劇場公開日 2011年10月29日

「筋立てがいいし、出演者が豪華、みんなうまくて面白かった。」ステキな金縛り Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0筋立てがいいし、出演者が豪華、みんなうまくて面白かった。

2013年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

もし、裁判の証人が、落ち武者の幽霊だったら・・・みたいなコントを長くやってみた、みたいな感じかな?「ダメだこりゃ」と言いたいところだけど、けっこうよかった。

笑えるところがけっこうあって、映画館に入っていた人がみんな笑っていて、楽しんでいる感じで、すごくいい雰囲気だった。

自分は三谷さん関連の映画の中では、監督は違うけど「笑の大学」(2004)が一番好き。真剣さが必要な場面で、真面目な人物が、面白いことを言ったり、やったりするところが最高で、最後泣けるところもよかった。

この映画はその辺の筋立てが似ているところはよかったのですが、やや荒唐無稽な感じと、最後の泣かせるところの演出がちょっと弱いような気がした。

でも、女性が主人公で、映像や出演者の豪華さではかなり勝っているので、世間的にはこの作品の方がうけると思う。

三谷監督の他の作品や、他のいろいろな作品の、パロディー的小ネタもいっぱい入っているし、出演者の人も、みんなうまくて面白かった。

個人的には、すごくちょっとしか出なかったけど、ウエイトレス役の深田恭子さんがよかった。

あいかわらず綺麗だし、笑わせる演技の間の、胸元のちら見せが最高だった。

Push6700