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解説

元・朝日新聞社記者の川本三郎によるノンフィクションを、妻夫木聡、松山ケンイチの若手演技派初共演で映画化した社会派青春ドラマ。1960年代後半の学生運動を舞台に、理想に燃える若手ジャーナリスト・沢田と、革命を目指す学生活動家・梅山との出会い、立場の異なる2人がそれぞれの理想を追い求めて葛藤(かっとう)し、激動する時代を駆け抜けていく姿を描く。監督は「リンダリンダリンダ」「天然コケッコー」の山下敦弘。

2011年製作/141分/G/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2011年5月28日

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(C)2011映画「マイ・バック・ページ」製作委員会

映画レビュー

2.0長いし分かりにくいかな

2024年1月1日
PCから投稿
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プライア

3.0「あまりにも重すぎた」ということか。

2023年3月28日
Androidアプリから投稿

1970年頃の日本と言えば、高度成長の絶頂期といったところでしょうか。
空前絶後の経済成長を背景に、日本中が「何でもできる」と過熱していた時期とも言えます。
そんな頃ですから、いわゆるセクトに加入していた大学生たちも、理論や暴力(武力)で階級闘争を勝ち抜き、自分たちの力で権力を倒して社会変革する(革命を起こす)ことも可能と考えていた時代と言えると思います。
そして、本作の梅山(松山ケンイチ)もご多分に漏れなかったと言うことでしょう。

他方の沢田(妻夫木聡)にしても、本紙編集部には入れなかったものの(否、本紙編集部どころか(社会問題に鋭く切り込んでいるという設定の)ジャーナル編集部にも入ることができず、不本意な週刊誌編集部に配属となってしまっただけに、それらの編集部員を見返すべく)、いっぱしのジャーナリスト気取りで、ますます意気軒昂だったのだろうと思います。

そこへ、この結末ですから、梅山も沢田も、自分の中では咀嚼し切れないほどの挫折感を味わったことは、想像に難くないと思います。
(最後の沢田の涙の理由も、そういう意味に、評論子は理解しました。)

結局、梅山も沢田も、自分の余白(バック・ページ)に押し込んでしまうには、その挫折が余りにも重すぎたということだったのではないでしょうか。
そう思いました。評論子は。

佳作であったと思います。

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talkie

3.0なんだろな…人間って愚かだ…

2023年1月27日
iPhoneアプリから投稿

妻夫木くんと松山ケンイチが大好きで
2人が出ていたから見てしまった映画。

あの時代に生きていなかった自分としては
すごく衝撃だった。

妻夫木くんの気持ちも
松山ケンイチの気持ちもわかる…

けど、うん…

若いときってそうゆうことある…

学生運動の時代のことを勉強しようって思わされたきっかけになった映画。

面白いと言えるかはわからないけど
なんだかずっと心に残ってしまう映画。

松山ケンイチと妻夫木くんの演技はさすが。

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しーちゃそ

2.5岸井ゆきの映画デビュー作

2022年5月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

原作未読

約10年ぶり2回目の鑑賞

2011年の作品

2時間21分

ノンフィクションをフィクションとして映画化
時代は1970年頃
学生運動
活動家とジャーナリストの交流を描いていた作品
あの時代の雰囲気を味わえる
あの時代の音楽にあの時代の映画
あの時代の理屈
当時の若者の挫折
団塊の世代の思い出

監督は『リンダ リンダ リンダ』『天然コケッコー』『苦役列車』『もらとりあむタマ子』『味園ユニバース』『ぼくのおじさん』『ハード・コア』の山下敦弘

ベースが学生運動のドキュメンタリー
エンターテイメント性はない
娯楽映画ではない
プロパガンダ映画でもない
三島由紀夫のドキュメンタリー映画に出てくる学生に比べれば梅山の主張はそれほど難解ではないが本人真面目なのに頓珍漢で胡散臭くアホらしい
問い詰められ言葉に詰まれば「おまえ敵だろ」と言ったりする
共感はできないが凡人の域を脱していないならそれが当たり前だ
共感できないと楽しめないならこの映画はあまりにも冗長
妻夫木や松山のファンじゃないとキツい

『リンダリンダリンダ』『俺たちに明日はないッス』『色即ぜねれいしょん』『ふがいない僕は空を見た』『もらとりあむタマ子』『聖の青春』『愚行録』の向井康介

東都新聞の週刊誌記者・沢田雅巳に妻夫木聡
赤邦軍リーダー梅山こと片桐優に松山ケンイチ
週刊東都表紙モデル倉田眞子に忽那汐里
赤邦軍隊員・安宅重子に石橋杏奈
赤邦軍隊員・赤井七恵に韓英恵
赤邦軍隊員・柴山洋に中村蒼
東都ジャーナルのデスク飯島にあがた森魚
週刊東都のデスク徳山健三に山崎一
自衛官・清原に山本剛史
運動家・佐伯仁に山本浩司
活動家に岸井ゆきの
週刊東都記者・中平武弘に古舘寛治
週刊東都記者津川に中野英樹
京大全共闘議長・前園勇に山内圭哉
唐谷義朗東大全共闘議長・唐谷義朗に長塚圭史
兎売りタモツに松浦祐也
コンドームメーカーに面接に行く予定のキリストに青木崇高
東都新聞記者に近藤公園
刑事・高峰に康すおん
キネマ旬報編集者に早織
東都新聞社長山口に並樹史朗
東都ジャーナル編集長小林に菅原大吉
週刊東都編集長島木武夫に中村育二
東都新聞 社会部部長白石に三浦友和

岸井ゆきのはかなりわかりにくい
セリフはない
ほんの一瞬だ
おそらく全共闘の白いヘルメットを被り妻夫木聡の背後から走り抜けていく女が岸井ゆきのだろう
これじゃエキストラじゃないか
心なしか不貞腐れたような表情でいやいや走らされている感が否めない
悪い意味でプリプリしていたように見える
どんなコンセプトで臨んだのかわからないが芝居をしているようには見えなかった
彼女からすればあまりにも不本意だったのかもしれない
唐谷が刑事たちに逮捕されそうになっている様子を見つめ恐れおののく中核派のヘルメットを被った女学生を演じた二人組の方がよっぽど芝居をしていた
2人の役者名は知らないけど
この作品は岸井ゆきののマイ・バック・ページといえる

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