「儚き男たちへの詩」アメイジング グレイス 儚き男たちへの詩 壱号さんの映画レビュー(感想・評価)

アメイジング グレイス 儚き男たちへの詩

劇場公開日 2011年8月13日
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儚き男たちへの詩

映画の内容に魅かれてというよりも好きな役者さんが舞台挨拶に来られるから・・・軽い気持ちで見に来ました。元々暴走族ものとかヤクザものなどの荒っぽい話って苦手だし。

結果、泣かされました。
この映画は、ヤクザの息子で暴走族のリーダーである蓮と、暴走族の№2である大成が、暴走族を卒業しヤクザに転身していく様子を描いています。蓮は家族に愛されて育った大成に憧れ、大成は物怖じしない蓮に憧れを抱きつつ、すれ違い、互いに違うヤクザ組織に加入して否応なしに暴力と殺戮の世界に追い込まれていきます。
血で血を洗う抗争を繰り返し、天下を取ろうと必死になる男達と対比して、蓮を産んですぐに亡くなった蓮の母、自分の息子だけでなく蓮の事までもわが子のように面倒を見る大成の母、蓮と大成の暴走族仲間の秀人の母、秀人の子どもを身ごもっている妻、そして蓮達の友達である雫など、彼らを見守る女性達が絡む事で物語に厚みを持たせていると思いました。

自分の家の豪華な食事は不味そうに食べる蓮が、大成の母親の作った素朴なおにぎりは美味しそうにほおばったり、蓮の家に遊びに行った大成が蓮の母親の遺影がある仏壇に線香をあげさせて欲しいと頼んだり、やがて生まれてくる自分の子どもや妻の為に真面目に働こうと決意する秀人など、それぞれ素直で優しい部分を持っているのに、あんな結末しか迎えられなかったのは切なすぎでした。

主人公達の視点、女性達からの視点など、いろんな視点で何度も見ていただきたい映画だと思います。

壱号
さん / 2011年2月7日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 悲しい 興奮
  • 鑑賞方法:試写会
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