しんぼる ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想)

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しんぼる

劇場公開日 2009年9月12日
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松本人志、映画、思想…考察
投稿日:2009年9月12日
ロロ・トマシさんのレビュー

前作「大日本人」について松っちゃんが「誰も見たことない映画になった」みたいな発言をしてたのを、インタビュー記事かなんかで読んだ記憶があるんですが…自分が「大日本人」を観た時の率直な感想は「既視感に溢れた映画」でした。
別に批判とかじゃなくて、正真正銘、それは松本人志だった訳です。
ダウンタウンのコントに少しでも触れたことのある人なら、松本人志が撮った映画と、ハッキリ認識できたんじゃないでしょうか。

ただ…確かに…それは万人受けする内容じゃなかった。
「俺は全然平気だけど、これ、映画でもやっちゃうんだ」という思いが、鑑賞中(爆笑しながら)に何回も頭を過ぎりました。
そういう意味では「誰も見たことない映画になった」んでしょうねw

そして、今作「しんぼる」です。
これに関して松っちゃんは「ニュートラルな気持ちで観て欲しい」と発言してましたが…その通りだと思いました。
これはですね……松本人志の「枠括り」で観てはダメな映画なんですよ。
爆笑の連続であるのは確かなんです。笑いが止まりませんでした。
だけど、そこから先が存在するんです。笑いのその先――
ツマラナイ。クダラナイ。スバラシイ。オモシロイ…感想のレシピが様々に用意されている。
実はこれって、脅威なんです。
一辺倒を許さない図式。
お茶の間の、お笑い芸人の領域を遥かに凌駕している。

面白くない映画だよな……駄目な映画だよ……意味不明だし…と言う意見なら、ハッキリとレビューで一刀両断してください。
それはきっと正しい意見なんです。間違いない意見です。

でも、僕は思うんです。
映画って、両極端の意見が存在していて、初めて健全であると…

ここで、僕は「しんぼる」の感想を敢えて保留にします。
スコアの「A+」も暫定的に評価したものです。印象も付けません。

どうでしょうか、皆さん?
映画について…真正面から、今一度、考えてみませんか?

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