机のなかみ

劇場公開日:

解説

お調子者の家庭教師と教え子の女子高生が織りなす、風変わりで予測不能なラブコメディ。大学受験を控える高校生・望の家庭教師を引きうけたフリーターの馬場。同せい中の彼女がいるにもかかわらず、望の可憐さにすっかり心を奪われてしまった馬場は、あの手この手で彼女の気を引こうとする。一方、馬場のアタックをかわしながら猛勉強を続ける望には、ある秘密があった……。メガホンを取るのは、本作が長編デビューとなる吉田恵輔。

2006年製作/104分/PG12/日本
配給:アムモ
劇場公開日:2007年4月21日

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映画レビュー

3.5【嫉み、妬み、優しさ、良い恰好をしたいという人間の本能をエロティシズムとコミカル要素を塗して描いた作品。𠮷田恵輔監督の変わらぬオリジナル脚本のレベルの高さに驚いた作品でもある。】

2022年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

◆感想<Caution! 内容に触れています。>

 ・家庭教師、馬場(あべこうじ)と、大学受験を控えた可愛らしい女子高生、望(鈴木美生)の二人の視点により、勝手に女子高生に好かれていると勘違いし、舞い上がる男の滑稽さと、恋する女の子の一途さを並行して味わえる作品である。
 この作品の高校生達を含めた登場人物たちの、嫉み、妬み、優しさ、良い恰好をしたいという人間の本能を絡ませつつ、二つの恋が交わる予測不能な展開が、面白い。

・高校生の娘と風呂に入るお父さん(内藤トモヤ)の過保護過ぎる姿や、吉田監督作品には、欠かせないワンポイント俳優である、三島ゆたかもしっかりと、出演しており𠮷田ワールド形成に寄与している。

<長編デビュー作にて、このオリジナル脚本のレベルの高さ。
 𠮷田恵輔監督の、今作後の邦画界での活躍が納得出来る作品である。>

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NOBU

3.5気持ち悪いけどなんだか笑えるブラックコメディ

2022年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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といぼ:レビューが長い人
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