ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男

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ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男

解説

1971年ニューヨーク。売れない作家のクリフォード・アービングは、隠とん生活を送っていた大富豪ハワード・ヒューズの偽りの伝記を執筆し、大手出版社に売り込む。何度かのピンチを巧みな話術でかわしていったアービングだが、ウソにまみれたことで次第に精神に異常をきたしはじめ……。アービング自身による回顧録「ザ・ホークス 世界を騙した世紀の詐欺事件」を、ラッセ・ハルストレム監督、リチャード・ギア主演で映画化。

2006年製作/116分/G/アメリカ
原題:The Hoax
配給:ファインフィルムズ
劇場公開日:2011年4月30日

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映画レビュー

3.0ウソのホントの話

2012年11月13日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

「アビエイター」でレオナルド・ディカプリオも演じた事のある実在の大富豪ハワード・ヒューズ。
航空会社を経営し、自ら映画も制作、華麗な女性遍歴、極度の潔癖症、謎に満ちた素顔…まるで絵に書いたような人物だが、1970年代、このハワード・ヒューズの偽の自伝を書き、世間を騒がせた男が居た…!

その男の名は、クリフォード・アーヴィング、通称クリフ。
売れない作家だったが、相棒ディックと共にハワード・ヒューズを徹底的にリサーチ、幾度かの危機も巧みな話術と大胆な行動で乗り切り、偽自伝を完成させるが…。

クリフの嘘にまんまと騙される出版社、マスコミ、世間。
今も嘘か真か分からないゴシップが交錯し、出版社やマスコミはこぞって取り上げ、世間は踊らされている。

クリフはプレッシャーと塗り固められた嘘で、現実との間が曖昧になっていく。
俺の言葉はハワードの言葉…?
ハワードの言葉は俺の言葉…?
政敵が暴露話を利用してニクソンを失脚させようとしている…?

クリフが書いた自伝は嘘だが、集めた情報は真実。
中には時の大統領ニクソンを脅かすものも…。

映画は実録詐欺事件としても興味深く、一種のコン・ムービーとしても楽しめるが、皮肉もたっぷりだ。

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近大

4.0ウソの顛末、嘘か真か

2011年7月13日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

面白かったです。本当にあった詐欺事件の顛末。ウソにしたって、よくも大きく出たものです。

一流を自負する人達が欲に絡んで大真面目に騙される、それに主人公の地道な努力、ニヤリと笑えます。
でもね、原作自体がその天下の大ウソつき自身の回顧録って、なんか胡散臭い気もしてちょっと不安になるけど。それも狙いかも知れないですね。

主人公の相棒を演じたアルフレッド・モリーナが印象的でした。とっても個性的な風貌だけど、どんな役柄も自然に馴染む俳優さん、スゴいです。

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グッドラック

5.0本当にあった世紀の詐欺事件!

2011年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

興奮

知的

1970年代にアメリカでこんな事件があったとはビックリ!ハワード・ヒューズの偽りの伝記を書いた作家がいて、それを出版してしまった出版社がいた。そして、ヒューズと関わりのあったニクソン元大統領がその伝記が出版されたことで退陣まで追いやるきっかけにもなった。でもニクソンを退陣させたということは、その伝記が全くの嘘ではなかったはずで。その行く末を観ている方としては、ハラハラさせられっぱなしで、その伝記を書いた作家を演じたリチャード・ギアほか豪華俳優の熱演ぶりとラッセ・ハルストレム監督の演出の凄さでもあるのかと。同時にマスコミに踊らされる世間は昔も今も変わらないなとも痛感させられた。

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