スマグラー おまえの未来を運べ インタビュー: 安藤政信、4年ぶりの日本映画出演にかける思い(1/2)

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スマグラー おまえの未来を運べ

劇場公開日 2011年10月22日
2011年10月25日更新
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安藤政信、4年ぶりの日本映画出演にかける思い

北野武監督「キッズ・リターン」(1996)での鮮烈なデビューから、映画俳優として第一線を走り続ける安藤政信三池崇史監督の「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(07)出演以来、チェン・カイコー監督作など、近年その活躍の舞台をアジア圏に広げていたが、今年、石井克人監督の「スマグラー おまえの未来を運べ」で4年ぶりに邦画に出演する。鍛え抜いた肉体から繰り広げられるアクションシーン、そして海外経験で身に付けた中国語を生かし、無敵のチャイニーズマフィアを熱演する安藤が、久々の日本映画出演にかけた思いとは。(取材・文:編集部、写真:本城典子)

以前から石井監督の大ファンだったという。「もう、とにかく石井さんとやりたいっていう気持ちで、石井さんからのオファーだったらなんでもいい、とにかく石井さんありきでそれがすべての始まりでした」と出演の経緯を語る。「『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』以降、自分の演技や映画に対する趣向は、日本の観客には止まっていると思ったので、とにかく久々に自分が出る作品を見てくれた人に対しては、焼き付けたいという思いがすごくありました」。

原作は「闇金ウシジマくん」で知られる真鍋昌平の人気コミック「スマグラー」。妻夫木聡演じる役者志望のフリーター・砧が、借金返済のために始めた“危険物”の運搬を行う「運び屋(スマグラー)」の仕事を通じて、地獄を見ながら人間として成長し、一発逆転のチャンスにかける。安藤が演じるのは、ヌンチャクを武器に、相棒の“内臓”とともに非情な殺しの依頼を受ける、無敵のチャイニーズマフィア“背骨”。鍛え抜かれた身体から繰り広げられる、思わず息をのむ圧倒的なアクションシーンでは、撮影中にあばらの骨折も経験したという。

画像2 (C)真鍋昌平・講談社/2011「スマグラー おまえの未来を運べ」製作委員会 [拡大画像]

「筋肉を作るのって、3カ月くらい時間をかけなければいけないんですが、今回は撮影まで1カ月ほどと時間がなかったので、ゆっくり体を作ることはできなくて、とにかく腹筋や背筋のトレーニングを毎日400~500回やっていたんです。中国語のセリフの量も結構あったんで、それを全部1カ月でやるのは間に合わないんじゃないかって、もう苦しくて苦しくて、正直きつかったですね。極限だったんですけど、やり遂げられたのは、中国での経験が大きかったですね。中国の現場は、もっと大変だったんです……(笑)」

“背骨”のキャラクターについて「原作よりは、人間っぽかったり、温度を感じるような豊かな役にしたい、マシンのように人を殺す感覚は絶対したくないと思っていました」と話す。感情を排して人殺しという任務を請け負う“背骨”、その背景には、不幸な生い立ちや死がもたらす闇を人一倍恐れる理由があった。「自分が背骨に対して少しでも光を与えてあげて、『大丈夫、本当にあなたは感情豊かに生きている、生も死も愛もちゃんとわかっているんだよ』って言ってあげたいような気がしました」。役への思い入れは深く「今でも感情が溢れて泣きそうになる」と、真しに語る。

「全体を通して、背骨に対しては満足していて、自分が持っているスキルはちゃんと出せたと思います。久々に日本映画に戻ってきて見せる役として、こんないい役を用意してくれた石井さんにものすごく感謝しています」

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