グッド・バッド・ウィアード : 新作映画評論

現在の掲載作品数23659

映画

グッド・バッド・ウィアード

劇場公開日 2009年8月29日
RATE
RATE A
グッド・バッド・ウィアードのレビューを書く
見たい度
見たい度を投票
クリップ数
グッド・バッド・ウィアードをクリップ
  • グッド・バッド・ウィアードの作品情報
  • グッド・バッド・ウィアードの注目特集
  • グッド・バッド・ウィアードの映画評論
  • グッド・バッド・ウィアードの予告動画
  • グッド・バッド・ウィアードのフォトギャラリー
  • グッド・バッド・ウィアードのDVD
  • グッド・バッド・ウィアードの映画レビュー
  • グッド・バッド・ウィアードのグッズ
  • グッド・バッド・ウィアードの知恵袋
  • グッド・バッド・ウィアードのつぶやき

グッド・バッド・ウィアード 8月29日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにてロードショー

主役3人のキャスティングはハマっていたが、ドラマは生まれず

タイトルを見て「あれ?」と思った人はかなりの映画通。そう、これはセルジオ・レオーネの「続・夕陽のガンマン」(66年/英題:The Good, The Bad And The Ugly)をパクッた韓流西部劇だ。

1930年代の満州(現在の中国東北地方)に舞台を移してはいるが、大筋はオリジナルと変わらない。賞金稼ぎ(Good)と抜け目のない泥棒(Weird)、そしてクレイジーなギャングのボス(Bad)が、日本軍が持っていた宝の地図を奪い合うというもの。なるほど、満州は無国籍アクションには格好の舞台だし、日中戦争のきな臭さもある。しかも、朝鮮半島は日本の植民地にされているのだから、満州浪人ならぬ韓流無法者が暴れ回れば、抗日戦線や独立愛国ドラマの芽も出てくる。と、思ったのだが、いつまで経ってもどんなドラマも生まれず、ただ派手な銃撃戦を繰り返すだけ。これではキム・ジウン監督はただ西部劇のドンパチがやりたかっただけなのねと思わざるをえない。それなら自分のストーリーでやればいいものを。オリジナルに対する敬意も、新しいアイデアも何もなくて、最後の決闘の構図までちゃっかりいただきで撮っているのが悲しい。

唯一楽しめたのはキャスティング。Goodのチョン・ウソン、Badのイ・ビョンホン、Weirdのソン・ガンホ、3人ともキャラクターにはまっていて、こういう役者が揃っているのは羨ましくもある。肝心のお宝は最後まで伏せられているが、これがあれば日本は太平洋戦争をしなかったハズと言える重要なもの。それにしては日本軍の対応がおざなりなのも気になる。もっと歴史を勉強しなくちゃね。

森山京子

ブックマーク: Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに追加する livedoorクリップに登録する Buzzurlにブックマークする newsingにピックアップする

ABOUT THE MOVIE

(C)2008 CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

- PR -

ガイド

新作映画評 人気映画評論家による最新作批評のコーナー。近日公開または公開中の最新作の中から編集部が選りすぐった作品を、毎週3作品ご紹介。更新は、毎週火曜日。

読み込み中...