劇場公開日 2011年8月13日

「カップルでの鑑賞は避けたほうが無難かと」恋愛社会学のススメ septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0カップルでの鑑賞は避けたほうが無難かと

2011年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

上映時間帯の影響か、
それともお天気の回復か。

この回から急に混雑しはじめました(驚)

★彡     ★彡

引け目
人生への迷い
彼の友人を好きになれない

夢想家
避けていたのに
会った途端に仲良くなる不自然さ

男だから
仕事だから
自然にできているように
見せる姿が理解できない
そしてぶつけようのないイライラ

恋愛倦怠期
彼は優しさに欠けている

彼女は俺に惚れている=思い上がり
彼女ならわかってくれる=男の甘え

友人を別荘に迎えたとき
彼が選択した曲は、きっと思い出の曲だったはず。

だから、彼の友人が
「拷問だ」とCDを切ったとき

彼の友人の奥様が
「大好き」と軽く
舞い上がった態度を見せたとき

彼女は
わたしたちへの屈辱と
受け止め我慢がならなかった

見下している、
バカにしている、
わたしがこれだけ
腹を立てているのに、
あなたはなんとも思わないの?!

彼の友人夫婦を通して、
理解をした彼の本当の姿

そして
彼女だけが見つけた、
彼の愛に欠けたもの
彼が自分をわかっているつもりに過ぎなかったこと

「他人と比較するのはよくない」

物知り顔で口にする人はいる
でも、比較してこそ初めて気づくものもある現実

「愛している」

口にするのは誰でもできる
ただ、心がこもっているかは疑わしい

“恋愛は夢物語ではなく、現実のもの。
 そして、甘いことだけでなく、時には痛みも伴う“

幸せの形は千差万別
だからこそ幸せを見失ってしまうこともあるのでしょう・・・。

★彡     ★彡

おひさまのような笑顔を
段々見るのが痛くなってくる作品。

タイトルに惹かれて、
デートで選ぶのは危険。

■気まずい空気流れる確率
・序盤:10%
・中盤:50%
・終盤:80%
・終了:90%

別鑑賞作品を用意しておいたほうがよろしいでしょう(笑)

septaka