9 ナイン 9番目の奇妙な人形

劇場公開日:

9 ナイン 9番目の奇妙な人形

解説

麻布を縫い合わせて作られた人形が、古びた研究室で目を覚ます。腹部に大きなジッパー、背中に“9”というマークがあるが、自分が何者か分からない人形は、果てしなく広がる廃墟の世界へと歩き出す。すると、背中に“2”と描かれた自分と同じような人形に出会うが、2人は突如、巨大な機械獣に襲われる……。2005年のアカデミー賞にノミネートされた同名短編アニメーションを長編として映画化。監督は新鋭シェーン・アッカー、製作にティム・バートンとティムール・ベクマンベトフ。

2009年製作/80分/G/アメリカ
原題:9
配給:ギャガ
劇場公開日:2010年5月8日

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映画レビュー

3.5想像を促される作品。

2024年1月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ビジュアルは良くない。編みぐるみ風のデザインや動き、表情が素敵ではない。しかし、それも意図的であろう。というのも、今作の内容は未来を描いているように見せかけていて、真実の人類の歴史をあらわしている。
巨人族間で起こった戦の後、小型の人類を先住民である巨人が製造し今に至るという話を直接ではなく、このような作品にしたというわけだ。
飛躍しすぎていると思うかもしれないが、こういった難解な設定には真実が隠されているものだ。
ぜひ、想像力をフル活用して世界観を考察して欲しい。
そのようなメッセージを感じたので、勝手に想像してみました。

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Don-chan(Daisuke.Y)

0.5謎過ぎる

2022年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

2.0ハッピーエンドではない

2022年7月5日
スマートフォンから投稿
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ポム様

3.0ストップモーションアニメのような雰囲気のCGアニメ

2020年9月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

 ティム・バートンが好きそうなダーク・ワールド。世界観としては『ターミネーター』の設定そのまま、人間とマシンによる戦争が終結したところから始まる。小さな人形ではあるが、科学技術の粋を集めたAI小型ロボットだ。麻布の皮膚にジッパー、背中に“9”の番号。やがて他の番号の人形たちに出会うのだが、つい好奇心で世界を破滅に導いた“THE MACHINE”にソウルを注入してしまい、暗黒世界が復活してしまう。

 科学技術もある領域を超えてはならないといった、よくあるテーマなのだが、人形というキャラが斬新・・・そこだけ。AIとはいえ、それぞれに個性があり、特に女戦士の“7”は突出していた。また、巨漢で乱暴者のようだが仲間を守ることに優れた“8”も好きだなぁ。

 ストーリーは大したことないけど、途中アナログレコード盤で「虹の彼方に」が流れるところがとてもいい。不安な世界と戦後の復興、どこかに素敵な世界がきっとある!という希望の持てる歌がそのまま残された人形たちの未来を予言しているかのようでした。

【2010年5月映画館にて】

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kossy
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