劇場公開日 2013年6月7日

「マクガフィン沢山。」エイリアン ディレクターズ・カット 天々(てんてん)さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0マクガフィン沢山。

2015年6月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

じんのさんの脚本講座の題材だったため、鑑賞。
人間ドラマばかりの昨今の映画社会にヒントを投げかけていた。人物像をほとんど描くことなく(描いたら誰が主人公で、誰が生き残るかわかってしまう笑)物語を進め、見終わったあとにはジェットコースターのような満足感を得られる。マクガフィンの連続で、飽きがあまりこない。
ただ殺すのではなく、水浴びなどをして人間の「生」を意識させてから殺す、食事中に腹からエイリアンがでてくるなど、不快感を観客に与えるシナリオの工夫がされていた。
空間を三次元的に使うことによって、観客に空間を認識させやすくする工夫が、エイリアンの体液が強酸だと分かるシーンにされていた。

天々(てんてん)