シネマ歌舞伎 坂東玉三郎 鷺娘

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シネマ歌舞伎 坂東玉三郎 鷺娘

解説

歌舞伎の舞台公演をスクリーンでデジタル上映する「シネマ歌舞伎」シリーズの第2弾作品。坂東玉三郎が2005年5月に歌舞伎座で上演した「鷺娘」を、高性能HDカメラで撮影しデジタルシネマ化。雪の降る水辺に立つ柳の下に、蛇の目傘をさした白無垢姿の娘がたたずんでいる。その娘は、実は白鷺の精だった。白鷺の精は華やかな町娘の姿となり、その恋心をさまざまに見せていくのだが……。1978年の初演以降、圧倒的な美しさが国内外で評判を呼び、玉三郎の代表作のひとつとなった演目だが、高度な技術と数十キロに及ぶ衣装や鬘をつけて踊り続ける体力を必要とするため、09年の上演を最後に、全編を踊ることはないと言われている伝説の一作。「シネマ歌舞伎」の第2弾として、06年4月に劇場公開(「日高川入相花王」と2本立て)。19年6月、玉三郎自身の監修の下で最新技術を駆使して補正・調整を行った「サウンドリマスター版」が新たに公開される。

2006年製作/31分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2019年6月21日

その他の公開日:2006年4月15日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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写真:福田尚武

映画レビュー

4.5女性の一生の夢物語

2019年6月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

萌える

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森のエテコウ

4.0美しい・・☆

2019年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

玉三郎の「鷺娘」。
歌舞伎が好きとかではないのですが、歌舞伎好きな友人が全く
私が歌舞伎を知らないとしっているにも拘わらず、
「素晴らしかった!この世の者とも思えない」と絶賛して話していたのが、ずーっと残っていました。

いつも行く映画館で見れることがわかって、まぁ・行ってみるか・
くらいの感じで鑑賞。

しかし、本当に素晴らしいし、美しかった。
2本立で、「日高川入相王花」もけれんみたっぷりの見応えが
あり、とても満足でしたし、「鷺娘」の有名な雪(?)の
降りしきる場面も一体何人で降らしているのか‼と思うくらい
迫力があり見事でした。

踊りの振りとか全くわからない自分ですが、絵画にしろ音楽に
しろ良いものは感動するんだ・・と改めて思いました。

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☆ムーミン

4.0当代、他の追従をゆるさぬ女方の第一人者

2019年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「日高川入相花王」と「鷺姫」の二本立て。

「日高川」は、もともとが人形浄瑠璃だけあって、人形遣い仕立て。人間に似せた人形を見事に似せて演じる技量の確かさ。川を渡る清姫のおぞましさも、まさに文楽の世界。ガブもまったくのガブ!

「鷺姫」玉三郎のあでやかさ、なまめかしさたっぷりの舞台。この人の次に続く役者は誰がいるのだろうか、と感嘆しきり。

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栗太郎
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