サマーウォーズのレビュー・感想・評価
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サマーウォーズを観ることが私にとっての帰省である
今日から夏季休暇。夏休みの初日に映画館でこの作品を観れるなんて再上映に感謝だ。先週は時をかける少女の再上映にも行ったが、どちらもほぼ満席。今日のサマーウォーズではエンドロールが終わると拍手が湧いていた。何度みてもいい作品だと思った。毎年夏が来たら、時かけとサマーウォーズの再上映をやるべきだろう。
日本の夏、時かけの夏、サマーウォーズの夏、だ。
いわゆる「本家」に生まれた私にとって、上田の栄おばあちゃんの家は(あそこまで豪邸ではないが)懐かしくて仕方がない。幼少の頃、親戚一同がよく集まる家だった。仕出し屋が料理を持ってきて、母の妹達は御勝手に立ち、テレビの前にはビール片手に甲子園を見ている叔父さん達がいて、遅れてやってくる風天来な従妹のお兄さんがいたり、誰だかよく分からないおじさんまで、色んな人が集まってカオス状態だった。デリカシーのない面倒なちょっかいなんかも、あるあるだ。本家のお母さんが出し物の順番を心配するシーンを見れば、そういえば座敷で演舞を披露している叔父さんがいたなぁ…とか、見る度に蘇る実家の風景がある。ほんとに小さい頃は、私も蚊帳吊った部屋で寝てたし、朝顔柄の浴衣を仕立てもらったな…。
それにしても細田守監督の描く「日本の原風景」は本当に美しい。映画館のスクリーンに映し出されると、改めて思った。青い空と入道雲、空が白んでくる時間から花開く朝顔、平屋建ての日本家屋の縁側や床の間からそれらを眺めるシーンは、4DX上映でもないのに、夏の匂いが漂ってくるようだった。私は細田監督のフラットで軽やかな人物描写もたいへん好みで、それがまた写実的に描かれた美しい背景と、互いを引き立て合っていると思う。これはもうNIPPONのプロモーションビデオと言ってもいいだろう。
今日もまた胸アツ展開に涙し、胸きゅんシーンに微笑みながら、あの頃の夏を懐かしんでいる自分がいた。
サマーウォーズを観ることが、私にとっては夏の帰省なのである。
ただいま。
夏になったら、見たくなる最高の映画
この映画を見ると、中学生だった昔の忘れてた気持ち、思い出を思い出します。
田舎の雰囲気、山下達郎の曲全てがマッチしていて最高の映画です。
何回見ても楽しく懐かしく面白い。
ツッコミどころが多くて没入しきれないところがもったいない
全体的には面白かったと思います。
が、物語に没入しきれないツッコミどころが多く、気になっているうちに観終わってました。
・主人公の影が薄すぎません?
(ばあちゃん、孫娘を託すのがこんな少年で良いの…?)
・ヒロイン、学校一の人気者…そんなに素敵でした?(すみません)
・後半のバトルについて説明少なくない?
・花札って説明いらないほどメジャーなゲームですか?
・衛星落ちてあんなんで済みます?
冒頭感じる「これは面白い映画だ!」という期待が
後半ガラガラ崩れていくような感じで悲しかったです。
『時をかける少女』細田守監督最新作
いかにもインターネットに無知な日本映画のお偉いさんが作った映画。この手の作品はITの現場に詳しい若手の技術者に全権委任して予算だけ全額出資というやり方の方が成功する。年寄りにインターネットは理解出来無いのは仕方ない事だから。初心者向きの専門書を読み漁って頑張って作ったという感じ。
もう少し前に見ていれば
ボスがAIなのがあまり好みじゃない
感情が無いものと戦ってもあまり感情移入出来ないというか盛り上がりにかける
ネットの世界が主流になっている現代で見たのが悪かったのかな、もう少し前に見ておけば面白く思えたかもしれないです(;o;)ざんねん
あ、でも神木隆之介の声はめちゃくちゃいいです
古さと新しさが入り混じった夏の日の物語
この映画の制作された時の前後をつないだ
古い時代と、新しい時代をつなぐ物語。
iPhoneの登場した頃
まだガラケーが占める頃
映画はその少し先を行きます。
物語全体を不思議な懐かしさで包み込み
家族をつなぐ信頼と愛に溢れています。
おそらく、今はもう消滅してしまったような
人の関係に強い絆を持たせたからでしょう。
それも戦国時代から続く家族に
新しい人を巻き込んで、、、。
それは遠い夏の日、二人で歩いた道。
縁側から向こうに映る雲の姿。
悲しいはずなのに勇気の出る場面。
望遠レンズで撮ったような場面。
その表現にハマりまくります。
何度観ても飽きずに
鑑賞できる映画です。
※
おばあちゃんの電話
の場面が心に残る。
夏のこの時期に上映するというのは、とてもよい。
「時をかける少女」とあわせて、毎年恒例のものにして欲しい。(それだけの需要はあると思う)
追記
声優さんがいいですね。特に栄おばあちゃん役の富司純子さん、よかったです。
いくら大家族でもね
ちょっとした出来心でハッカーに加担してしまった。現実、今も続く被害の原因で、好奇心から被害者兼加害者になってしまう電子機器系犯罪の典型だ。
そんなハッカーにバーチャル戦争を挑むわけで、主人公が巻き込まれるプロセスはうまいと思う。ここまでは、前振りなく機関車のようにぐいぐいと引っ張る。
ただ、解決方法がね。vs家族の力は訴えたかったテーマとしても、余りに世間離れしていて、ご都合主義の個人的許容を超えている。何となくシラケてしまう感じだった。
自分には面白さが分かりません
2009年8月1日公開の細田守監督作品です。細田監督は名前は聞いたことはありましたが、映画は初めて見ました。
結論、自分には面白さが分かりませんでした。当時、iPhoneもまだ出ていないガラケーの時代に仮想空間でアバターが活躍する世界を構想したのが新しいのかどうかはわかりませんが、ストーリー、キャラクターなど全てにおいて秀でるところはなく、感情移入も全く出来ません。監督自身が田舎出身であり、村社会の人間関係を美徳に描いているのかもしれませんが、現代の若者は全く馴染みがなく理解に苦しむのではないでしょうか。
そして、一番必要ないのがばあちゃん。家族がバタバタしてクソ忙しいときに電話で「やればできる。」行政の忙しさを全く理解できていない老害である。
細田守作品の中でいちばん好きな作品。 何度観ても飽きないし、おもし...
細田守作品の中でいちばん好きな作品。
何度観ても飽きないし、おもしろい。
ストーリーもネットワーク上の仮想世界と現実との合わさった世界観がさらにおもしろさを増している。
その世界観のみならず、家族の絆、相手を信じる心、諦めない気持ち、みんなで協力して手を取り合うこと、すごく大切なことが詰め込まれていてぐっとくるし、感動です。
みんなの心の支えになっているおばあちゃんがすごく素敵。
good speech by grams tho
ツッコミどころが多すぎて、気さくなキャラとテンポのいいストーリーにスムーズについていけなかった。感動的なシーンの映像は本当に綺麗だったのに、"よく分からん"状態で終わってしまった。
13年前の感想
細田監督の前作「時をかける少女」が好きで、
これも期待して見に行きました。
「家族」が主なテーマで、見に来ていた人も家族連れが多かったです。
世界観も今風な感じで、ネット社会の中で起こる大事件的な内容。
OZ(オズ) アバター 花札 家族 がキーワードかな。
自分は、「笑って泣ける映画」かなと期待していたが、
見終わるとそんな感じはなく、
後半 泣けて→よくやった!!(自分の解釈)
時かけの評価が高かっただけに、そんな印象に残らなった。
見てた人は、良かったとか良い映画って言っていましたが。
もともと原作があったのかもしれないし、そっちは見ていないので。
次回作に期待します
【ジャパニーズアニメが世界に誇る作品。仮想世界と、現実の長野の大家族との関連性を見事に表した一作でもある。夏になると何故か観たくなる作品でもある。】
ー これだけの、名作であるので詳細は書かない。
但し、今作を未鑑賞である方は、観賞機会があれば、是非にとお勧めしたい・・。-
◆感想
・今作の魅力は、現代世界でのリアルな長野県の大家族(特に凄いのは一族をまとめる栄大お婆ちゃんの姿である。)と、仮想現実の世界”OZ"との繋がりをリアルに見せる凄さであろう。
・訳ありの、侘助の本家を見返したい気持ちも本作に、絶妙に効いている。
・苛められていたカズマが開発した、「キング・カズマ」。だが、それ以上に強力なアバターが登場し・・。
<2020年1月18日 家にDVDがあるにも関わらず、4DXを、劇場にて息子と共に鑑賞した。
息子は、何故か夏になると、今作をDVDにて鑑賞していた。何故だろう・・。
と言えば、宮崎アニメは全作、家にあり、子供が幼き頃から“勘弁して下さい・・”と言う程、観賞して来た。
更に言えば、「ウルトラマン」「ウルトラセブン」もテープが擦り切れるほど、息子とは鑑賞した。
蛙の子は蛙と言う古い諺を思い出す、昨今である。>
新しくて、なつかしい
日本家屋の古くて懐かしい舞台に、ネット社会のバーチャルで新しい風をぶつけた、ユニークな設定。
登場人物は20人近くあり、収拾つかない人数だが、とても上手に描き分けてあり、それぞれが生き生きとストーリーに絡んでくる。
とくに、おばあちゃんの存在感は素晴らしく、気骨あり、行動力に溢れている。
ネットでも、リアル社会でも、大事なのは、人の繋がりなのだというメッセージが、おばあちゃん発信で、事態の収束につながる様が心地いい。
2014.5.9
夏の終りの哀愁
東京国立博物館の野外上映で夏の終りに見た。その印象が強く残っている。サマーウォーズと東京国立博物館の関係は 時をかける少女だと思う。
どうして、このアニメが面白いのか自分でも良くわからないが、ついつい、見てしまう。夏の終りの哀愁と言った所。
個性豊かなバラバラな家族が見せる一瞬の絆だ。面白い理由は。
初めまして!
サマーウォーズが大好きで、何回も放送されるたび録画して見ております!面白いですね!特にケンジくんの「よろしくお願いしまーす!」のシーンは痛快です。4dxで公開されるとの事ですがどなたか詳細ご存じの方おりませんでしょうか?よろしくお願いします。
どこまで理解できただろう
AI vs 人間?…みたいな内容で、
訳が分からない複雑な暗号が出てきて、内容をどこまで理解できたかは分からない。
その中で、人間模様としては、リアルな人間らしい描写がされている良いアニメ作品だと思いました。
アナログというか人(絆や機械に頼らず自分で動くこと)の大事さを感じたかな。それぞれのキャラクターに、なにかしらイライラする要素があるのも良い味なのかも。
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