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自ブログより抜粋で。
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仕事にも人生にも行き詰まった感アリアリの女性が子供の頃を回顧。少女時代の成長物語の末に現在の自分も自信を取り戻すという、プロット的にはありがちな再生ストーリーと言っていい。
始まったあたりは、ちょい滑り気味のゆるい笑いにどうなることかとヒヤヒヤさせられもしたが、現在、小学生時代、高校生時代、それぞれの年代を演じるキャスト陣が皆芸達者な演技派の上、演出的にもしっかりと表情を見せる腰の据わった正攻法で、いつしかどっぷりと作品世界に引き込まれていた。
(中略)
まず驚かされたのは、ポスターや宣伝スチールのポップな色彩からは想像つかない、意外なほどヘビーな内容。
過去の主人公たち女の子三人組は外見こそ可愛らしいのに、それぞれの家庭はろくにお風呂に入れないほど貧乏だったり、すぐに親からぶたれたり、父親が出て行ったり、と、なにやら問題もいっぱい。それでも、というか、そんな境遇だからこそ、ほったらかしの少女たちは自由奔放に野山や海岸を駆け回り、大人の世界に憧れ、いつか手にするであろうシアワセを夢見る。
その瑞々しいいじらしさと美しい四国の自然に郷愁を感じながら、深津絵里演じる現在の菜都美同様、己の幼少期に思いをはせる自分がいる。
また、いい歳をした自分としては、現在の菜都美にも共感せずにおれない。
幼い頃に思い描いた未来より現実の社会はずっと厳しくて、自分で選んだ道のはずなのに、ちょっと先すら見えなくなって立ち往生してしまう。
そんな菜都美にも自分を重ね合わせ、己のことのように身につまされる。
回想シーンでは男の子顔負けのやんちゃな女の子たちの日常的なエピソードが紡がれていく。
彩度の高いパステルカラーな色調で統一されたこの映画から受ける見た目の印象は、実にファンタスティックなものだ。
が、それは少女たちの物語を寓話的に描くというより、苦々しい境遇をはねのける少女らの明るい心象風景として映った。
自分は男だが、自分なりの懐かしい光景を思い浮かべ、彼女たちのわんぱくぶりを子供時代のリアルな描写として受け止めながら、と同時に、あの頃は子供なりの“明るい未来”を想像していたよなぁ、と、そんなノスタルジーな気分に浸った。
女の子三人組の衣装や、自転車、カバンなどの小道具のイメージカラーが時代をまたいでもそれぞれの個性として統一されていて、さらにそれは三者三様に延びる人生の“道”を暗示する。
小学生時代、自らの強い意志できみこ(三吉彩花)、みさ(佐藤初)を友だちに選んだなつみ(森迫永依)。
やがて、自分よりも早く大人になっていくきみこ(波瑠)、みさ(高山侑子)の生き方に憤りを覚えるなつみ(大後寿々花)。
いつも一緒に歩んできたはずの三人の“道”が、ついにそれぞれの方向に向かい始める“泥まみれの決別の時”。
「ここじゃないどこか」へと続く道を選べずにいたなつみの背中を押す、優しさに満ちた“友だち”の強い言葉に落涙。
そのクライマックス以降、映画は矢継ぎ早の涙腺攻撃を仕掛ける。
深津絵里の演じる現在パートは原作にない映画版オリジナルらしいが、それゆえにより映画的な終幕へ向け、用意周到に仕組まれた伏線が次々と回収されていく。
こと、「なっちゃん」にはしてやられた。これはずるいとまで思った。
バラバラの道に進んだ友だちから届いた溢れんばかりの想いが、再び菜都美を後押しする。
菜都美の静かな決意で映画は幕を閉じるが、そこはゴールではない。
ウサギ追いし“シアワセの道”は、今もどんどん延びてるんだから。

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主人公の過去の話が関西弁で進んでいくので(厳密には愛媛弁というのだろうか)、私も関西弁を話すのですぐに馴染めた
話の展開としては突飛なものではなく先が読める しかし主人公達の楽しみ、悲しみ、怒りがものすごく伝わってきて見ごたえがあった クライマックスでは胸が痛くなるほど
過去の話の中での役者の笑い方に若干違和感を覚えたものの、楽しめた また幸せについても考えさせるものがあった 果たして自分は今幸せなのか、過去はどうだったのか、未来はどうなのだろうか

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「色即ぜねれいしょん」が文化系男子の青春なら、
この映画は自然系女子?の青春とも言えようか。
やる気のない漫画家・深津絵里の締め切りに追われながらも何もやらない日々と、
過去の想い出が交錯する映画。
話としてはなんてことはないありふれたものだけれど、映画全体を包む自然な空気感が心地よい。
「色即ぜねれいしょん」と対比させたが、セットで観ると尚良いのかもと個人的には思った。
全くつながりのない「色即ぜねれいしょん」と「女の子ものがたり」ですが、どこか共通点があるような気がした。
それは人生は出会いと別れの繰り返しことなのかもしれない。
まさにそんな真理を感じさせてくれる映画だ。
エイベックス配給映画、中々侮れない。

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西原さんはすごい人です。逆境にめげない偉大な人です。尊敬してます。私は彼女の愛にあふれる作品の大ファンです。彼女の生い立ちについてもいろいろと読んだりかなり詳しいほうなんです。
うーん、この映画は残念!!たぶんミスキャストなのか演技指導不足か・・・
みんなキレーで全然貧乏臭くないし、リアルさが皆無。台詞回しも劇団みたいで方言もうそっぽい。
映画全体にオシャレな感じすらしました。衣装担当の人のセンスがいいんでしょうね・・・レトロで色使いが素敵でした。ってそんなの期待してなかったんです。
もっとつらくて熱くて激しいものを期待してました・・・

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「毎日かあさん」アニメ化!「いけちゃんとぼく」映画化!2009年は、“サイバライヤー”!ってことで、西原理恵子センセの自叙伝的作品の映画化。もおね、“西原ワールド”全開です。
タイトルから受ける印象は、とても可愛らしいと思われるのですが、なかなかコレがどうして、“貧乏”“借金”“蒸発”“DV”etc,etc…と、不幸の吹き溜まりのようなキーワードのオンパレード。この映画、まさしく西原さんの漫画を、テイストそのまんま実写化しちゃってます。西原さんの漫画と言えば、『ほのぼのタッチの絵で、とてつもなく辛辣且つドギツイ話を描き、でもラストにはじんわり、ウルウルさせる…』っていうイメージを、吾輩は持っておりますが、この映画は本当にそのまんま!いやあ、すんごい“実写版”です。
『女の子の「スタンド・バイ・ミー」を目指した』と、プロデューサー女史は語っておられますが、正にそのイメージどおりの映画に仕上がっていると思います。“大人になりきれない大人の女”が、それまで避けてきた自らの過去に、或る日正面から向き合い、そこにかつて確かに存在した“友だち”との掛けがえのない日々を、もう一度自分の記憶の中で辿り、そしてそれをステップに人生の新しい1歩を踏み出す…。吾輩“男の子”でございますが、ラストには何かもう訳もわからず、ただ号泣してしまいそうになりました。“あの頃の、友だちに会いに行く旅”これは性別を問わず、誰の心にも必ず“グッ”と去来する物があると思います。この映画は、そんなところをど真ん中の直球で突いてきます。イイ意味で、堪りません…(>_<)。
世代別に、幼少のころ(なつみ:森迫 永依、きいちゃん:三吉 彩花、みさちゃん:佐藤 初)→高校生時代(なつみ:大後寿々花、きいちゃん:波瑠、みさちゃん:高山 侑子)を演じた“女の子”たちが、みんな一生懸命で、観ていてとても好感が持てました。ホント、みんなとても頑張っています。そしてそれらを受けての深津 絵里の演技が、この映画に適度な深みと、何とも言えない優しさをもたらしています(永依ちゃん→寿々花ちゃん→深津 絵里…チョット顔的には“?”なんですが(^^;)。
西原さん自身も、“うわさ好きの近所の主婦”という重要な(?)役割で、出演されています(決して“カメオ”ではございません!)。そして、作中には西原さん描き下ろしの壁画も登場します。この辺りもお見逃しなく!

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★
やられちゃった。唐突に、完全にやられた。
とは言っても、森迫永依を含めた子役3人は方言のせいもあってか、
それほどいいとは思わず。
森岡利行監督は“子猫の涙”では藤本七海に相当助けられてたんだなと、
子役の使い方もそれほどよくないなと思ってしまった。
その後の学生時代からは高山侑子は完全に浮いており、
大後寿々花も学生時代はまだよかったが、
結婚をするような年齢になってからは波瑠の方がしっくりきていた。
深津絵里のダラダラしたズボラな雰囲気はいいものの、
面白くもないネタを繰り返すし、
西原理恵子の自伝的な作品であることは分かっていたものの、
どこに向かおうとしてるのか、焦点はどこなのかが分からず、
“いけちゃんとぼく”同様に描かれるきつい虐めやそれぞれの現実、
女性のどうしようもない行動には、
それに対して主人公が抱き続ける思いのような、
こういう部分を描きたいのかと、だんだん分かってきたが、
森岡利行監督も今作は微妙かなと、思っていたのですが、
ある事が起こった後の、唐突に訪れた厳しくて、愛の溢れる突き放しに、
子供時代とは逆の立場で、逆の結果を導く行動に、
完全にやられてしまって、思わず天井を見上げてしまった。
どっと出ちゃいそうだったんで。
その後も蛇足かなと思っていたら、またグッときてしまう。
主人公は親友との思い出を胸に前を向いて生きて行けるんだろうな。
そんな思い出がある人はいいな。
ちょっと遅かったかもしれないが、いやそんなことはないか、
田舎に帰れる人はいいな。
★

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「すべての女の子を元気にする」っていうより、私には切ない作品でした。
育った環境とか、親とか、友達によって、既に未来は決まってるんじゃない?
って思うことがある。
なぜなら、負の連鎖から、抜け出すことは大変なことだから。
でも、この映画の主人公は、友達によって、未来が変わって、現在がある。
普通の家庭で育って、上京したわけじゃない自分は、昔の友達にも、頻繁に会える
環境にある。だからって、それが幸せってわけでもないし、幸せってなんだろう?
って改めて考えさせられる作品です。