告白(2010)のレビュー・感想・評価
全319件中、181~200件目を表示
心の奥の奥と映像の美しさのバランス
お正月に見る映画ではなかったけれど。
復讐が容赦なくて、それがいい。胸をうつ。
先生だからだとか、大人だからだとか、相手が未成年だからだとか、愛が足りないとか、そういうことを加味しない。そして、その主人公の復讐に満ちた思いに同調する。心が素直に反応する。
話の合間の映像の美しさが、現実と非現実をあいまいにさせていて、それがこの残酷な話を少しファンタジーにしてくれている。
ちなみに原作とはまた違う面白さがあった。そういえばドラマ「Nのすべて」も原作より面白かったな。
牛乳飲めなくなる
暗い映像の中、赤色だけがやけに目立つ。残酷なのにどこか美しく、スローモーションの活用が印象的だった。
予備知識なしで見た人はきっと、衝撃を受けると思う。少なくとも劇場へ観に行ったとき、帰り際は誰もが無言だったことを覚えている。
原作にほとんど忠実に作られていて、違ったのは最後の言葉くらいかもしれない。小説はまだ優しさを残して終わっていた。でも映画は……
「復讐はまだ続くんだ」「これで終わりだと思うなよ」と脅されているかのような、何とも身の毛のよだつ終わり方だった。
『告白』
松たか子、いや松サイコ。これは凄い。
体罰のない現在の学校に俺はピンと来なかったがこの映画はビンビンきた。
強烈な怖さに緩急つけた恐怖、シビレちった。
西井幸人、藤原薫、橋本愛の3人も良かった。
松たか子さんよ、アンタ... 怖かったよ。
ドッカーン
初めて観たのは不登校の時で
映画館で観ました。
あの時貰った鳥肌は忘れません。
不登校の理由は社会や人間関係にうんざりしたからでした。
私は今は学校に行っているのですが
たまに学校特有のジメジメとしたものをドッカーンとしてもらっています。
まあ、本質的は変わらないんですけどね。
中島哲也の監督・脚本家としての新たな魅力
中島監督の作品は、過去に「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」の3本を見ていたが、それまでとは全く作風の違う、湊かなえの原作をうまく映像化している点で、改めて監督兼脚本家としての才能を見せてくれた。
(「羅生門」あるいは原作の「やぶのなか」のように)パートごとに個々の独白でストーリーをうまく回して行くのは、原作の魅力ではあるが、それぞれの役者達が好演。とくに松たか子がいい。
ラストシーンの「一言」が原作と違う事によって解釈の幅が広がった点も、映画的手法として非常に良かったと思う。
救いがない
松たか子の薄気味悪さが際立ちます
素晴らしい演技力です
我が子を殺した犯人を心理的に追い詰めます
心を無くして表情を消して淡々と復讐を遂行する様子に背筋が凍りました
ファミレスのシーンとラストシーンで涙を見せますが、我が子を思ったか、良心からか…
一瞬現実に戻りますが、最後まで全く救いが無い物語です
この映画から何を学べば良いのか…学ばないことが学びかもしれません
個人的にはラストの爆発シーンが残念でした
何故か突然スペクタクルな?…
見せ場なのでしょうが最後まで淡々と描いて欲しかった
重くて気持ち悪いけど目が離せない映画です
原作のファンです。 原作にある展開のスピード感も残しつつの迫力は良...
原作のファンです。
原作にある展開のスピード感も残しつつの迫力は良かったです。
何より松たか子だけでも観る価値あるくらい松たか子の演技力に感心。
最後の爆発のシーンは要らないかな。
頭いいなぁ
奪われた大切な人への復讐を、暴力を振るうのではなく、心理的に追い詰める方法で復讐するという話
頭のいい生徒の一つ上をいく所は、あまりにうまく行くので怖さを通り過ぎてエレガントさを感じた
松たかこが淡々と生徒に話す感じも好き
突き放される
この世に理由なく悪人である人などいるのかなあ。彼らは他人に認められたいという欲求から行動しているだけだ。彼らのバックボーンが徐々に明かされて行くにつれ彼らがどうも憎めなくなってくる。
そんな事はおかまいなしに全てを巧みに操り復讐を遂げる末恐ろしい役所を演じる松たか子の迫力がものすごい。鬼気迫る演技とはこういうのかもしれない。
なんというか、この、作品に突き放される感じというのか。すごく好きです。
なーんてね
わけのわからない映画
過大評価されてるなと思ったのは自分だけ?
正直気持ち悪さも中途半端。
期待したのが悪かった。。。
役者の演技はよかったが、難しい映画だけに。。。
BGMもシーンに合わないなと。
なーんてね……
ケネディ大統領が狙撃された時に
側にいた夫人は飛び散る夫の脳みそをとっさにかき集めようとしたとか……
たとえ形は整えられても
そこに命は戻らない
人間は人生のどこかで誰かにそれを教えられる。
今回、子供達はそれを担任教師に教えられた。
でも、教師は言う
「私、そんな事をあんた達に教えようと思ってやったんじゃないんだからね!」って映画ですね
見てから三年。。。忘れられない衝撃作
自分がこの映画を見て三年たちますが、いまだにおすすめの衝撃作を教えてと友達に言われたらこれをお勧めしますね。他の衝撃作とはまた違ういい意味でとても不快感を感じる映画でしたね。松たか子。やっぱし素晴らしい
人の弱さを表現
人間の弱いところをすごくひょうげんしている。
原作の気持ち悪さもしっかりと表現されていて、邦画の中では相当いい作品だと思う!!
こういった細かい表現が求められる作品は日本はうまいのかもしれない。
なにかに耐えられずに人が崩れていく姿は実際にもありそうで、そして気持ち悪く、人の弱さを……
二度と観たくない傑作。なんてね。
私的には爽快な映画です。原作も凄くかなり大好きです。映画はとても綺麗に創られていて感動ものでした。劇場で観た感じとDVDを比較すると、おそらく他の多くの作品と同じく家鑑賞では、かなり劣りました。仕方がないのですか?あまり変わらない映画もあるんだけどなぁ。
全319件中、181~200件目を表示