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虚実おりまぜた物語
投稿日:2009年7月6日
xtc4241さんのレビュー
「レスラー」
やっぱり、先日リング上でなくなった三沢光晴のことを思い出してしましまった。
プロレス自体が「虚」もあり「実」もあるスポーツ・エンターテイメントだが、
三沢光晴はプロレスを愛し誇りをもっていたひとである。
賛否両論はあるだろうが、この監督は、プロレスを愛していることは確かだろう。
僕は支持してしまう。
そして、ミッキー・ローク。
稀代のプレイボーイとして、軽蔑の対象ですらあった男が、
自身の転落と重ね合わせたこの作品で、よりリアルなプロレスラーを演じていた。
その顔のしわや傷が一段と意味あるものなっていた。
前のプレイボーイでない、過酷な生活が、人生がそこにはあった。
そして、ストリッパー役のマリサ・トメイも、カオス的世界のなかの純情を、
主題歌をうたったブルース・スプリングスティーンも人生の悲しさと喜びを、
表現していたと思った。
傑作だと思った。
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