scopeのレビュー・感想・評価
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久しぶりに映画館で泣いた。
注目すべきはラストシーン。
あれ程静かに、そして答えを投げかけられるエンディングは、
ここ数年間見た事が無かった。
エンドロールが流れている間、涙が止まらなかった。
主人公は性犯罪加害者。
憎むべき対象であるはずなのに。
映画の醍醐味、そして映画でしか味わえない感動が、
スクリーンに焼き付けられていた。
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低予算でもここまで出来ることを証明してみせた最高の一例
強烈なラストシーンが脳裏に蘇る。
絶対に赦されない性犯罪加害者
しかし必要にこの作品はその贖罪を描く、。
たしかにインディーズでこの監督にしか創造できない、
世界観を見事に構築している。
低予算でもここまで出来ることを証明してみせた最高の一例。
「不条理」
なかなか重たいテーマを監督は解りやすく描いている
O・ヘンリの短編小説からユーモアを排除したような感
そこには皮肉に満ちた人生が残る
.....不条理な世界観
加害者も被害者も同じ人間に変わりなく
何処かで被害者も誰かを傷付けているような日々
改めながら
人が人を傷つけている日常を思い
自身に投影してしまう
映画らしい映画でもあり
映画らしくない映画でもありました。
商業映画では描けないだろう骨のある映画
今まで、こう言う事に視点を置き、深く身近に、しかも傍観した作品がどれだけあっただろう。
とにかく久しぶりに見応えのある作品に出逢った。
映画はまだまだ芸術である。一人にでも多く観てもらいたい作品が誕生した。
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