ヤコブへの手紙

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ヤコブへの手紙

解説

1970年代のフィンランド。恩赦を受けて12年ぶりに刑務所を出所したレイラは、片田舎で暮らす盲目のヤコブ牧師のもとに身を寄せることになる。彼女に与えられた仕事は、ヤコブのもとに毎日届くさまざまな人々からの悩みの手紙を朗読し、返事を代筆すること。心を固く閉ざしているレイラは、嫌々ながらもその仕事をこなしていたが、ある日ヤコブへの手紙がぴたりと届かなくなってしまう。第82回アカデミー賞外国語映画賞フィンランド代表で、「フィンランド映画祭2010」で上映された。

2009年製作/76分/フィンランド
原題:Postia Pappi Jaakobille
配給:アルシネテラン
劇場公開日:2011年1月15日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0優しさ

2012年12月20日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

ある意味ヒロインが痛快。

がさつで言い方はキツいけど、行動は優しさに溢れている。

なぜ、受刑者になったかも、理由が彼女らしい。

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ぴよぴよ

4.5ジーンと胸を打つ感動作。

2012年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

萌える

静かなピアノ曲をバックに、静謐な空気感のなか物語は映し出されます。

ゆったりとした気分で観ていると、最後にジーンと胸を打つ感動が待っています。

人の心、相手を思いやる心は目の色肌の色が違っても同じなんだと、今更ながら思い知らされます。

盲目の年老いた牧師。

受刑者だった中年の孤独な女。

郵便を配達する男。

この三人が織り成す物語。

疲れたあなたの心を癒す小品です。

一片のパンと一杯の紅茶。

外からの光差す以外は薄暗く雨漏りのする部屋。

そんな家でヤコブはあなたを待っています。

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みっどないと・シネマ

5.0とても哀しくて温かくなる素敵な映画です

2012年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

片田舎の古びた家に一人で暮らす盲目の牧師のもとに、恩赦を受けた女受刑者がやってくる。彼女に与えられた仕事はただ一つ、牧師に届く手紙を読み上げること。

登場人物3人。愛想のないおばちゃん、年老いた牧師、郵便配達人。
たったこれだけだからこそ集中してどっぷりとこの映画の世界に浸れるのかもしれないですね。真実が明らかになったときの感動とおどろきも魅力ではありますが、それ以上に、人々に祈りを捧げ続け頼られてきたはずの牧師が実はこんなにも孤独であるということに胸が締め付けられました。
久しぶりに良い映画に出会えました。

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レバさし

4.0ずっと手紙を書く人。

2011年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

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ハチコ