007 スカイフォールのレビュー・感想・評価
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ミニレビュー
満足度75点(100点満点中)
見応えはあるが、どこか個人的にはノレなかった。
ダークナイトの影響を受けているのは良いんだけど作戦は似させないでほしかった。
でも家族の話にしているのは良かったように思う。
ラストも意外な展開。
ダニエルクレイグボンドの謎も少し迫る内容になっている。
今からスペクターが楽しみ。
Mとボンドの物語
特別007ファンな訳ではないとは言え、やはり新作公開前にそろそろ前作は見ておこうかなと思い見てみたら、予想以上に面白かったです!
「慰めの報酬」でゲンナリした分、今回は余計に面白く感じました。
まあ、私のようなにわかレベルと007フリークの方ではまた全然見方は違うのでしょうが、にわか的には十分面白かったですよ。
さて、今回もいつもながらにオープニングアクションで心を鷲掴み、タイトルロールもスタイリッシュで、思わず見入ってしまいました。
世界的スケールで展開するストーリーも、見応え十分。
とは言え、根っこは逆恨み的な話でしたので、よくよく考えるとスケールの小さい話ではあったのですが、そこはやはり天下の007シリーズ、全体の雰囲気、スタイリッシュな映像、ド派手なアクションで見る者を魅了してしまう辺りはさすがの一言でしょう。
まあでもそれより何より、今回惹きつけられた一番の要因は、ボンドとMの強固な絆物語的な部分が、私は思いっきり感情移入させられとにかく惹きつけられましたね。
突き落としても、実は一番信頼している、その辺の見せ方が本当に上手かった!
ボンドとは対照的な行動を取った今回の悪役シルヴァの役どころも、ハビエル・バルデムの怪演もあって雰囲気出ていて良かったですねぇ。
しかしボンドガールがMとは、また今回はいつもとは違った趣のあった007でしたね。
母性たっぷりのMを見れて大満足、長期間のM役ジュディ・デンチお疲れ様でした。
新たなるQや、ナオミ・ハリス、レイフ・ファインズの動向も、今後に含みを持たせる感じで楽しみになってきました。
まあ今回はややヒューマンドラマ色が濃かった印象ですが、それが逆に私的にはツボに嵌った感じで、予想以上に楽しめましたよ。
温故知新
007であることを苦悩したり否定したりしつつも、誰よりもそこに到達しようとする。クリエイターも物語もそんな感じのクレイグシリーズ。前二作で蓋を開け、今回で綺麗に掃除した、という所か。
まぁ、そんなことはともかく、ギュギュッっとつまっていて好きでした。
ジェームスボンドは、もう古い?
え?007?ジェームスボンドは古い?んなこたぁーない‼オープニングからの10分間で、その考えは改まること、間違い無し‼
しかも今回は、「007は古い?」というテーマを映画内で問うていたりして、かなり自虐的になっている。
面白い!
ボンドガールはM
今作は50周年記念作品ということで、いままでダニエルクレイグ版には出てなかったQやマネーペニーなど、オールスターが揃い、かつMの世代交代が行われるなど今作でようやく新たなボンドが完成されたと言える。
その為、脚本もMの過去が描かれたり、ボンドの過去が描かれたりし、またボンド自身が衰えから復活を遂げる様が描かれるので、50年という月日を感じさせてくれる。
演出もオールスターを意識しており、Qから武器を受け取ったり、古いボンドカーが登場したり、はたまたボンドとQのやりとり、マネーペニーとのやりとりは、ついニヤリとしてしまう。ただそのぶん前二作のようなアクションが減っており、少し残念ではあった。
キャストは、Qの配役はとても挑戦的だが面白く仕上がっていたし、レイフファインズのマロリーも作中で次第に背景が明かされるので時間が経つに連れて好感度が上がった。マネーペニーについては悪くはないのだが、ボンドガールという側面も反映するならもう少し綺麗どころでも良かった気がした。そしてなによりハビエルバルデムが今作のキャスティングのハイライトだろう。彼の異質さが今作の形を固めており、彼との比較としてMやボンドが描かれるところに今作の見所がある。
映像は世界各地を描くことについては上手く行っており、日本の軍艦島をロケハンして作られた廃墟には感動した。また新たなMI6も出てくるがこれは、少し安っぽい感じもしてしまった。
音楽については、今までのボンドの名曲を使いつつ、随所に新しさが見られたのと主題歌が上手くハマっていたので好印象である。
総じて78点と言ったところか。
カジノロワイアルで大切な恋人ヴェスパーを失ったボンド…悲しみに暮れ...
カジノロワイアルで大切な恋人ヴェスパーを失ったボンド…悲しみに暮れる暇もなく任務をこなしていたが、今作では自分が信頼できる数少ない人、Mをも失ってしまう
それでも悲しみに暮れることなくボンドは生きていかなくてはいけない
悲しんではいけない悲しみを背負って生きるボンド…いやー辛い。
しかし、この悲しみたちを乗り越え、より屈強なエージェントになったボンド。
次回作「スペクター」では、完璧なスパイになってます!
敵役が良い
今回は敵のボス役が凶悪でよかった。
元Mの部下で、Mに対して復習を目論んでいる、という設定も面白かった。
ただ、なぜにボンドがMにあれだけの忠誠心を持っていたのかが謎。それは後々語られるのか?
また、前回まででボンドが心も007へと成長したちめか、今回はあまりボンドの感情の起伏がみられなかった。プロっぽい。
次回作が楽しみだ!
着実に成長してきている!
スカイフォールの意味など、最初はわかりませんが最後にわかるようになっています。なのでそこまではボンドが老いに勝てずにいて、ミスを犯してしまったりと不調の状態を何ともリアルにそして格好よく仕上げています。
バイクのシーンなども楽しめました。また、敵もかなり魅力的でネズミの話も納得いくというか、ボンドの雰囲気に合っていて新しい味を体験しました。
着実に進化してきている!ダニエルクレイグは適役です。スペクターも期待しています!
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