劇場公開日 2010年5月1日

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劇場版“文学少女”のレビュー・感想・評価

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4.5ほんとうのさいわい

2017年11月20日
iPhoneアプリから投稿

偽装幼児退行をビンタしまくる琴吹さんが熱い。この人こそ幸せになってほしい。
美しいプラネタリウムのシーンがハイライト。文学の力で全てを浄化する文学少女に素直に感動できる。「ご覧の通りの文学少女よ。」ってどこがって思ったし、紙は食べるし、味の評価までするしで物語がはじまった時はそうでもなかったんだけれど最後にはすっかり入り込んでいた。

ほんとうのさいわいはなんだろう。ジョバンニとカンパネルラはここにもいた。劇場版999の鉄郎とメーテルを思い出す。
最初から最後まで映像がきれい。良いラスト。

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collectible

5.0文学少女らしさ

2014年7月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

幸せ

重いテーマなのに短い時間の中で逃げずに描き切れてて見応えありました。爽やかな気持ちになれました。悩みが解決するときのみうの苦悩の姿があまり描かれてなく、あっさりしていると感じましたが、全体としてテンポ良く進むすばらしい映画だと思いました。

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shinya_ohtani

4.0本を読みたくなり、文も書きたくなった

2010年12月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

絵の色使いがキレイだったなぁ
ブルーレイ上映ってアナウンス
あったけど関係あったのかなぁ
クライマックスは、いつものお約束どおり、
やっぱり、ウルウルしちゃいましたネ(苦笑)

〈 綺麗 汚い 〉
〈 なりたい自分 〉

主人公、天野遠子が
読んだ本のページを
食べてしまうキャラクターと
事前に知ってはいたものの、いざ、
スクリーンで目にすると、引いてしまいそうになる。

また序盤の萌えチックな、アニメのシーンの多さに、
本格的に引きかけましたが、そう感じたのは、序盤だけで
中盤以降は「えっ!どういうこと?」という、謎めいた話が
展開されていき、スクリーンから目を離すことができなくなってしまいました。

◇   ◇


本当

友情
愛情
独占欲

親から愛情を注がれたか
親から愛情を注がれなかったか

人を信じられるか
人を信じられないか

ストーリーの要所は
この4点に絞られます。

そこを
『文学少女』のタイトルが示すとおり、
宮沢賢治さんの本を交えながら、話は進められていきました。

色んなアニメへのオマージュも含まれていたのかな?

『空の境界』『涼宮ハルヒの消失』

なんかそれっぽい絵の構図っていうのかな。
声優へのリスペクトもこめられているのかもしれませんが、

どこかで観たことがあるなぁ
このシーン好きだったんだよなぁ

そんなシーンも含まれていて、
更に温かい気持ちにさせられました。

ストーリーは、ちょっとでも触れると
すぐにネタばれになりそうで、非常に書きづらい(苦笑)

上に列挙した4点だけでも
ネタばれになるかもしれません。

ただ、1点だけ。
クライマックスへの運び方は
アニメでなければできないような方法ではありません。

クライマックスの描写はアニメでしかできませんが、
そこに至るまでのバックボーン含め実写でも撮影は出来ると思います。

実際、実写の作品で終盤の肝になるシーンも
作品名は伏せておきますが、実写の映画で観たことがあります。

作中に出てくる本を含め
映画館のスクリーンにキラキラと
オマージュの星を散りばめさせた
素敵なアニメ映画になっていました(笑顔)

☆彡     ☆彡

主演の花澤香菜さん。
今作100人が参加したオーディションで
選ばれたそうです。異例なのはそれだけでなく、
5月1日『いばらの王』同じく花澤さんが主役を
務める映画作品が同日公開されています。こちらもGW中に鑑賞します(笑顔)

入野自由さん。
『モノクロームの少女』
実写映画で寺島咲さんの相手役。
舞台挨拶のとき、彼目当ての、
女の子だらけだったのですが、
今作で甘い声を聞いて納得しました。

え~、
実写より声優のほうが、何倍もいいです(苦笑)

文学少女。
なんか、無性に本が読みたくなりました。
そして、レビューを書きたくなりました。

不思議な力を持つ作品でした(笑顔)

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septaka

5.0PRODUCTION IGが制作しているので、文句なしの出来。

2010年5月1日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

PRODUCTION IGが制作しているので、作画、背景、演出など文句なしの出来。

思春期の男の子と女の子が織りなす太宰治的な死を絡めた物語の上に、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフにしているので、星空が度々出てくる。

冒頭の電車が川を渡るところでは、星空が川面に写し出されて、まるで銀河の中を通り過ぎいくように見える。

そして、一番の見せ場では、貸切のプラネタリウムに登場人物たちを集めて、文学少女・遠子先輩が語りはじめる。映画館のスクリーン全体に映し出される銀河の星々に、まるでプラネタリウムにいるような気分にさせてくれる。

虫の触覚のような長すぎる三つ編みの文学少女・遠子先輩と心やさしい主人公のコノハくんの二人だけの高校の文芸部。ポストに入れられていたヘンな鳥の絵が、コノハくんの封印していた過去の扉を開く。

乙女チックなキャラクターたちで、ラブコメなのかと思ったが、物語は昼ドラのようなドロドロしたもの(作品全体のモチーフが太宰治だからか)。愛と死をめぐる救いようのない話でも、最後は宮沢賢治の世界が奇跡を起こしてくれる。

爽やかや結末になってくれて、満天!

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