ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル インタビュー: ポーラ・パットン、トムの無事を神頼み「“ノー・トム・クルーズ、ノー・ムービー”」

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ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル

劇場公開日 2011年12月16日
2011年12月15日更新
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ポーラ・パットン、トムの無事を神頼み「“ノー・トム・クルーズ、ノー・ムービー”」

デンゼル・ワシントン主演「デジャヴ」(2006)で、ヒロインの大役をつかんだ女優ポーラ・パットン。アカデミー賞2部門に輝いた「プレシャス」(10)では、貧困と虐待に苦しむ主人公の少女に、生きる希望を与えるレズビアンの教師を演じた。そして今回、トム・クルーズ主演の大ヒットシリーズでスパイ組織IMFのメンバーに加わり、キャリア初のアクションに挑戦。フェミニンな容姿からは想像もつかない、パワフルな蹴り&パンチをさく裂させている。(取材・文/本間綾香、写真/本城典子)

シリーズ第4弾となる「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」は、ロシアの中枢クレムリンが何者かによって爆破され、米極秘諜報機関IMFのエージェント、イーサン・ハントとチームメンバーにその容疑がかかる。国の後ろ盾を失ったイーサンたちは孤立無援のまま、クレムリン爆破の黒幕を突き止め、核テロを未然に防ぐという究極のミッションに挑む。

「こんな光栄なことはないわ。東京にまで来ることができて夢みたい! 今でも信じられなくて、自分をつねって確認したくなるくらいよ」と、笑いながらこの人気シリーズに参加した喜びを語るパットンは昨年4月、ミュージシャンの夫ロビン・シックとの間に、男児を出産した。本作の撮影のときはまだ産後間もなく、息子は生後5カ月だったという。「これまでに出演した作品のなかでいちばん、肉体的にもチャレンジングな役柄だった。子どものころから運動は得意だったけれど、そんな次元の話じゃなかったもの。もともと出産後、体型を元に戻さなければならなかったとはいえ、その目的をはるかに超えるトレーニング量だった」

愛息を育てながら母性がみなぎっているときに、毎日2時間半のフィジカルトレーニング。カポエラ、空手、ボクシング……それが終わったら、今度は1時間半の武器のトレーニングと、かなり過酷なメニューだったようだ。「でも、アクションだけでなくいろんな面で役立ったと思うの。普通みんな友だちにスーパースパイなんていないでしょ(笑)? だから、私が演じるジェーンがどういう女性なのかという人物像を探る上で、彼女と同じような身体能力を得ることは必要な作業だった。ジェーンというスーパースパイを演じるための、自信を得ることができたの」

物語の冒頭で、パットン扮するジェーンと、IMFの同僚トレヴァーとのロマンスが少し描かれる。トレヴァーを演じているのは、「LOST」でブレイクしたジョシュ・ホロウェイ。「髪の短い彼もキュートよね(笑)」とパットンが言うように、精かんなトレヴァーと美しいジェーンはとても似合いのカップルなのだが、その後、悲劇が訪れる。「ジェーンは興味深い女性よ。強くて、同時に傷つきやすく繊細なの。私は彼女の有能なスパイという側面だけではなくて、女性としてのソフトな部分も大切にしたいと思っていたわ。私たち女性は、なにも肉体的に男性と対等に強くある必要はないのよ」

ジェーンは個人的な誓いを胸に秘め、トム・クルーズ演じるイーサンの下で、今回のミッションに身を投じることになる。「私がジェーンのことをとても好きなのは、喪失や挫折を体験しても、そこから立ち上がって前に進んでいく精神的な強さをもっているところ。この作品ではジェーンのロマンスのほんの一部しかうかがい知ることはできないけれど、もしかしたら次の作品で描かれるかもしれないわ」

映画の最大の見どころとなっているのは世界一の超高層ビル、ブルジュ・ハリファで撮影された大掛かりなアクションシーンだ。ジェーンは、レア・セドゥー演じる女殺し屋サビーヌと、復しゅうをかけて殴打&羽交い絞めの壮絶ファイトを繰り広げる。そして、イーサンは上層階の保安管理区域に侵入するため、突風のなか地上828メートルのビルの外側をよじ登るのだ。「もう信じられない気分だったわ。あのシーンは何日もかけて撮影したんだけれど、私の目の前で、トムがあの恐ろしいほど高いビルの外側にワイヤーだけで吊られているのよ。私は毎朝メイク室で準備しながら、神様に“どうかトム・クルーズを死なせないでください。お願いします!”って祈っていたわ。だって、“ノー・トム・クルーズ、ノー・ムービー”でしょ(笑)?  でも私たちがこんなに心配しているのに、トム自身はすごく落ち着いているの。怖がるどころか、楽しんでいるのよ」

パットンは高所恐怖症だ。足元からゾクゾク震えが立ち上ってくる感じが、我慢できないのだという。高層階の窓が外された吹きさらしの縁に近づくたびに「ウソでしょ? 私、世界一高いビルから転落しそうだわ」と、目の前が真っ白になりかけたそうだ。「だけど、本当に集中しているときは、そんな不安もどこかへいっちゃうのね。それに、いちばんハードなシーンを撮影しているのはトムなのよ。彼のことを心から尊敬するわ。彼は映画だけでなく、実生活でもスーパーヒーローよ」

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