劇場公開日 2011年7月2日

「まじめな時代劇です」小川の辺 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0まじめな時代劇です

2013年2月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

難しい

東山紀之は最近の俳優では時代劇がよく似合う男性だと思う。
藩命により親友であり、また自分の妹の夫・佐久間を討たなければならなくなった戌井(東山)の苦悩を描いているが、夫婦で逃亡を計った二人の潜伏先に向かうその道中は別に事件が起こる訳でもなく退屈だった。
せめて峠の辺りで山賊に襲われでもしていたら、戌井の剣の凄さの一端をお披露目出来たんじゃないのか。
では、その長い道中の間、戌井は何をしていたのかと言うと、外では来たるべき佐久間との決闘を想定して剣を振るい、部屋では侍らしくキチンと正座をして瞑想の繰り返し。途中でこの繰り返しがほんま永遠に続くのかとさえ思えて来た。
短編小説を脚色するのって難しいなあ。

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みつまる。