名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)のレビュー・感想・評価
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盛り過ぎで冷める
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8年前、ある静かな村の同級生5人の周囲で2つの事件が起こる。
1つはみずきの妹が、名倉顔の奴にひき逃げされた事件。
もう1つは冬実の小学生のガキが何者かに追われ崖から転落した事件。
実はその前日に名倉は東京で10億円の宝石強盗をした。
宝石を持って村に戻る途中でみずきの妹をひき逃げしたんやが、
そん時飛び散った宝石を見られたため冬実のガキを殺そうとする。
逃げるガキは崖から転落、8年間意識を失ったままになる。
名倉は村に宝石を隠し、ひき逃げで出頭するが、実刑8年も食らった。
しかもその間に村がダムになり、10億円はダムの底になる。
出所後、それを取り戻すためにダムへ行き、爆破する。
いつものようにコナンが上記を全部推理して、ジ・エンド。
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いやー、相変わらずやね。とにかく盛り過ぎ。
盛り過ぎで、全てが作り物っぽくて、ふーんそうなのって感じになる。
なのでツッコミにしか筆が進まない。
冒頭で地下鉄が爆破されて底が抜け、車両が下の車道に落ちる。
それでも走り続け、カーブ手前でギリギリ助かるというシーンがある。
これは明確な根拠もないのに何故か計画を確信したコナンにより、
これだけの大事故にも関わらず被害者ゼロ!えええええええええええ!
ところで史上起きた事もないようなこの大事故、何のために計画されのたか?
前述のように犯人はダムを爆破するが、警備が手薄な式典中を狙った。
その式典に都知事が出席するとTVクルーも来てしまい犯行の阻害要因になる。
なので事前に都知事が乗ってた地下鉄を爆破したわけ。
ええええええええ?犯人のこのブッ飛んだ思考は何なの?
っていうか、素人が1人で10億の宝石強盗に成功?
とにかく何でもかんでもオオゲサにすれば良いってものじゃないって。
雪の中で宝石が飛び散ったのと、ダイヤモンドダストが似てるってのも、
あまりにも強引にコジツケ過ぎやしませんか?
それにひき逃げ犯と被害者の姉が、ナンボ同級生やからって行動を共にする?
結構普通に接してたけどなあ、そんなのあり得んでしょうに。
あと出て来た瞬間から嫌味で非常識で、殺され役丸出しの奴が殺されたが、
その殺人はストーリーにほとんど関係がない無意味な殺人だった(場)
そんなに無理して殺人事件を盛り込まなくてもいいってば。
それからみずきが少年らを猟銃で撃ったのも意味不明。
怪我させる気すらないのに、尾行してまで撃つ目的は何なの?
後日談「とにかく遠ざけたかったのよー」・・・同じ村に住んでるのに?アホ?
しかも尾行に気付きながら、それが誰だかもわかってない少年達。
スケボーで脇をすり抜けながらも誰だか気付かないコナンと灰原。
事故って8年意識が戻らないのに何故か自宅にいる少年。
ちょうどコナンらが来た8年後に目覚める恐るべきタイミング。
眼鏡の状態を暗闇で一瞬見ただけで、しかもその直後の記憶をなくしてるのに、
8歳フケて眼鏡をはずしたみずきを一目見て同一人物と即断定する神の眼。
最後は決壊したダムの水からスケボーで逃げながらも山に回り、
雪崩を起こしてちょうど水と中和させて近隣の皆さんの命の恩人ってか。
他にも、コナンがランとの電話での内容をワザワザ雪に書く、
光彦とデブのケンカを止める時に突然、二度と会えなくなるかもとか言う、
雪崩に埋まった際の命のタイムリミットは15分と強調する、
狭くて暗い所が嫌いです・・・等々、いかにも強引な前フリが多数。
うーん、少年誌出身のこの漫画、どんどんお子様向けになってる気がする・・・
江戸川コナン最大の危機
都知事が乗った都営地下鉄15号線東都線の開通式に爆弾が仕掛けられ爆発した。一方、都知事がかつて国土交通大臣の時に建設したダムのある新潟県の雪原で遺体が発見された。果たして二つの事件に結びつきがあるのか?
毎度の事ながらコナンの最もらしい推理。あちらこちらの事件が推理によってひとつにまとまった。それにしても見知らぬ土地でよくダムにたどり着いたよな。でも江戸川コナン最大の危機に緊張はピークに達したね。
『名探偵コナン』劇場版 第15作
「言葉は凶器」イイ事言うねコナン君。
それはそうと『名探偵コナン』の「度が過ぎてる」が度を過ぎた回かな😅
もう何が起きても絶対死なないよね〜
【あらすじ】
新たに開通した地下鉄のトンネルが爆破される事件が発生。かつて都知事が関わった新潟県のダム建設に何か関係がありそうだが…
シチュエーションは良いけどストーリーはイマイチ…
「黒鉄の魚影」を観て、哀ちゃんが多めに出てる過去作を観てみようと鑑賞。
近年は人気キャラクターをメインに据えつつコナンくんとの関係を描く方針になってるけど、この頃は毎回舞台を変えつつ、少年探偵団や「新一!」「蘭!」がなんだかんだ全面に出てて懐かしいなーと思いながら見ていた。
全体の感想としては雪山や地方の村というシチュエーションは良いのだけどストーリーがいまいち…。
展開に無理があったり、最初から最後までひたすらコナンくん独壇場で(東都線の爆弾被害阻止、ダムの爆破阻止、ダム結界後の雪崩れ発生…コナンくんいないと何人死んでいたのか…)色々気になり始めると止まらない…。
脚本上仕方ないのかもしれないけど、少年探偵団が夜にスノーモービル動かして壊したり、病み上がりで記憶の戻らない少年を連れ出したり勝手な行動が多くてそこもモヤモヤ…。
みんなで雪崩の中からコナンくんを助け出そうとするのも、感動すべき場面なのかもしれないけど、話の流れや登場人物の言動が突飛すぎることもあって特に感慨もなく…。
ゲスト声優渡部陽一さんの話し方が違和感しかなく、いっそホラーテイストに聞こえてきて怖かったんだけど、作中で少年探偵団たちがツッコミ入れてたのはちょっと笑った。笑
15分に全てをかける!
名探偵コナン(映画)シリーズ第15作。
Huluで鑑賞。
原作は未読、テレビシリーズは最近ご無沙汰です。
物語は薄味且つ、かなり粗さの目立つ展開でした。その粗さを過剰なスペクタクルで誤魔化している感が…(笑)。
それがコナン映画らしいと言えばらしいですけど…
犯人の行動も違和感を覚えることが多く、もっと他に方法があっただろうに…とツッコまざるを得ませんでした(笑)。
8や15と云う数字が散りばめられ、時に人間ドラマを盛り上げ、時にタイムリミットとして機能してハラハラ・ドキドキの展開を生み出しており、とても効果的だと思いました。
[余談]
コナンくんの超人的活躍は、阿笠博士の発明に依るところが大きく、しかもその発明品が悉く優秀と来てる…
阿笠博士こそ、真の功労者だよなぁ…(笑)。
映画っぽい盛り上がりのオープニングから始まり、展開のまとまりは微妙...
映画っぽい盛り上がりのオープニングから始まり、展開のまとまりは微妙だったけど、灰原さんとの雪山の滑走シーンはちょっと微笑ましくみてしまったり。
コナンのアクションは映画らしく良かったです。
やっぱりすきだなぁと実感。
まさかの新たな事件関係者が浮上する辺り脚本の凄さを感じますね。
あとはコナンの雪崩でダムの水を止めるところも見所ですよね。
久しぶりに見たら面白かった
コナン君が格好良かった。
みんなを守るために自分の危険は顧みずとにかく無我夢中な姿がストーリーの中でとても活きていた。
この頃の作画可愛いなぁ。
レビューではないが少し津波を連想させる描写があったので、2011年の震災後の上映は大丈夫だったのだろうか…と心配してしまった
こんだけ死にかけても生きてるんだからね。
コナン君が自分の命よりも
みんなを助けるために起こす行動を見てると
すごいメンタルだな、、と思う。
何回死にかけてるんだよ。こんな小一いないだろ!となるよね、毎回。
古参が選ぶコナン映画ランキングだと必ず最下位だけど、私は11人目のストライカーが最下位だなぁ。
ふつうに面白いと思う!興奮するし!
ラスト15分に注目!雪山で危機が襲う名探偵コナンアニメ映画
~ポケモントレーナーみゆきは、90点の経験値をもらった!~
2011年に公開された名探偵コナンアニメ映画の第15作。
初っ端からコナン映画恒例の大爆発がありますが、良くも悪くもこんなことが起きるの?と思ってしまう状況にポケモントレーナーみゆきは驚愕しました。
コナンの瞬時の判断と工藤新一の信頼が凄く、その後の爆発の着地点はもっと凄いです。
ストーリーの見どころは、映画冒頭での回想シーンの雪山で起きた事件、今回の爆発事件がどう繋がってくるのか。
舞台の新潟に集まる5人の幼馴染集団の人間関係がキーポイントとなります。
関係をイメージしても、想像を引っくり返される推理はさすがのコナンです。
原作者の青山剛昌先生は、事件が真似されないように少し非現実的な要素を入れると聞いたことがありますが、ラストで起きる事件は超非現実的。
そうは分かっていても、クライマックス15分のコナンの雪山でのシーンは超カッコイイです。
そして、映画タイトルにもなっている本当の「15分」の意味にも注目。
ラストの蘭の叫びにポケモントレーナーみゆきは感動してしまいました。
「はかいこうせん」を打たれたかのように、僕は毎回蘭にやられてしまいます。
迫力と感動が詰まった映画になっているので、ぜひ観てみてください。
★大好きなポケモンに例えると★
ツンベアー
特性「ゆきかき」で素早さ2倍!
1秒を争うスピーディーなラスト15分の展開に注目してください。
メタボについて考えさせられる
前作から毛利小五郎の声優が神谷明から小山力也に代わっていたことに気づかなかった(汗)。あぁ、ずっと眠ってたから気づかなかったんだと勝手に納得です。今作においてもそれほど活躍しなかったけど、新潟県警刑事の渡部陽一が顔もそっくりだったので笑ってしまいました。台詞にもしゃべりが遅いとあったから、脚本段階から決まってたのですね!渡部さんに持っていかれた感じです。
とにかく冒頭から地下鉄爆破のスペクタクルシーンで圧倒されるのですが、観終わってから考えると、さすがに無理だろうと思った。しかも終盤のダム崩壊もありえない迫力で、それだけでもうんざりするはずなのに、ストーリーが中々良かった。多少ツッコミどころがあっても、やっぱり人間関係重視で泣かせるエピソードがいい。遠野みずきと武藤武彦の関係とか、立原冬馬の今後の人生とかの・・・
15分が限界という雪崩救助のテーマやメタボについてとか、「言葉は刃物」というコナンの説教も印象深い。古典的な雪上の足跡から始まり、本格推理ものとしても優れていたプロットでしたが、やはり序盤からのスペクタクルは激しすぎた。東日本大震災の影響もあり、これだけのカタストロフはやっぱりきついなぁ・・・
冒頭の地下鉄事故必要?
新しくできた地下鉄で事故が起こり、原因を探るうちに山間の村と関係がありそうなので行ってみる、という展開。
まず冒頭の地下鉄事故。
正直、話の途中からこの事故は記憶の隅。爆発させるためにトンネルの中で車を止めてうろつく犯人も目立ちすぎて不自然。
山間の村の話だけだと映画としては弱いため無理やり付け足した印象。
中盤から後半は当たり障りない展開。
コナンが雪崩に巻き込まれた雪の中からサッカーボールを打ち上げるところは、都合が良すぎる気がする。
おもしろくないわけではないが、違和感はそれなりにある。
最初と最後のアクションは歴代最高クラス
タイトル通り、最初10分のスケボーアクション&地下鉄爆破とラスト15分のスノボー&ダム破壊→雪崩は歴代最高クラスにすっごいアクションだったがあとは映画っぽくない。
驚くような展開や面白いトリックも特にない。コナンが事件を調査して、登場人物の過去を紐解き、謎を解決する。テレビ版と同じような感じだった。
しかも犯人の動機がヤバすぎて、え、ちょっとやりすぎじゃねって思うくらいだった。
まあまあでしたね。
クライマックスは秀逸です。
コナンが、都知事暗殺未遂事件の解決と、それに伴う大災害を防ぐために奔走する物語。
随分前に鑑賞済みですが、録画していたものを再鑑賞。
コナンの映画で一番気になっているのは、その犯人の動機です。アクションは多少無茶があっても、そこはアニメですから許容出来ます。
でも、犯人の動機だけは「犯行結果に相応しいもの」を用意して欲しい、と考えています。
この作品は、動機と犯行結果がアンバランスで、とても残念に感じます。
例えばテロ組織が関わっていたりとか、例えばダムそのものに深い恨みがあったりとか・・・
ただ、そうは言いながら、映画としてはとても面白く感じたのも事実です。
雪原を走るコナンのスノーボードは迫力満点。クライマックスはスピード感、アイデア、BGM全て申し分なく、私的ですがアニメ史に残る名シーンだったと思います。
病んでない哀ちゃん最高
この作品では、少年探偵団が若干腹立つ。
あと、蘭のパニクった時に新一に電話をかけるのがちょっと嫌。
新一が近くにいることを匂わす必要性があったのか。
壮大な爆発が起きる。黒の組織関係ない爆発だから面白い。
組織関係は出てこないので、灰原がメンヘラにならずによく喋るからいい。
今回の犯人の動機は、理解できる範疇だった。
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