劇場公開日 2011年9月23日

「「4人のヒロイン」をきちんと描きましょう!」モテキ gsacraさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0「4人のヒロイン」をきちんと描きましょう!

2011年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

寝られる

萌える

TVシリーズがあったことを今回初めて知りました、というレベルの私の感想です。

どうやらTVに続いている模様の本作。一度終了した「モテキ」が再び再来した主人公の面白い反応を楽しむコメディ映画でした。

主役の森山未來をきちんと見るのは本作が初めてですが、突発的なアクションが笑いを誘い、「もてない」オーラの出し方もなかなかで、なんといっても独白の面白さが秀逸で、他の出演も見てみたいと感じました。
笑わせよう、と狙ったシーンは確実に面白く、コメディ映画としての出来も満足できる仕上がり。ダンスシーンでのパフュームの出演は嬉しいボーナスですね。
さらに、長澤まさみと麻生久美子が実に魅力的に描かれており、二人の出演シーンは眺めているだけでも楽しめます。

と、前半はあっという間に過ぎていき、このノリをキープ出来ていればかなりの秀作になったのですが・・・・

残り40分くらいからのもっさりした作りが誠に残念!それまでの軽やかな作りからは信じられないくらい時計の針が進むのが遅く感じました。

あんなに間をもてあますくらいなら、残り二人の「ヒロイン」と製作側が強弁する仲里依紗や真木よう子をもっと描写すればよいのに。
二人とも主人公との恋愛っぽいシーンなどまったくないのに、これで「モテキ」とは片腹がキリキリと痛くなってしまいます。

コメディ映画の結末が感情に訴える系になるのは世界共通のパターンですのでどうこうは言いませんし、あの展開がありうるのかどうか男の私には判別できませんが、とりあえず尺が30分くらい長すぎたかな、というのが最終の評価です。

しかし、こうも誇張広告的な予告編が続くとなると、邦画の予告編への信頼度を低くしないとなりませんね。

gsacra