劇場公開日 2012年12月22日

もうひとりのシェイクスピアのレビュー・感想・評価

全16件を表示

0.5さっぱり分からない

2020年8月2日
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名前が覚えられないし顔の区別もつかない。政治的なことをやっているのだが何をやってるのかさっぱり分からない。誰がどんなピンチに陥っていてどんな状況にあるのかもわからない。全く入っていけない。

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タンバラライ

4.5この作品を真実だと思い込んでしまうほど完成度が高い。 内容に対して...

2018年10月18日
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この作品を真実だと思い込んでしまうほど完成度が高い。
内容に対して時間が短く、ストリーを追うのに疲れるが、美しい映像の16世紀、イギリスに引き込まれてしまう。
時間が足りなかったのか、女王の描写が浅く感じた。

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miharyi

4.0ジェイミー キャンベルバウワー!?

2014年6月6日
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誰それ?超かっこいい❤️はまった!宮殿のドロドロ恋愛劇だけど、かっこよすぎる彼!!調べあげなきゃ!

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aco

4.0フィクションとしてのリアリティ

2014年2月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

特に選んだ訳でもないが『ブーリン家の姉妹』の次に同じくチューダー朝を舞台にした作品を観ることになる不思議。
今作の舞台はアン・ブーリンとヘンリー八世の娘エリザベス一世の治世。
今もまことしやかに語られるシェークスピア別人説に基づくフィクション。
シェークスピア別人説については極論としてあまり真面目に取り上げられることもないようだが、これは実在した登場人物を使い、結果としての史実を見事にフィクションとして融合させた秀作だと思う。

ストーリーとして良く出来ていると共に、“あったかもしれない事実”として、とても説得力がある。
物語の中心人物は“もうひとりのシェークスピア”であるオックスフォード伯エドワードだが、彼を取り巻く登場人物、エリザベス一世、セシル親子、ベンジャミン・ジョンソン、ウィル・シェークスピア、サウサンプトン伯など皆キャラクターが立っていて、この時代の群像劇としても見事に成立している。

監督はローランド・エメリッヒ。
この人は、大味な大作映画の人というイメージで、まったく興味もなかったのだが、今作では、監督も“化ける“ということを痛感させられた。きっと今までは、いい企画と脚本に巡り合えなかっただけだったんだろう。
舞台に始まり舞台に終わる構成も、ストーリーにピッタリだった。
監督も俳優も、食わず嫌いは禁物です。

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arakazu

4.5言葉で世界は変えられるか

2013年8月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

本作冒頭に「言葉で世界は変えられる」というセリフが出てくるのだが…。

言葉…広くとらえれば物語…それには映画も含まれると思う。

「映画で世界は変えられる」なんつう重いテーマをエメリッヒは持ち出してきたのか。
そんな自分に跳ね返ってくるブーメラン投げて大丈夫なのか?
ガチなテーマに、ふてぶてしく、いやココロザシ高く挑んだエメリッヒ会心の一作だと思う。

--

シェイクスピアの正体。
それに様々なドラマが絡んでくる。権力争い、陰謀、親子関係、恋愛関係…。
そんなテンコ盛りなお話を分かりやすく手際良く描いていく。
どんでん返しもあり、ストーリーを追っていくだけでも充分楽しい。
当時の街並みや貴族達の意匠、舞台装置など映像的にも美しく観ていて飽きない。

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テンコ盛りなお話の中でもやはり核となるのは、
「言葉を書く人」「物語を作る人」たちの苦悩だろうか。

禁止されても愚か者と罵られても、書くことを止められなかったシェイクスピア。
シェイクスピアの圧倒的な才能に深く嫉妬し、彼には敵わないことを承知しながらも、自分も言葉を書き続けた劇作家のベン・ジョンソン。

二人の最後のシーン、セリフがいい。
シェイクスピアがなぜベンに戯曲を託したのか。
「言葉を書く人」同士の強い連帯と敬意が溢れ出ていて、胸に迫る。

二人の健気さに、この物語を作ったエメリッヒの健気さが重なって、なんだか込み上げてくるものがあった。

--

「言葉で世界が変えられる」
世界とは、社会や歴史といった大きいものを指すと同時に、個人の心情・精神世界といったものも指していると思う。
そういう意味ではこの映画、私の心をしっかり揺さぶって変えてくれたと思う。

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小二郎

3.5「ロミオとジュリエット」と「ジュリエットとロミオ」

2013年7月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

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shimo

4.5:))

2013年5月2日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

ちょーっと無理があるような気がしないこともないけど、そんなことより面白かった!
衣装とかセットとかCGが超綺麗!

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ゆき

4.5素晴らしかった

2013年2月12日
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鑑賞方法:映画館

 1600年前後のイギリスという全く馴染みのない世界が舞台で、登場人物が多くてややこしい上に時系列も前後するので、これはついていけないかもと不安に思っていたのだが、意外とすっきり見やすくて、いつの間にか没頭していた。けっこう長い映画なのに、全く時間が気にならないくらい面白かった。

 何が素晴らしいかと言えば、シェイクスピアの本体である、エドワードがお金でも名声でもなく、ピュアに創作を人生の仕事として取り組んでいるところだった。もちろんその創作で、敵を失墜させようとしたり、恋の手管として活用したりもするのだが、それも含めてすべて創作の糧として、どっちが先か後か分からないくらい人生と創作が密接に不可分であってこそまた創作ではないかと言っているかのようであった。

 ベン・ジョンソンを実はエドワードがその実力をとても認めていて、彼の賞賛を一番求めていたというのも非常に感動的であった。それがベンには呪いであり、ウィリアムが馬鹿だから気にしていないかもしれないけど、彼にとっても呪いであった。どうあがいても太刀打ちできないほどの才能が周囲を苦しめていた。

 あの息子、馬とか兵隊引き連れて城に行ったらそれは、どう見てもクーデターにしか見えないだろ、と思った。一人で徒歩で行けよ。

 エリザベスが大して賞賛すべき人物として全く描かれていないところも面白かった。

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吉泉知彦

4.5シナリオとスタッフに拍手

2013年1月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

16世紀、エリザベス一世統治下のロンドン。宰相として権力を振るい、王位継承者にスコットランド王ジェームスを据えようと企むウィリアム・セシル卿は芝居を忌み嫌い、それが民衆にもたらす力を恐れて弾圧する。オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアは、セシルの陰謀に反抗するように自作の戯曲を劇作家のジョンソンに託し匿名で上演させる。芝居は喝采で民衆に迎えられ、民衆は作者の登場を要求する。そこへ自分が作者だと名乗り出たのは、エドワードが自身の替え玉として選んだジョンソンではなく、その劇に出演していた役者のシェイクスピアだった。
ローランド・エメリッヒ監督が、18世紀に始まったシェイクスピア別人説論争の中で有力とされている、第17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアが真の作者であったという説に立ち、なぜ彼がその真実を隠さねばならなかったのかを主題にしながら、愛と陰謀渦巻く宮廷を描いた歴史ミステリー。
しかしこの作品は、彼が真の作者であったことを証明しようとするものではなく、彼が作者であったのならこんな物語だったのではなかろうかという、あくまでも「物語」であり、その真実味溢れる重層的で重厚なシナリオとともに、16世紀のにおいまでも伝わってきそうなほど現実味を持ってロンドンを再現してくれた「特撮」と美術や撮影スタッフの素晴らしさに拍手です。

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shikahiko

4.0大胆な推理がおもしろい。

2013年1月18日
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悲しい

怖い

難しい

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りりー

4.0VFXを駆使した背景は素晴らしいものの、ストーリがやや難解。予習が必要な作品です。

2013年1月6日
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鑑賞方法:映画館

 ローランド・エメリッヒ監督と言えば、パニック大作で著名な監督。その監督が歴史大作を手掛けただけに、得意のVFXを駆使して400年前のロンドンの街を懲りにこだわって忠実に再現。丁寧な時代考証、重厚な装飾とスペクタクルに彩られ、見応え十分の歴史絵巻に仕上がりました。このこだわりが、シェークスピアが活躍した時代の再現に説得力を与えたのです。
 本作の原題は、『Anonymous』(匿名)。つまりシェイクスピア劇の“真の作者”は、なぜ匿名を貫いたのか、その謎を解き明かすことがメインテーマの作品です。
。歴史的な名作の数々は、どのようにシェイクスピアなる人物の手に渡ったのか。これらの謎解きのドラマに期待したのです。しかし、いともあっさりとシェイクスピアは誰だったのか、明かされてしまいやや興ざめしました。むしろエリザベス1世時代の権力闘争やドロドロの愛憎模様が軸になっているのですね。だから、謎解きの部分とエリザベス1世の後継を巡る権力争いが交差しだす後半部分になるまで、ストーリー展開が掴めず、筋に追いついて行くのがきつかったです。それに加えて、主人公のオックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアを取り巻く大勢の登場人物を把握するまでが大変。これは誰だったけといちいち思い出さねばならないことがホネでした。

 さて、なぜシェークスピアに別人説がまことしやかに語り継がれているのでしょうか。本人の自筆の原稿が全くないということに加えて、その根底には、『リア王』などの王侯貴族の戯曲の数々を、田舎町の職人の息子が、書けるはずがないという差別的な発想も影響していると思います。貴族の暮らしや外国の文化について、彼の生まれ育った環境ではそんな知識は得られるはずもないではないかという指摘には一理あると思えました。だから貴族のエドワードが、もうひとりのシェイクスピアとして、スポットライトが当たっても可笑しくはなかったのです。

 本作では別人説がエドワードであることに立脚して語られるのですが、それでも謎は残ります。なぜ彼は正体を明かさなかったのか。物語は丁寧にその事情を開かしていくのです。エドワードは劇中でこう言っている。「貴族は戯曲など書かない。家名に傷がつく」と。ただ真実はそんな貴族のプライドだけで済まされるようなことではなかったのです。 聡明なエドワードは、芝居が社会を変える力を持つことに気づいてしました。そこで自ら芝居を書いて民衆を煽り、政敵となった宰相ウィリアム・セシルの専横を抑止したかったのです。王位継承を巡り、エドワードとエリザベス女王の間に生まれた女王の隠し子にも、セシルの追及の魔の手が及んでいたのです。それは社会的な立場を追いおとすだけでなく、命まで奪おうという陰謀でした。あろう事か女王までその陰謀に陥れられて、隠し子と知りながらも処断しようとするのです。息子の命を守ろうとした、エドワードの対抗手段が戯曲による大衆扇動だったのです。劇中セシルそっくりの猫背の人物が登場して、専横ぶりを発揮する芝居ぶりには、ご当人には腸が煮えくりかえる思い立ったでしょう。 そんなわけで身の安全のためにも、エドワードは名乗り出なかったのです。

 言葉を紡ぐことに天賦の才を持つエドワードでした。彼はしかし、作家としての称賛を得ようとは生涯思わなかったようです。臨終が近くなったとき、代役を務めた劇作家のベン・ジョンソンを呼び寄せて、自分が数多くの言葉を残せたことにいかに満足だったか、達観して語る思いには感動しました。後世に名を残すことはしないという執着のなさに、でもその気持ちはいかばかりだったろうと思いを巡られてしまいます。

 ここで疑問なのが、当初の代役はジョンソンたったのにいつの間にか、役者だったシェークスピアの方にその役割が移ってしまったことです。そして不思議なことにジョンソンは劇作家として成功して、歴史に名を残しました。
 本作では、シェークスピアが代筆させていることを感づいて、エドワードを脅した結果、代筆の権利と自身の専門劇場となるのグローブ座の建築費をエドワードからせしめることにありつけたのです。この辺は史実とはやや異なりますが。

 立場を奪われたジョンソンは、自棄を起こして、エドワードを裏切ることになるのですが、問題はジョンソンから、一介の三文役者に過ぎないシェークスピアになぜ容易に原作者の権利を移すことができたのかということです。
 当時は、劇作家の地位は役者よりも低かったのです。台詞を生み出す人間より、台詞を演じる人間、そしてさらに、それを芸術として享受しえる観客こそ尊いのだという考え方が当時では一般的でした。
 この物語が進行する17世紀の時代の人間とって、筋書きは誰が書いたかなど今ほど重要視されていなく、誰でもよかったのです。だから「別人説」が登場するのは、劇作家の地位が上がった近代以降のこと。ということは、当時を誠実に再現すれば「実際に書いたのは誰か」という主題自体が無意味になってきます。それで、本作では「誰が書いたのか」という謎解きよりも、「なぜ秘密にしたのか」というエドワードの止むを得ない事情を、当時の王位継承にまつわる権力闘争に交えて描いていく展開になったのだと思います。

 史実とフィクションが絶妙に融合され、破綻はないけれどやや難解。事前に歴史の下調べをして、登場人物の予習をしておいた方が、より楽しめる作品といえそうです。

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流山の小地蔵

4.02本の糸が途方もなくよじれ合う

2013年1月2日
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悲しい

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知的

この作品、2本の糸が絡み合う。
数々の名作を残したシェイクスピア。ところが400年もの間、彼の直筆による原稿は何一つ残されていない。シェイクスピアのものとされる作品は、実はほかの人間によって書かれたのではないか。1本はそうした推論にもとづくミステリーの細い糸。

もう1本は、シェイクスピアの正体とされるオックスフォード伯と、彼を取り巻く政治情勢だ。
エリザベス1世の統治下で宰相の座につく時の権力者セシル卿は「芝居は悪魔の産物」として、民衆が芝居に扇動されて政治が思うようにならなくなることを恐れていた。ましてや、貴族が芝居を書くなどということが許されるはずもない。オックスフォード伯は、自身が書いていることを世間に知られてはならない。そして、自身の文章によって政治を動かそうとする。このサスペンスの糸は太い。

この2本の糸の絡み合いは、現在と若き日の交錯によって途方もなく複雑によじれ合う。単にシェイクスピアの正体を暴くといったものではなく、その時代における文章の持つ力と権力による計略のせめぎ合いにザワ立つものがある。

たしかに歴史や政治観、民衆をトリコにするほどの文章力と教養を考えると、実はシェイクスピアが貴族だったというのもあながち作り話だとも言い切れない。

互いを思いやるオックスフォード伯とエリザベス1世を演じたリス・エヴァンスとヴァネッサ・レッドグレイヴ、そして情熱的な若き日の二人を演じるジェイミー・キャンベル・バウアーとジョエリー・リチャードソン、どちらもナイス・キャスティングだ。
16世紀末のロンドンを再現したセットとVFXも素晴らしい。

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マスター@だんだん

4.0本当だったら面白いかも♪

2012年12月25日
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知的

難しい

シェイクスピアの文学的才能は、

本当は こんな血筋から。。という作品です。☆=

画面がずっと同じ調子で、

正直言って サービス感はやや薄いです。

シェイクスピアの正体、、というのは、

文学ファンのあいだでは 昔から大きな関心ごとだけれど、

案外 こんな血筋からあの傑作が生まれたのかなvv ^-^

いろいろと興味深い作品だけれど、

万人受けという感じではないので、

どちらかと言えば、知的な時間を味わいたい方におすすめです♪ m--m

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まごちゃん

3.5シェイクスピアはいなかった…?この題材は面白い!

2012年12月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

あのローランドエメリッヒだよね?
っと思った予告編見て興味湧きました。
やっぱり、あの監督でした。
やたら大作ばかりで大雑把な出来具合の作品ばかりなイメージがある監督だったけどこれはいたって真面目な作品でした。
ある意味、期待はずれ…良いほうで。
シェイクスピアは架空の作家っていう歴史的疑問がまずは面白い。
けど、自分の頭はこの作品についていけませんでした…玉砕。
登場人物がなんか似たような顔の人ばかりで途中で誰が誰だかわからなくなって、そんなだから、おまけに眠気が…。
誰が誰の子供で、なんで密告で裏切られたとか…しっかり理解していればかなり面白いんだろうな〜。
マギースミスとかも久しぶりに観て感動しましたけどね。

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peanuts

4.0Shakespeare!!

2012年3月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

萌える

2012/03/04

書くの忘れてました。
飛行機の中であったので観ました。

英語読めないので、予告等見てシェイクスピアものかなぁ?と判断←

帰ってきてからタイトル調べてやっと「これかー!!!」ってなりました。
日本ではまだ公開してないんですね(´・ω・`)

とにかく舞台にわくわく!!!!!
衣装にもわくわく!!!!!!!

まだまだ未熟者ながらシェイクスピア好きとしては内容もおもしろかったです。ほほう、そういう説もあるんですかい・・・と。

何より、ジェイミー・キャンベル・バウアーがそこそこに出演しているのに驚きました(n‘∀‘)η゚・*:.。. あらやだやっぱり美形ーーーー!!!!!

アンソニーくん(スウィーニー・トッド)以来ファンです。はい。

劇場でまた観たいですね。

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英国の妖精さん

5.0シェイクスピアの本当の姿がわかる

2011年12月13日
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興奮

知的

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DOGLOVER AKIKO