど恐ろしく痩せこけていたが、そこまで病的に細い人がいない。全体的に迫力が無いため、怖さが伝わりにくい。
 また長い年月をとびとびで場面転換するために、物語の流れを把握しにくい。いつどの収容所で誰がそこにいて何をしていて何をされていてのか、そんな情報が分かり辛い。

 そうは言ってもある意味で悪くない作品だった。アンネの感受性は女優が瑞々しく演じていたし、周囲の人も良かった。大人が観れば迫力不足な面はあるが、一方でそれは少年少女には刺激が強くなりすぎていないので向いているとも言える。家族で子供と一緒に観るには良い作品だと思います。

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Cape God

3.5予備知識が必要

2015年9月6日
Androidアプリから投稿

悲しい

怖い

難しい

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eigakabosu

3.5hmmmm

2013年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

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tsugumi777
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